2730ジャパンカレントロータリーEクラブ
2023-24年度 第17回(通算第394回)例会を開催いたします。
先日、24時間テレビの寄付金を10年間に渡って着服していたとの報道があり、衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。24時間テレビの寄付金に限らず、寄付金がどのように使われているのか、そもそも寄付金がいくらなのか、寄付した側には分かりません。募金活動の趣旨に賛同し、その為に使われていると信じて寄付したお金が着服されているとしたら・・・。今後の募金に多大なる影響を与えることと思います。
当クラブも設立当初からポリオ撲滅の為の街頭募金活動を行っておりますが、参加者で即日集計し、募金額を共有し、全額ロータリー財団へ振り込んでおります。実際に街頭に立って寄付を呼び掛けたことがある方は分かると思いますが、素通りする人が多い中、足を止めて寄付をしてくださる方々には、金額の問題ではなく、寄付をしてくださるという行為に感謝の気持ちでいっぱいになります。そのお金を個人的に着服しようという発想にはなりません。10年間も着服していることに気づかない管理体制も問題ですが、人の善意ではなく「お金」としてしか見ていない身勝手な行動に憤りを感じました。
「知らぬが仏」という言葉がある通り、今回の報道がなければ、自分の寄付が良いことに使われていると信じ、不信感や憤りを感じることはありません。実際、これまでの10年間、この報道が出るまで知らなかった訳です。着服をした人が悪いのは当然ですが、報道によって寄付金をきちんと本来の目的に使用し、誠実に対応している人まで疑われるのは残念なことです。人の善意につけこんで私腹を肥やすのは以ての外ですが、疑って寄付をしないという風潮にならないことを祈ります。
ロータリークラブの寄付と言えば、ロータリー財団や米山記念奨学会を思い浮かべる方も多いと思います。どちらも財務状況は年度ごとに報告されており、透明性を重視しています。
12月は歳末助け合い募金がありますが、私は詳細が分かっていなかったのでネットで調べてみました。
・歳末助け合い募金は共同募金運動の1つです。
・集まった募金は、地域の見守り活動や福祉サービス事業などにも使われます。
・歳末助け合い募金の活動期間は、12月1日からの1か月間だけです。
・歳末助け合い募金には、地域歳末助け合いとNHK歳末助け合いがあります。
・地域歳末助け合いは、誰もが孤立する事なく、安心して暮らすことができる福祉のまちづくりへの幅広い理解と参加を図るものです。寄付金は、お正月料理を配りながらの見守り訪問などの活動に使われます。
・NHK歳末助け合いは、福祉施設を利用する人の日々の生活に必要な車いすなどの介護用品や、業務用調理器具、生活用品購入や、災害時に利用者の命を守る防災用品の購入に活用しています。
ただ寄付するだけでなく、その中身も理解することが大事ですね。
2023-2024年度 第17回(通算第394回例会)幹事報告
なし
- (1)クラブ研修会について
・日 時:2023年12月16日(土) 13:00集合 13:10 開会
・場 所:メインホテル 地区事務所(都城市)
・内 容
[12月16日(土)]
※参加者:吉永、今福、花里、柴田、今柳田、廣田、松岡
①13:10 開会
②13:15 研修Ⅰ 会員増強(会員候補者の選出)について(廣田会員維持増強委員長)
③14:30 研修Ⅱ 創立10周年記念式典につい(今柳田実行委員長)
④16:00 研修Ⅲ 笹山GEとの意見交換について(松岡研修委員長)
⑤17:00 講評・片付け
[12月17日(日)]
※参加者:吉永、中村、今福、宮本、花里、柴田、今柳田、廣田、松岡
⑥9:00 研修Ⅳ クラブ戦略計画について(中村戦略委員長)
・その他:各研修の講師の方は、資料の作成をお願いします。
(2)クラブ懇親会について
・日 時:2023年12月16日(土) 18:30~
・場 所:「炭火焼・肉酒場 火なた」 都城市牟田町18-12-1
・会 費:4,000円
・参加者:吉永、中村、今福、花里、柴田、今柳田、廣田、松岡、松岡奥様
