2730ジャパンカレントロータリーEクラブの2022-23年度 第4回例会(通算343回例会)を開催いたします。
前回同様マイロータリーからDEI(Diversity, Equity, and Inclusion)の行動規範についてアップしました。
多様性(Diversity):年齢、民族、人種、肌の色、能力、宗教、社会経済的地位、文化、性別、性的指向、性自認への言及にかかわらず、あらゆる背景、経験、アイデンティティをもつ人がいること。
公平さ(Equity):参加者が快適かつ生産的な体験をできるよう、さまざまなレベルの支援、 機会、リソースを提供する方法について慎重に検討すること。
インクルージョン、包摂(Inclusion):すべての人が歓迎され、尊重され、大切にされる経験 を創造すること。
2021年、国際ロータリー理事会は、DEIタスクフォースの協力の下、2019年に採択した「多様性、公平さ、インクルージョンに関するロータリーのコミットメントの声明」をさらに強化しました。
DEIの行動規範
理事会は、ロータリーの中核的価値観を反映した新しいDEIの行動規範を承認しました。 この行動規範は、誰にとっても協力的で、前向きで、健全な環境をロータリー会員が築き、維持するのを支える枠組みとなるものです。
DEIの行動規範はロータリー会員に以下のことを求めています:
1 他者を尊重する言葉を使う
2 サポートを示す
3 温かく迎え入れるインクルーシブな環境を助長する
4 多様性を重んじる
表現の自由は大切ですが、私たちの言動には重大な責任が伴います。ロータリーは、年齢、民族、人種、肌の色、能力、宗教、社会的地位、文化、性別、性的指向、性自認に基づくバイアス(偏った考え方)、差別、偏見、ヘイト(憎悪)を促進する言動をロータリーが容認しないという共通の立場を取ります。
クラブ会長、ガバナー、理事と管理委員など、ロータリーのすべてのリーダーには、自らの言動がほかの人に及ぼす影響について責任をもち、DEIの行動規範を一貫して適用することが求められます。
行動規範
ロータリーの中核的価値観:親睦、高潔性、多様性、奉仕、リーダーシップ
この行動規範は、ロータリーの中核的価値観を反映したものであり、ロータリアンおよびローターアクター(世界ほぼすべての国におり、100 以上の異なる言語を話す会員)であることに伴う責任を説明したものです。ロータリー会員はこの規範を守り、組織の成長とともにこの規範を発展させていくことに真摯に取り組んでいます。
中核的価値観と同じく、ロータリアンとローターアクターが、互いに、そしてロータリープログラム参加者、学友、プロジェクトのパートナー、地域社会の人びとと接する際に、この行動規範を身をもって 示すことが求められます。この行動規範は特に、すべてのクラブ、地区、ゾーン、国際ロータリーの会合、研修、行事をはじめ、会員がロータリーを代表するあらゆる場において、およびMy ROTARY とソーシャルメディアにおいて適用されます。
期待事項
すべてのクラブ会員、およびロータリープログラムの参加者、学友、プロジェクトのパートナー、ロータリー代表者を含む参加者は、この行動規範を遵守し、他者に配慮し、誰もが尊重され大切にされる協力的かつ前向きで健全な環境に寄与することが求められています。
1.
他者を尊重する言葉を使う
· 初対面の人には自己紹介をし、希望する人称代名詞(he/him/his, she/her/hers, they/them/theirs)など、自分を指す際にどのような言葉が使われることを望むかを説明する。人の呼び方は、言いやすいニックネームではなく、本人が希望する名前で呼ぶ。
· 大勢のグループの前で話す際には、ジェンダーの前提を避けるために、中性的な言葉を使う。
· 相手への理解を深めるために、アクティブリスニング(積極的傾聴)を実践する。
· 言葉の使い方を意識し、地域にあわせて順応させる。ある言葉遣いが、文化によって容認される場合もあれば、容認されない場合もある。
· 文化によって翻訳不可能な俗語・隠語や慣用句の使用を避けたり、その意味を丁寧に説明したりすることで、ロータリーの多様な文化と言語を共有する
· わかりやすく話し、すべての人が理解できない可能性のある略語や専門用語は避ける。
· 相手の文化的背景、信仰、性的指向、ジェンダー、その他の特性に関心がある場合には、こうした情報を共有することに抵抗がないかどうかを尋ねる。そのトピックが会話の内容と関連がない場合、尋ねるのを控える。
· 世代間の対話を促す雰囲気を助長し、人を年齢で言い表すのを避ける。
2.
