
2730ジャパンカレントロータリーEクラブの2021-22年度第19回例会(通算320回例会)
を開催いたします。
先日、京都出張のお昼ご飯に新蕎麦ををいただきました。信州などの蕎麦どころでは10月から12月にかけて秋の新蕎麦がおいしい時期と言われています。基本はうどん派なのでそのときもお昼にうどんをと探していたのですが、お店の看板の「新蕎麦あります」の文字に負けてしまいました。しかしながら、久しぶりに食べるお蕎麦はとてもおいしく大満足でした。
そこで、今回は蕎麦に関する「プレイバックRAC」をお届けします。
~プレイバックRAC Vol.6 「清掃活動&蕎麦打ち例会(2002年8月)」~~~
川内ローターアクトクラブでは、3ヶ月に一回ぐらいの頻度で地域の清掃活動を実施していました。この清掃活動も単なる奉仕活動だけではなく、会員増強のイベントとしてもっと楽しくやろうということでいろいろと趣向を凝らしながら実施していました。
活動終了後のお土産タイムはもちろんのこと、時には「ゴミ拾い大会」としてチームごとに拾ってきたゴミを計量して最も多く拾ってきたチームに賞品を贈呈するなど、インターアクトの高校生の皆さんにも楽しく清掃活動に取り組んでいただいていました。
なかでも一番印象的だったのが清掃活動後に蕎麦打ち体験をするというイベントでした。
このイベントの発案のきっかけは忘れてしまいましたが、「清掃活動を頑張るとおなかがすくだろう」ということで、薩摩川内市内の蕎麦打ち体験ができるお店で蕎麦を打って食べようとなったのではないかと思います。
当日の朝は川内川沿いの道や市街地を中心に一生懸命に清掃活動を行いました。おなかをすかせる為にいつもより多めに歩いたのではなかったでしょうか。


片づけを終えていざ蕎麦打ち体験へ。
薩摩川内市内から車で数分のところのオープンして間もない新しいお蕎麦屋さんに蕎麦打ちの予約をしておき、清掃活動参加者全員で蕎麦打ちに挑戦しました。
始めは店長さんから見本を見せていただき大体の工程を教えていただいた後、二人一組に分かれて粉から麺にするまでを体験しました。

店長さんがやっているところを見ていると結構簡単にできそうと思っていたのですが、いざ自分で始めてみるとまず粉がうまく練りこめずに生地になってくれないというところにハマってしまいました。水の分量が絶妙で入れすぎず足りなすぎずがとても難しかった記憶があります。
次に麺打ちの棒で生地を伸ばしていくのですが、丸くまとめた生地を方向を変えながら四角く伸ばしていくと言うテクニックに更に悪戦苦闘。ところどころ店長さんに助けていただきながら何とか四角く伸ばし生地をたたんでいきました。
最後の関門が切る作業です。専用の包丁と台を使ってリズム良く台をずらしながら切っていかなければならないのですが、当然最初からうまくできる訳もなく太さがバラバラの蕎麦麺が完成しました。


麺を切り終わる頃にちょうどお昼となり、自分たちが打った蕎麦をみんなでいただきました。中にはきしめんのような太さの蕎麦もありましたが、おなかが空いていたのも手伝って美味しく大満足にいただくことができました。
人生で蕎麦打ちはこの一回だけですが今やればもう少しうまくできそうな気がするので、機会があればまたチャレンジしてみたいと思います。
あと、このイベントに参加いただいたゲストの方は入会こそならなかったものの、今後何度もアクトの活動を手伝ってくれる仲間として川内RACを一緒に盛り上げてくれていたのを思い出しました。
「清掃活動&蕎麦打ち体験」は、少人数ながらいろいろなアイデアでアクトの活動をやってたことを表すよいイベントだったと今でも楽しい思い出として残っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今週も皆さまの人生が豊かなものとなりますように。
2021-2022年度 第19回(通算第320回例会)幹事報告
なし
Eクラブ宿泊研修会・年次総会開催
日時:2021年12月18日(土)13:00スタート
~19日(日)午前中12:00まで
場所:2730地区事務所
スケジュール
・12月18日(土)
12:30 集合
13:00~14:00 会員増強について
14:10~15:10 職業奉仕について
15:20~16:50 奉仕プロジェクトについて(デイスカッション)
18:00~ 懇親会
・12月19日(日)
9:30~10:30 理事会
10:40~11:40 年次総会
11:40~12:00 プレゼント交換会
12:00 解散
なし
①宮崎県西部グループ8RC会長幹事会
日時:2021年12月15日(水)19:00~
場所:ホテル中山荘
会費:5000円(人頭割りして後日請求)
出席:東会員
②2021-22年度 第50回ロータリー研究会(オンライン視聴)
日時:2021年12月8日(水)15:00~16:45
詳細は、メールにて連絡済です。
③クラブ活性化セミナー
日時:2022年1月9日(土)12:30~
場所:ホテル中山荘
対象:会長・幹事・会長エレクト・幹事エレクト、その他希望する会員
登録料:1000円(1人)
