2730ジャパンカレントロータリーEクラブ
2023-24年度 第15回(通算第392回)例会を開催いたします。
皆さんはロータリー賞についてご存じでしょうか。ロータリー賞は各年度に優れた取り組みを行ったクラブを表彰するものです。ロータリー賞の目標に向けた取り組みは、クラブで会員の参加を促し、地域社会におけるクラブの存在意義を保ち、効率的に運営するための一助となります。具体的な目標項目は以下の通りです。
クラブの具体的な目標数値については、クラブアッセンブリーのP14をご確認ください。
ロータリー賞を達成するには以下を行う必要があります。
- MyRotaryのロータリークラブ・セントラルを開く。
目標の内容を確認する。
その中から少なくとも半分の目標を選択する。
選んだ目標を達成する。
6 月 30 日までにロータリークラブ・セントラルで達成を報告する。
つまり、上記項目全てを達成する必要はなく、少なくとも半分の目標を達成すれば良い訳です。
そして重要なのは、MyRotaryのロータリークラブ・セントラルに「目標値を入力すること」と、「達成を報告すること」です。いくらこれらの目標項目に対して十分な成果を上げたとしても、目標値と達成報告がなければロータリー賞の対象となりません。また、これらを会員全員が認識し、ともに目標達成に向けて取り組むことが重要と言えます。これまで、クラブアッセンブリーに目標項目は入れていましたが、具体的な目標値については入れていませんでした。そこで、今年度は具体的な目標値を全会員に周知する為に、P14に掲載しております。
今一度内容をご確認頂き、会員全員で目標達成に向けて取り組んでいきましょう。
2023-2024年度 第15回(通算第392回例会)幹事報告
なし
- (1)クラブ研修会について
・日 時:2023年12月16日(土) 13:00集合 13:10 開会
・場 所:メインホテル 地区事務所(都城市)
・対象者:当クラブ会員、会員候補者
・内 容:
[12月16日(土)]
①13:10 開会
②13:15 研修Ⅰ 会員増強(会員候補者の選出)について
③14:30 研修Ⅱ 創立10周年記念式典につい
④16:00 研修Ⅲ 笹山GEとの意見交換について
⑤17:00 講評・片付け
[12月17日(日)]
⑥9:00 研修Ⅳ クラブ戦略計画について
・その他:クラブフェイスブックに、実施スケジュール及び参加アンケートが発信されていますので、内容を確認し、12月4日(月)までに参加可否の登録をお願いします。
-
- (2)クラブ懇親会について
・日 時:2023年12月16日(土) 18:30~
・場 所:「炭火焼・肉酒場 火なた」 都城市牟田町18-12-1
・会 費:4,000円
・対象者:当クラブ会員、笹山ガバナーエレクト、会員候補者、その他参加希望者
・その他:上記(1)と合わせてご回答ください。
-
- (3)理事会・年次大会について
・日 時:2023年12月17日(日) 10:00~
・場 所:メインホテル 地区事務所(都城市)
・対象者:当クラブ会員
・内 容:
①10:00 理事会
②11:00 年次総会
③12:00 解散(昼食無し)
・その他:上記(1)と合わせてご回答ください。
(1)2024-2025年度クラブ活性化セミナーについて
・日 時:2023年12月2日(土)10時30分~15時30分
・場 所:鹿児島青少年研修センター
・参加者:中村、花里
・その他:吉永会長がアドバイザーとして参加予定です。
(2)第2730地区ロータリー学友会年次総会
・日 時:2023年12月2日(土)15時00分~17時00分
・場 所:メインホテル
・参加者:今柳田(学友委員)
・登録料:1,500円
・その他:学友以外の参加者は、地区からの指定者のみです。
(3)第9期RLIファシリテーター研修会
・日 時:2023年12月3日(日)13時00分~17時00分
・場 所:メインホテル
・参加者:なし
・登録料:1,500円
(4)第9期RLI-2730パートⅢの開催について
・日 時:2023年12月17日(日)9時15分~15時30分
・場 所:学校法人豊栄学園 都城東高校
・参加者:なし
例会プログラム計画が、各会員への配信されておりますので、
例会が滞りなく行われますように、例会プログラム委員会用のメールに
提出のご協力をお願いします。
①提出期限:例会日10日前
②提出先:SAA 宮本 健児
例会プログラム委員長 今柳田 幸代
③例会プログラム委員会メール:rec2730.reikai@gmail.com
① 他クラブの例会や行事でメークアップ補填
証明書や証明になる書類を添付して、補填する「例会回数」を連絡する。
② 自クラブの行事でのメークアップ補填
補填する「例会回数」を連絡する。
③ 報告先:幹 事 今福 修吾
副幹事 柴田 伸久 まで
なし
以 上
ロータリー財団月間に関連して(グローバル補助金事業)
11月は「ロータリー財団月間」で、ロータリーの友ではグローバル補助金についての特集が組まれています。皆さん、お読みになりましたでしょうか。
特集では、グローバル補助金申請ガイド(補助金の申請についての説明)や国内のロータリークラブと世界のロータリークラブとが協力して取り組んだ様々なプロジェクトが紹介されています。いくつかのプロジェクトの中に、実施国が日本で援助国が台湾という珍しい取り組みが紹介されていましたので、今週の例会で取り上げさせていただきました。
私は、日本が援助国、海外が実施国となるプロジェクトでグローバル補助金を利用して実施するという話を聞いてきており、グローバル補助金は海外で実施することについて申請するものだというイメージをもっていました。しかし、日本が実施国となり、海外のロータリークラブに援助をお願いするという形も可能だということを知りました。
皆さまも是非お読みいただき、グローバル補助金についての学びを深めていただければと思います。よろしくお願いいたします。
ロータリーの友 11月号から 抜粋 ――――――――
特集 ロータリー財団月間
チャレンジ! ~グローバル補助金 プロジェクト~
「最低予算3万ドル」「内容は持続科野で、測定可能なもの」「海外のクラブと協力して」…聞くだけでもハードルが高そうな、グローバル補助金プロジェクト。
確かに、海外のクラブと協力して行う大規模なプロジェクトは、スムーズには進まないかもしれません。でも、そのハードルを乗り越えて得られるロータリーの友情、達成感はグローバル規模。知識・経験の「多様性」を広げ、世界で良いことをしよう!