・ゲスト:笹山ガバナーエレクト
・その他:学友の方やRACの方に声掛けしています。
(3)理事会・年次総会について
・日 時:2023年12月17日(日) 10:00~
・場 所:メインホテル 地区事務所(都城市)
・参加者:吉永、中村、今福、宮本、花里、柴田、今柳田、廣田、松岡
・内 容:
①10:00 理事会
②11:00 年次総会
③12:00 解散(昼食無し)
・その他:各委員会報告等の資料作成をお願いします。
- (1)鹿児島醸成RC例会場変更について
・変更日:2024年1月~
・例会場:旧)レクストン鹿児島 ⇒ 新)サンデイズ鹿児島
・新住所:〒892-0844 鹿児島市山之口町 9-8 TEL 099-227-5151 FAX 099-227-3667
・その他:例会曜日・時間(第 1・3 火曜日 12:30~13:30)
- 及び夜間例会会場(第 4 火曜日19:00~ベローゾ)に変更なし
-
(1)第9期RLI-2730パートⅢの開催について
・日 時:2023年12月17日(日)9時15分~15時30分
・場 所:学校法人豊栄学園 都城東高校
・参加者:なし
例会プログラム計画が、各会員への配信されておりますので、
例会が滞りなく行われますように、例会プログラム委員会用のメールに
提出のご協力をお願いします。
①提出期限:例会日10日前
②提出先:SAA 宮本 健児
例会プログラム委員長 今柳田 幸代
③例会プログラム委員会メール:rec2730.reikai@gmail.com
① 他クラブの例会や行事でメークアップ補填
証明書や証明になる書類を添付して、補填する「例会回数」を連絡する。
② 自クラブの行事でのメークアップ補填
補填する「例会回数」を連絡する。
③ 報告先:幹 事 今福 修吾
副幹事 柴田 伸久 まで
なし
以 上
今年度の会員卓話は、『創立10周年を迎えるにあたって ~わたしとロータリーと職業奉仕~』としました。
今年は10周年を迎える記念となる年になります。そこで、これまでロータリアンとして、Eクラブ会員として活動してきて感じたこと、自分自身の変化、職業奉仕の考えなどについて、会員皆さまの話を聞かせていただきたいと考えました。特に、チャーターメンバーの皆さんにおいては、この10年間の変化、例えば、仕事における役職(役割)の変化に伴う職業に対する考えや取り組みもの変化なども、述べていただけたらと思っています。
また、会員卓話では会員一人一人の話を聞ける貴重な機会となっています。この機会を活用し、会員相互の親睦を図るとともに、個々の考えを今後のロータリー活動に活かしていける良い機会としていただけたらと思っています。
よろしくお願いいたします。
『創立10周年を迎えるにあたって ~わたしとロータリーと職業奉仕~』
会員増強委員会 廣田みき
創立して10周年、笑顔で迎えられることを嬉しく思います。
最初、Eクラブを作れる、立ち上げられるという話しを会社のオーナーから聞き、そういうロータリーがあるんだと聞いていました。ローターアクトOBOGを中心に準備を進めるという流れの中で、卒業のないロータリー、続けられるのかという不安もありましたが、お誘いいただけるのは有難いことだと思い、いけるところまでいくしかないなと思っていました。立ち上がって数年はとにかく続けるということを考えて参加していました。
最初は研修委員会ということで、菊地さんが委員長で私と2人委員会。例会原稿について「ロータリーのいろは」という本をいただき、この記事を投稿していきましょう、とその打合せのためにわざわざ宮崎市から鹿児島市内の当時勤めていた会社へ出向いてくださり、サロン改装中だったために、事務所で小委員会をしてくださったことがあり、懐かしく思い出しました。
それから米山委員会、少し慣れてきた頃、会計、幹事の役がまわってきました。幹事のとき、度々何かリアルの活動が出来たら良いのでは、Eクラブに必要ではという話しが出ていたこともあり、小牧さんがEクラブに在籍しているうちにということで、バスケ招待事業を立ち上げ、同年5周年記念例会もあり、幹事年度を終えました。
