「ロータリーの目的」
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、
社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、
日々、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、
親善、平和を推進すること。
付記
「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動を
おこさなければならないものであるということで、RI理事会の意見が一致した。
(ロータリー章典26.020)
2730ジャパンカレントロータリーEクラブ
2023-24年度 第32回(通算第409回)例会を開催いたします。
GWで2週間休会でした。皆さまどのように過ごされましたでしょうか。私は当番で出勤だったのですが、物流関係の仕事をしているとGWの交通渋滞は毎年頭を悩ませるところです。高速道路の渋滞状況をチェックしていても結局自分達ではどうすることも出来ず、とにかく早く渋滞を抜けて欲しいと祈るしかありません。関係者の尽力もあってこそですが今年は思ったほどの遅れは発生せず安堵しました。
話しは変わりますが、4月25日(土)、えびの市にて宮崎西部グループのIMが開催されました。IMとは、以前「例会の質問」でも取り上げましたが、インターシティーミーティングの略です。グループ単位で、ガバナー補佐が主催して開かれることが多く、知識を広め深めるとともに、グループ内の会員の親睦を図るもので、テーマはロータリーのこと、一般社会のことなど、そのときに話題になっていること、考えなければならない問題点を講演やフォーラムなどの様々な形式で行われるものです。
日時:4月25日(土)13:30~18:30
場所:えびの市文化センター、道の駅えびの
参加者:45名
内容:防災士による講座及びワークショップ「クロスロード」
懇親会

宮崎西部グループガバナー補佐 吉村様の挨拶

ホストクラブ えびのRC 会長 石坂様の挨拶

講座の様子
講座の中では、南海トラフ巨大地震が発生した最悪の場合を想定して、宮崎県沖から、四国沖、和歌山県沖、愛知県沖、静岡県沖で次々に震度7クラスの地震が発生したとして緊急地震速報を流しながら緊迫した様子が伝わってきました。
一つの地域だけでなく、広範囲で大型地震が発生した場合、物資が不足すること、救助が行き届かないことは明白です。南海トラフ巨大地震に対する自分の認識の甘さを感じました。

地震が発生した場合、机の下等に潜ると言われますが、それは耐震構造の建物の場合であり、耐震構造でない建物の場合は頭上を保護して屋外に避難した方が良いとのことでした。

公助(行政や消防などの公的機関による救助・援助)は、それを行う人たちも被災しており、遅れが発生する上に全員には行き渡らない。自分たちの安全を自分達で守る「自助」と地域や近所の人が互いに協力し合う「共助」がいかに大事かというお話しでした。

過去の大震災における犠牲者の死因割合として、関東大震災は火災による「焼死」、阪神・淡路大震災は建物の倒壊等による「圧死」、東北大震災は津波による「溺死」がそれぞれ最も多いとのことでした。

後半はクロスロードゲームを行いました。

それぞれの立場で問題が用意されており、それに対してYesかNoかを選び、その選んだ答えの問題点をあげて発表するというものでした。
問題:防災のため、風呂の残り湯を浴槽にためておくといいと言われる。しかし、浴室がカビるかもしれないし、湯垢がつくと掃除が面倒。それに滅多に災害なんてこない。それでも残り湯をためておく?

過去の震災におけるライフライン復旧までに要した日数。電気が一番早く復旧し、その次がガス、水道は大幅に遅れる傾向にある。汚れ等は気になるかもしれないが、お風呂の残り湯はためておいた方が良いとのことでした。
問題:防災には近所付き合いが大事だと言われるが、地域自治会に入ると、集会や一斉清掃やお祭りなど月に2階は行事に出なくてはならない。仕事を抱えてそんな暇はないとも思う。それでも自治会に入る?
問題:大きな地震のため、避難所(小学校体育館)に避難しなければならない。しかし、家族同然の飼い犬“もも”(ゴールデンレトリバー、めす3歳)がいる。一緒に避難所に連れて行く?