その他:昼食希望者は、お弁当(1000円)準備する。
出欠:2021年12月15日まで
④今後の行事(クラブ内・地区行事列挙)
・2021年12月15日宮崎県西部グループ8RC会長幹事会
・ 〃 12月18日~19日クラブ研修・年次総会
・2022年 1月 9日クラブ活性化セミナー
・ 〃 *月 *日ポリオ募金活動(宮崎市:イオン)
・ 〃 2月 5日IM(宮崎南部)
・ 〃 2月 5日プロスポーツ観戦招待事業(姶良市)
・ 〃 2月20日IM(鹿児島A,B)
・ 〃 2月23日IM(宮崎西部)※Eクラブ協力依頼あり
・ 〃 2月26日IM(宮崎北部)
・ 〃 3月 5日or19日or20日 理事会(福岡)
・ 〃 3月 6日ロータリー奉仕デー海岸美化清掃
(※別日程のポリオ募金をロータリー奉仕デーとする)
・ 〃 3月12日チーム研修セミナー(地区役員参加)
・ 〃 3月23日・26日IM(宮崎南部)
・ 〃 3月26日PETS(会長エレクト参加)
・ 〃 4月**日ポリオ募金活動(鹿児島市:山形屋)
・ 〃 4月24日地区研修協議会
・ 〃 5月20日~22日地区大会(本会議21日~)
・ 〃 6月19日or26日クラブ創立記念例会(2021-22年度最終例会)
例会プログラム計画が、各会員への配信されておりますので、例会が滞りなく行われ
ますように、例会プログラム委員会用のメールに提出のご協力をお願いします。
①提出期限:例会日10日前
②提出先:SAA中村 泉、例会プログラム委員長 吉永由香
③例会プログラム委員会メール:rec2730.reikai@gmail.com
①自クラブ以外の他クラブの例会や行事でメークアップ補填する例会は、証明書や
証明になる書類を添付して、補填する例会を連絡する。
②自クラブのリアル例会や行事でのメークアップは、補填する例会を連絡する。
③報告先:幹事 花里隆二と副幹事 無漏田 幸呼まで
以 上
優しい心を持つことが今何よりも大切な理由
例会プログラム委員会
今週のメインプログラムはMy Rotaryより「優しい心を持つことが今何よりも大切な理由」という記事をご紹介致します。
良い行いは、人のためになるだけではありません。実は自分のためにもなるのです。
人を助けることで、幸せを感じる神経伝達物質「セロトニン」の量が増加することが、さまざまな研究でわかっています。また良いことをして報われたと感じると、ストレス度が下がるというメリットもあります。今、このメリットを誰もが必要としています。
新型コロナウイルスの世界的流行により、世界中の人が健康、家族、仕事、そして将来に不安を感じています。
「一定レベルの状況性うつ状態により、いつもより気分が落ち込んでいる場合、気分を高める必要があります」。こう説明するのは、ジョンズタウン・ロータリークラブ(ペンシルベニア州)に所属する心理学者のメアリー・バージさんです。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、バージさんはこれまで数多くのロータリークラブとともに、その対処法に関するディスカッションを行ってきました。
「人助けをしたり、他人のために何かをしてあげると、脳の報酬系が活性化し、コルチゾールが放出されることでストレス度が低下するという研究結果が数多く存在します」
良いことをすると自分の気分もよくなる
2016年の研究で、研究者らは参加者に対し、誰かをサポートした、または誰からサポートしてもらった状況について尋ねました。学術誌『Psychosomatic Medicine: Journal of Biobehavioral Medicine』に掲載されたこの研究では、MRI検査を行い、その結果、ストレスの軽減と脳の報酬系機能の活性化の間に相関関係にあることが判明しました。つまり、誰かをサポートすることは、サポートされるよりも精神的なメリットが大きいことが示されたのです。
多くの研究で、ボランティア活動と健康増進の関係性が証明されています。親切な行いをすると脳内でオキシトシンやセロトニン、ドーパミンといった強力な化学物質が放出され、気分の高揚や報酬刺激の増加、ストレスの軽減につながります。思いやりの心を持つことで心拍数が下がり、冠状動脈障害も軽減されます。オキシトシンは社会的結合にも関与しており、放出されることで人との結びつきも強くなります。
オスロ・メトロポリタン大学(ノルウェー)とドルトムント工科大学(ドイツ)の研究者らは、ヨーロッパの12カ国でボランティア活動と幸福度の関係性について調査を行い、米国以外ではこのような研究が相対的に不足していると指摘しました。同研究者チームによる2018年の分析では、ボランティアをしている人、または過去にしたことがある人は、ボランティア経験がない人と比べて幸福度が高いとの結果が出ています。
また米国国立医学図書館が掲載した2013年のカナダの研究では、ボランティア活動をしている青少年の心臓血管の健康状態を調査した結果、誰かをサポートすることで、ボランティアの肥満度指数といった心血管系危険因子が低下したことが確認されました。