以降は、クラブ管理委員長、奉仕プロジェクト委員長、今年度は会員増強委員長をさせていただいています。創立からの数年でクラブ運営の基盤をしっかりと築いてくださっていたことで、リアルでの活動にも力を入れていけるクラブ体制になっていったと思います。
アクト経験者が多いクラブの特徴を活かして、青少年に対する活動をしていくという共通認識を会員皆で持てたことも大きいと思いますし、その特徴を活かした活動へと繋げていくことが出来始めているのではないのかなと思います。
ポリオ募金&広報活動は、継続事業として反省と改善を繰り返し、創立当初からの継続事業です。菊地さんから、地区内のロータリークラブで募金活動をしているところは無いので、だからこそやってみる価値がある、とおっしゃってくださったと記憶しています。最近では地区大会や地区事業でポリオ募金活動をされている姿が当たり前になってきました。
10年前、自分たちに何が出来るのか、ロータリーが募金活動をしていいのか、アクトの発想ではないかという懸念をパストガバナーである菊地さんが後押ししてくださったことで、私たちに勇気を与えてくださったと思います。10年経ちロータリアンとして自分たちが環境を作っていくところになってきているのかなとも思います。
また、青少年向けに実施したバスケ招待事業は、ポリオ募金活動に続いて継続事業となってきました。小中高校生を対象とした招待事業は、教育委員会の後援や各小中高校の校長や教頭、担当の先生と直接会話が出来る機会となり、参加された子供たちや先生方、保護者との対話で、このような経験や体験、意見交換など、多くの機会を必要としていることが分かりました。
また、当日お会いして楽しみにしていました、こういう機会を作ってくれてありがとうございます、と笑顔で言葉をかけていただきます。実際会話をすることで、ロータリーで青少年に向けた活動を実施することは、経験や体験する機会はもちろん、ゆくゆくのロータリーファミリーへリアルに人を繋げられるのではないかな、など多くの可能性を感じさせてもらいます。
地区補助金事業として継続事業となり、今後の課題も見えてきていますので、一つずつ明確にして改善を繰り返すことで、青少年の方々へ、将来の地域リーダーとなっていっていただけるような事業へと繋げていくことが出来るのではないかなと思います。
数年ライラの地区委員をさせていただいています。青少年関係の5部門(インターアクト、ローターアクト、青少年交換、ライラ、学友会)は横の繋がりがあり、青少年活動に対する熱い想いを持って取り組んでおられるロータリアンの方々ばかりで、いつも刺激をいただいています。
また委員会ごとに年齢や環境の違う青少年の方々と話しをする機会が増え、話しを聞くと、どの年代の方でもそれぞれ考えを持っていて積極的で前向きな方が多く、若いからこそのエネルギー、吸収力をとても感じています。
Eクラブの特徴を活かし、こういう方々との繋がりも大切にしながら、良い関係作りを考えていきたいと思っています。
仕事もお陰様で独立して4年目を迎えています。現在、個人事業主としてプライベートサロンでカウンセリングや施術、商品販売をしていますが、本当にロータリーに入っていて良かったと思います。
この4年の間には、勤めていた会社オーナーの急逝、今後の人生設計について見直し、独立を決めてからは、サロンの方向性と場所決め、内装、設営から、営業活動、取扱う商品や施術内容を選考し、資金繰り計画、地元の方々との交流等々、様々なことを体験しています。
コロナ渦に入る同月に開業となり、営業活動はほぼ出来ないところからの始まりでした。そんな中、ロータリーの例会は一度も休まずに開催され、例会で皆のコメントや、リアル例会での会話、活動から、多くの気付きがありました。
まだ1年1年大変なこともありますが、振り返りや自分を知ること、人として成長するために必要なことを気づかせていただけることは、私にとって大切な場所となっています。
今後も人の役に立つ人になるために、お客様の役に立つ人になるために、ロータリーを通じて向上心を持って学び、人やコト、モノを繋げていきたいと思います。
今後も宜しくお願いいたします。