<グローバル補助金とは>
ロータリーの7つの重点分野において、測定可能で持続可能な成果をもたらす大規模な国際的活動を支援するものです。
支援できる活動
・ 人道的プロジェクト
・ 奨学金(大学レベルの留学)
・ 職業訓練チーム(YTT):専門職業に関係する研修を提供するチームや研修を受けるチームを海外に派遣
地域社会の重要なニーズに応えるための奉仕プロジェクトを協力して行うことで、クラブと地区は世界的なパートナーシップを強化します。
① 事業着手のきっかけは?
何度か子ども食堂への支援を行ってきた中で、子ども食堂の利用者には貧困率の高い母子家庭が多いこと、母親の仕事の多くは非正規かつ低賃金で、不安定な雇用状況であることを知りました。そのようなシングルマザーの雇用の安定化を図れないか、との問題意識をもったことが、事業着手のきっかけです。
これまで海外の姉妹クラブが行うグローバル補助金事業に協力してきたので、今回はその姉妹クラブに協力を依頼。また、今までの子ども食堂支援を通じて親しくなった、国内のクラブにも協力をいただきました。
③ 先方との打ち合わせはどのように進めましたか?
英文メールでやりとりしました。「どのようなプロジェクトで、どのような社会的意識があるのか」を、できるだけ分かりやすく説明するよう心掛けました。その結果、やりとりもスムーズで進みました。
調理実習に必要な備品の内容や数、一度に講習を受けられる人数のイメージなどを確認するためにも現地調査は必要でした。協力を仰いだ子ども食堂の運営者との打ち合わせを兼ねて、食堂を直接訪問しました。
⑤ ロータリー関係者以外の協力者を得ましたか?
「おおたラーメン子ども食堂」です。元々は私たちの支援先だったのですが、親の「食」に対する意識を変える必要性や、シングルマザーの非正規雇用率の高さへの懸念など、私たちと同じ問題意識をもっておられたので、調理実習や研修の現場として、協力を依頼しました。
海外のクラブと英語でやりとりするため、担当者が限られてしまうことです。
- ⑦ 申請時、アドバイスを受けたロータリー関係者は?
当クラブのアンドリュー・ウォン会員がロータリー財団専門家グループ(Cadre)のリーダーで、補助金リソースコーディネーターでもありましたので、適宜アドバイスを受けることができました。
⑧ 補助金受領後の進捗は?
プロジェクトが無事に進んでいることは現場からの報告で把握できたのですが、財務面で、全ての支出についての領収書やエビデンスを確保する必要があり、現場訪問を含め、資金使途の確認を行いました。
グローバル補助金事業に限らず、プロジェクトがよく考えられたものであること
かなり多額の資金を各方面から出してもらうので、客観的な監査証跡が残るように支出を行い、透明性のある運営をすることが必要不可欠です。
初めは海外のクラブが実施するグローバル補助金事業に参加して、途中経過の報告を受けたり、こちらから質問をするなどして、そのクラブと親しくなるステップが大事かと思います。そうすれば、次は必ずこちらからの提唱に応えてくれます。その寛容さこそが、ロータリーの世界だと思います。
先述のアンドリュー・ウォン会員は今年3月に他界しました。氏は生前よりグローバル補助金の意義を強調し、グローバル補助金を利用した奉仕活動を積極的に行うべきだと私たちを激励していました。彼の遺志を継ぎ、当クラブは今後もグローバル補助金を活用した有意義な奉仕活動を実施していきます。
<良かったこと>
○多くの貧困状態にあるシングルマザーが食品衛生責任者資格に合格し、就職先を見付けられたこと。
○研修の過程で食育への理解を得てもらった結果、母子家庭の幸福の増進につながったと思えたこと。
<課題と感じたこと>
○コロナ禍に遭遇し、途中で受講生が集まらなくなってしまったこと。期待していた成果と、費用とのバランスが崩れ、開催数を調整するなどし、補助金の無駄遣いが生じないよう注意しました。