2730ジャパンカレントロータリーEクラブ
2023-24年度 第32回(通算第409回)例会を開催いたします。
GWで2週間休会でした。皆さまどのように過ごされましたでしょうか。私は当番で出勤だったのですが、物流関係の仕事をしているとGWの交通渋滞は毎年頭を悩ませるところです。高速道路の渋滞状況をチェックしていても結局自分達ではどうすることも出来ず、とにかく早く渋滞を抜けて欲しいと祈るしかありません。関係者の尽力もあってこそですが今年は思ったほどの遅れは発生せず安堵しました。
話しは変わりますが、4月25日(土)、えびの市にて宮崎西部グループのIMが開催されました。IMとは、以前「例会の質問」でも取り上げましたが、インターシティーミーティングの略です。グループ単位で、ガバナー補佐が主催して開かれることが多く、知識を広め深めるとともに、グループ内の会員の親睦を図るもので、テーマはロータリーのこと、一般社会のことなど、そのときに話題になっていること、考えなければならない問題点を講演やフォーラムなどの様々な形式で行われるものです。
日時:4月25日(土)13:30~18:30
場所:えびの市文化センター、道の駅えびの
参加者:45名
内容:防災士による講座及びワークショップ「クロスロード」
懇親会

宮崎西部グループガバナー補佐 吉村様の挨拶

ホストクラブ えびのRC 会長 石坂様の挨拶

講座の様子
講座の中では、南海トラフ巨大地震が発生した最悪の場合を想定して、宮崎県沖から、四国沖、和歌山県沖、愛知県沖、静岡県沖で次々に震度7クラスの地震が発生したとして緊急地震速報を流しながら緊迫した様子が伝わってきました。
一つの地域だけでなく、広範囲で大型地震が発生した場合、物資が不足すること、救助が行き届かないことは明白です。南海トラフ巨大地震に対する自分の認識の甘さを感じました。

地震が発生した場合、机の下等に潜ると言われますが、それは耐震構造の建物の場合であり、耐震構造でない建物の場合は頭上を保護して屋外に避難した方が良いとのことでした。

公助(行政や消防などの公的機関による救助・援助)は、それを行う人たちも被災しており、遅れが発生する上に全員には行き渡らない。自分たちの安全を自分達で守る「自助」と地域や近所の人が互いに協力し合う「共助」がいかに大事かというお話しでした。

過去の大震災における犠牲者の死因割合として、関東大震災は火災による「焼死」、阪神・淡路大震災は建物の倒壊等による「圧死」、東北大震災は津波による「溺死」がそれぞれ最も多いとのことでした。

後半はクロスロードゲームを行いました。

それぞれの立場で問題が用意されており、それに対してYesかNoかを選び、その選んだ答えの問題点をあげて発表するというものでした。
問題:防災のため、風呂の残り湯を浴槽にためておくといいと言われる。しかし、浴室がカビるかもしれないし、湯垢がつくと掃除が面倒。それに滅多に災害なんてこない。それでも残り湯をためておく?

過去の震災におけるライフライン復旧までに要した日数。電気が一番早く復旧し、その次がガス、水道は大幅に遅れる傾向にある。汚れ等は気になるかもしれないが、お風呂の残り湯はためておいた方が良いとのことでした。
問題:防災には近所付き合いが大事だと言われるが、地域自治会に入ると、集会や一斉清掃やお祭りなど月に2階は行事に出なくてはならない。仕事を抱えてそんな暇はないとも思う。それでも自治会に入る?
問題:大きな地震のため、避難所(小学校体育館)に避難しなければならない。しかし、家族同然の飼い犬“もも”(ゴールデンレトリバー、めす3歳)がいる。一緒に避難所に連れて行く?

災害時にペットと一緒に避難するかどうかは賛否ありますが、環境省のガイドラインではペットと同行避難することが基本とのことでした。
問題:ようやく手に入れた新築マンション。何度もショールームに通って吟味したインテリアに二人とも大満足。しかし、大地震がきたら家具が倒れるかもしれない。格好は悪いが耐震金具を家具につける?
問題:自身で自宅は半壊状態。家族揃って避難所へ。ただ、日頃の備えが幸いして、非常持ち出し袋には水も食料も3日分はある。一方避難所には水も食料も持たない家族多数。その前で非常持ち出し袋をあける?