コロナ禍を乗り越えるために
ロータリーの研修リーダーも務めるバージさんは、コロナ禍によって患者の不安が増していることから、「コロナ禍で平静を保つ」と題したプレゼンテーションを作成。これまでに70回以上、主にロータリー関係のイベントにおいてビデオ会議での講演を行ってきました。
「とりわけロータリアンは、人を思いやりたいというニーズが大きい」とバージさん。「例えばZoomミーティングでは、『私たちに何ができるか?』と口をそろえて尋ねてきます。ロータリアンは、良いことをすることによるポジティブな気分をまた味わいたいと願っているのです。良いことをすると、ストレスや悲しみ、不安感、怒りが和らぐのを感じるのでしょう」
ソーシャルワーカー、児童の権利擁護者、トラウマ(心的外傷)の専門家として活躍するロータリー会員のジェニー・ストッツさん(米国、アセンズ・サンシャイン・ロータリークラブ所属)は、回復力を高め、コロナ禍という困難に適応し、今以上に強くなる方法を紹介しています。
とりわけロータリアンは、人を思いやりたいというニーズが大きく、ポジティブな気分をまたを味わいたいと願っています
— メアリー・バージ(心理学者)
「感謝されることで、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質の放出が促進され、喜びや幸せを感じやすくなります」とストッツさんは説明します。「良いことをすることは、他人を喜ばせるだけでなく、自分の心の充電にもなるのです」
良い行いを繰り返すと、脳内で面白いことが起こる、とストッツさん。「日頃から優しさや感謝の気持ちをもって行動することで、健康が向上し、気分が落ち着くための神経経路が脳内に発達するのです」
ストッツさんはスタッフや患者にも、優しくなることの大切さを伝えています。
ロータリアンは、人びとの考え方を変える上で、自分が果たせる重要な役割に気づいていないことがある、とストッツさんは指摘します。
「地域社会のリーダーとして、考え方、すなわち意識的に感謝や親切を示すことが大切だと伝えるために、模範を示すことができる」とストッツさん。「そうすることで、人びとの心を落ち着かせ、安定させることができます。私たちは、クラブ全体や地域社会の雰囲気をポジティブにすることができるのです」
現在、多くのロータリークラブ、ローターアクトクラブ、インターアクトクラブがこのような雰囲気をつくり出し、人に優しくなれる革新的な方法を探っています。その例をいくつかご紹介します。
サン=ドニ・ロータリークラブ(フランス・レユニオン県)とサン=ドニ・バニーユ・インナーホイールクラブ(レユニオン県)は、パソコンやタブレット、ワイヤレスルーターを購入して地元の老人ホームに寄贈。これにより、コロナ禍の影響で見舞いができない間も、入居者とその家族が顔を見ながら連絡できるようになりました。
アルメール・ロータリークラブとアルメール・ウェールワーテル・ロータリークラブ(共にオランダ)は、計52,000本のチューリップの花束2,600束を購入し、アルメールの77施設で働く医療従事者たちに贈りました。
ベンスハイム-ヘッペンハイム・ロータリークラブ(ドイツ)は、老人養護施設の入居者と介護士のために、2時間のバーチャル音楽コンサートを開催。同クラブのブルーノ・ワイスさんと二人の仲間が各養護施設の外で演奏し、入居者はバルコニーや近隣公園のベンチといった安全な場所からコンサートを楽しみました。
ケイヒ・インターアクトクラブ(米国アラスカ州)は、500人以上の生徒のためにバーチャルの高校卒業記念パーティーを開催。これはロータリー会員が運営するラジオ局の支援を受けて実現しました。同クラブが費用を負担して音楽バンドを招き、ダンスコンテストや雑学コンテストを開催。地元の企業からの賞品も用意されました。
ダウンタウン・ロサンゼルス・ロータリークラブ(米国カリフォルニア州)は、街中にたくさんの街角文庫を設置して書籍を並べ、子どもや大人が本を読みたくなるような環境を整えました。この街角文庫から本を借りる人もいれば、寄贈する人もいます。この取り組みは、特に公共図書館が閉館している町など、書籍が不足している地域で好評です。
モリーナ・デ・セグラ・ロータリークラブ(スペイン)は、子どもの芸術コンテストを毎年開催。今回は対象年齢の範囲を3歳~18歳に広げ、スペイン各地の生徒にも参加を呼びかけて、コロナ禍における自宅待機の大切さをテーマにした芸術作品を募集しました。このイベントの目的は、生徒がソーシャルディスタンスを心がけながら楽しみ、コロナ禍という今の状況をどう感じているかを表現してもらうことでした。
アフリカのケニアは花の栽培や輸出が盛んですが、ロックダウン中は多くの大手花輸出業者や小規模な栽培業者が花の販売を中止せざるを得なくなりました。そこで第9212地区のロータリアンが他団体と提携して花を購入し、5つの病院に届けました。医療従事者への感謝の気持ちを伝えるだけでなく、花の栽培業者を支援し、この業界で働く人たちが地域社会で大切な役割を担っていることを知ってもらうことも目的でした。