サポートを示す
· 他者の味方・擁護者となり、必要だと思われる場合には介入する心構えをもつ。
· 不適切な行為を見たり聞いたりした場合、その影響を受けた人をサポートする形でその行為に対処する。
· ロータリー会員としてこの行動規範を守り、これに沿った文化をクラブで築き、問題が起きた場合はこれに対処する。
3.
温かく迎えるインクルーシブな環境を助長する
· バリアフリー対策ができている会場、同時通訳、字幕、および/または筆記、そのほかのリソースを必要に応じて提供することによって、直接対面式またはオンラインで実施するいかなる会合、行事、活動にも、すべての会員と参加者が全面的に参加できるようにする。
· クラブまたはプログラムの慣習を見直し、特定のグループに対して侮辱的または排他的な活動は中止または変更する。
· 温かく迎える環境をつくり、対話、プロジェクト、行事にすべての人を含める。
· 可能な限り、アイコンタクト、表情、口調、個人空間、ジェスチャー、(体の)姿勢といった非言語的なコミュニケーションに注意を払い、それがいかに人と接する能力や共感する能力に影響するかを意識する。
· さまざまな宗教における重要な日を認識し、それらの慣習に従っている人びとが参加できるように配慮した形で行事や活動の予定を組む。
· 人の食事制限や健康上の制限について知っておく
· クラブと地区でリーダー的役割を担う機会をすべての人に開く。または、地域社会のパートナー団体と関わりあう。
4.
多様性を重んじる
· 障害者に対するクラブでの認識、理解、受容を高める。
· 一つの文化や宗教と関連する奉仕プロジェクトや行事ばかりを実施するのではなく、多様な文化 や宗教の行事を祝う。
· 多様性と関連する重要な日を認識し、尊重する。
· 特定の人びとを固定概念にあてはめたり、からかったりすることを避ける。
· 異なるジェンダーを認識し、尊重する。
行動規範に関する質問と懸念
行動規範に関する質問や懸念、または行動規範に反する行為があったと感じた場合、E メールでご連絡ください (
DEI.Inquiries@rotary.org)。
成人ハラスメントの問題
ロータリー章典に従い、ロータリーは現在、会合、行事、活動においてロータリアンまたはローターアクターがかかわるハラスメントの問題を報告するための以下の方針を定めています:
ロータリーは、いかなる形のハラスメントもない環境を維持することに力を注いでいる。ハラスメント とは大まかに定義すると、個人またはグループを、あらゆる特性 1(年齢、民族、人種、肌の色、能力、 宗教、社会経済的地位、文化、性別、性的指向、または性自認)に基づいて、言葉であれ身体的であれ 、中傷、侮辱、または攻撃する言動を指す。
成人がかかわるハラスメントのいかなる申し立てについても通知を受けた場合、またはハラスメントを受けたと感じた場合、以下のステップに従ってください:
1. 身の安全が脅かされていると感じる場合は、警察に相談する。
2. クラブ役員(クラブ会長または幹事)、地区リーダー(地区ガバナーまたは地区ガバナーエレクト)、あるいはゾーンのリーダー(RI 理事)に通知する。
3. 問題について国際ロータリーのクラブ・地区支援室(cds@rotary.org )に報告する。 4. 青少年がかかわるハラスメントまたは虐待の申し立てはすべて、72 時間以内に国際
ロータリーに報告 (youthprotection@rotary.org)しなければならない。
1 ここに挙げられた特性は、ロータリー章典「会合、行事、または活動におけるハラスメントのない環境 」からの引用です。
ロータリー章典が改訂された場合、この行動規範も改訂されます
マイロータリーから引用
前回同様マイロータリーからDEIの行動規範についてアップしました。参考にしてください。
私事ですが、今週、腰痛(ギックリ腰)になりました。健康について考える日々、家族に地域の人々に感謝を感じる日々でした。機会がありましたら後日改めて報告したいと思います。
今週も皆さまの人生が豊かなものとなりますように。