えびのRCクラブの会員が持ち寄った防災グッズの一例

テントの中にも入らせて頂きました

折りたたみヘルメット

着用するとこのような感じ

懇親会会場
今回、参加者全員に非常食用のドライカレーが1食ずつ配られました。えびのRCの石坂会長のお話では、当初違う防災グッズを準備する予定だったとのことです。しかし、能登半島地震や各地で地震が発生している影響で、調達出来なかったとのことでした。
クロスロードゲームの問題にありました、ペットの問題、そして非常持ち出し袋の問題等、平時で考えることと、いざ災害に見舞われた時とでは自分が取る行動は変わるかもしれません。明日をも知れず、そしていつまでかも分からない状況に置かれた時、精神的、肉体的に疲弊していると、正常な判断も出来ないかもしれませんし、それぞれの立場で意見も違うと思います。
今回参加して、まずは自分の身を守る為の準備・対策をすること、そして助け合いが出来る人付き合いが重要だと思いました。
・10周年記念式典最終打合せ
・日 時:2024年5月25日(土)11時~16時
※都城4RC合同清掃活動(ロータリー奉仕デー)終了後に実施
・場 所:地区事務所
・その他:4月30日送付のメールを確認し、5月15日(水)までに参加可否を幹事へ連絡ください。
- (1)今後の予定
・2024年6月23日(日) 2730ジャパンカレントロータリーEクラブ10周年記念事業
・2024年7月27日(土) クラブ会計監査(姶良市)
(1)都城4RC合同清掃活動(ロータリー奉仕デー)の開催について
・日 程:2024年5月25日(土)
・場 所:城山公園駐車場(都城市都島町)
・時 間:9時30分集合、清掃10時~11時
・その他:4月30日送付のメールを確認し、5月15日(水)までに参加可否を幹事へ連絡ください。
(2)日南RC創立70周年記念式典・祝賀会の開催について
・日 時:2024年6月15日(土)15:30~受付
・場 所:ホテルシーズン日南
・参加者:宮本
・登録料:10,000円(振込)
(1)台湾東部地震被災地支援金について
・内 容:4月14日にメールで地区からの依頼文章を送付していますので確認ください。
・その他:寄付希望の方は幹事へ連絡をお願いします。
(2)地区研修協議会 運営の協力依頼について
・日 時:設営・準備 2024年5月18日(土)15:00~
当日対応 2024年5月19日(日)8:00~16:30
・場 所:霧島市民会館、国分シビックセンター他
・参加者:今柳田、廣田、今福
・登録料:3,000円(当日支払い) ※地区研修協議会参加者以外
(5)地区研修協議会の開催について
・日 時:2024年5月19日(日)9:00~受付
・場 所:霧島市民会館
・参加者:吉永、宮本、今柳田、廣田、今福
・登録料:6,000円(振込)
例会プログラム計画が、各会員への配信されておりますので、
例会が滞りなく行われますように、例会プログラム委員会用のメールに
提出のご協力をお願いします。
①提出期限:例会日10日前
②提出先:SAA 宮本 健児
例会プログラム委員長 今柳田 幸代
③例会プログラム委員会メール:rec2730.reikai@gmail.com
①他クラブの例会や行事でメークアップ補填
証明書や証明になる書類を添付して、補填する「例会回数」を連絡する。
②自クラブの行事でのメークアップ補填
補填する「例会回数」を連絡する。
③報告先:幹 事 今福 修吾
副幹事 柴田 伸久 まで
なし
以 上
今年度の会員卓話は、『創立10周年を迎えるにあたって ~わたしとロータリーと職業奉仕~』としました。
今年は10周年を迎える記念となる年になります。そこで、これまでロータリアンとして、Eクラブ会員として活動してきて感じたこと、自分自身の変化、職業奉仕の考えなどについて、会員皆さまの話を聞かせていただきたいと考えました。特に、チャーターメンバーの皆さんにおいては、この10年間の変化、例えば、仕事における役職(役割)の変化に伴う職業に対する考えや取り組みもの変化なども、述べていただけたらと思っています。
また、会員卓話では会員一人一人の話を聞ける貴重な機会となっています。この機会を活用し、会員相互の親睦を図るとともに、個々の考えを今後のロータリー活動に活かしていける良い機会としていただけたらと思っています。
よろしくお願いいたします。
『創立10周年を迎えるにあたって ~わたしとロータリーと職業奉仕~』
直前会長 中村 泉
皆様、GWいかがお過ごしでしたか?
私は、毎年恒例ですが、妻の実家に行きました。行き帰りの車中にてたわいもない会話に幸せを感じるよき時間でした。
今回この卓話を書くにあたり、自分の10年を振り返ることになり仕事の変化を考えると、正直言って辛かったです。
創立年度は子供が産まれた年でもあり、自分自身仕事もプライベートも活気のある頃でした。しかし世間に新型コロナが始まる4年前GW前に、27年勤めていた会社からの突然のリストラから始まり、父の闘病生活とその看護、自身の体調不良とが重なり、次の仕事は自分からリタイアした事など。辛い時期もありました。
私はひとりで悩みましたが、将来に悲観はしていませんでした。なぜなら私はRAC時代からの教訓として「ピンチがチャンスである」と知っているからです。家に帰れば妻子がいる。例会を覗くと仲間がいる。悲観が許されない場にいたとも言えます。
今考えるに、終身雇用の崩壊した時代のキャリア不足、高年齢の親との関わり、自身の体調の変化に対応が出来なかっただけのことなのです。対応策を立てればいいだけなのです。
現在は再就職して半年。2ヶ月に1回父と共に病院に行き健康に注意しています。
人生100年時代、まだ折り返し地点です。ここから新たなキャリアを積みながら仕事に従事し、親との関わり、自身と家族の健康管理に注意します。
私にとってロータリーとは、仲間、先輩がいる場であり、例会研修等は自己研鑽啓発する場であると考えています。過去の自己10年を振り返るとピンチがあったので、未来の10年後はチャンスしかないと思っています。
最後になりますが、皆様に感謝の気持ちと私の家族、父、妻子の写真を添付します。