2730ジャパンカレントロータリーEクラブの2021-22年度第10回例会(通算311回例会)を
開催いたします。
コロナ感染拡大の第6波が一端の収束をみせています。延期としておりました理事会についても、10月には開催したいと思っています。11月にはガバナー公式訪問、12月には一泊研修会、2月にはバスケット事業などこれからのイベントについて企画立案と心あわせが必要となってまいります。皆さんよろしくお願いします。
さて、今週の会長の時間は、「しばさんぽ」の第3弾をお届けします。
~~ 「しばさんぽ No.3 京都編」 ~~~~~~
第3回目は京都をご紹介します。
2019年11月に職場の慰安旅行で京都・大阪を旅しました。これまでの人生で京都とは縁がなく、念願の京都旅行だったので、与えられた旅行2日目の帰りの新幹線までの時間を分刻みで利用させていただいて京都を堪能してきました。
1日目に宿泊した大阪を朝早く出発し最初に宇治を訪れました。宇治は女性職員さんのリクエスト地で、目的はもちろん「抹茶スイーツ」でした。しかしその前にまずは世界遺産である「平等院」を拝観しました。ご存知のとおり、10円玉の表に描かれている「鳳凰堂」がある場所です。
鳳凰堂は平安時代後期に時の関白 藤原頼通によって建立された阿弥陀堂で、華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできる唯一の遺構として貴重なお堂です。鳳凰堂を正面から見た姿が翼を広げた鳥のように見えることと、屋根上の1対の鳳凰が据えられていることから江戸時代始めの頃より「鳳凰堂」と呼ばれるようになったとのことです。鳳凰堂は東方に面して建てられており、池を隔てた西方に極楽浄土があることを示しているそうです。

一通り拝観を済ませ、お待ちかねのスイーツタイムへ。天気もよく少し歩き疲れたということで「冷やし抹茶ぜんざい」をいただきました。宇治川のほとりでゆっくりと休憩した後、次の目的地を目指しました。
次に訪れたのが、亀岡と言うところで、ここで「嵯峨野観光鉄道:トロッコ列車」に乗りました。
嵯峨野トロッコ列車は、トロッコ亀岡駅からトロッコ嵯峨駅までを25分間かけて運行しており、四季折々の保津川沿いの自然や渓谷美を楽しむことができます。
嵯峨野観光鉄道は、JR山陰線の複線化によって使われなくなった線路の観光利用を目的として1991年に運行を開始し、「安心して四季折々の保津峡の絶景を楽しむことができる観光鉄道」「山紫水明の感動を体験・実感できるオンリーワンのトロッコ鉄道」として現在も親しまれています。
実は今回の旅行の私の一番の目的はこのトロッコ列車に乗ることで、この日の一日のスケジュールも予約したこの列車の時間を中心にを立てたものでした。電車に乗るのが大好きな私としては、トロッコ列車で紅葉を楽しめるこの観光鉄道に乗れたことで大満足な旅行とすることができました。


さて、トロッコ列車に乗った私たちは終点のひとつ前の「トロッコ嵐山駅」で下車し、そこから徒歩で嵐山散策をしました。
京都嵐山と言えば京都観光では外せない観光スポットの一つでしょう。「竹林の道」を抜けて「渡月橋」まで歩きました。途中、縁結びスポットとして有名な「野宮神社」を参拝し、お守りを購入し同僚の独身男性へのお土産としました。
嵐山にはこの日も多くの観光客が訪れており、海外の方も多く見受けられました。また、着物を着た方々ともすれ違い、聞いたところによると着物のレンタルなども人気だということでした。


旅の最後は京都駅近くですき焼きを堪能し、一泊二日の大阪・京都旅行を締めくくりました。
電車一本遅れることが許されないかなりタイトな旅程でしたが、同行者の皆さんにもクタクタになりながら付き合っていただきました。
今回は訪れることができませんでしたが、京都にはまだ清水寺や金閣寺など観光スポットがたくさんあります。次回は妻とゆっくり訪れることができればと思います。
<近隣ロータリークラブの活動紹介>
「自己満足にならない奉仕」(京都嵯峨野ロータリークラブ)
3月10日、京都市内の児童養護施設を対象に「フットサルジュニアスクール」を開催しました。
各施設の子どもたちは専門家の指導を受ける機会が少なく、また各施設が一堂に会する機会も少ないとのことで、フットサルの教室だけでなく、当日は各施設総当りの親睦試合を行いました。ボールに触れる楽しさ、試合を通じて点を取る喜び、勝つ喜び、負ける悔しさ、悲しさ。まさに情操教育に結び付く奉仕活動です。
企画に際しては、ロータリアンの自己満足で終わりがちな奉仕活動ではなく、支援対象となる人たち、今回でいえば児童養護施設の子どもたちと施設職員の皆さんが、いかに満足感を得られるかを、最大の課題としました。その結果、その道を究めた専門家の力の大きさを改めに知り、総勢100人以上の参加者全員の笑顔から感じることができました。
今回は(一社)京都紫光サッカークラブと京都文教大学の女子サッカークラブの皆さんの協力を得ましたが、指導方法やゲームの組み立てなど、専門家ならではの力を発揮していただきました。大変有意義な奉仕活動の一日となりました。ロータリアンだけでは決して成し得なかったのではないかと思います。今後の奉仕活動の取り組み方を考える、重要な指針となりました。(ロータリーの友(2019年7月号)より)
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今週も皆さまの人生が豊かなものとなりますように。
今週のメインプログラムは、2006-2007年度 地区ローターアクト代表を務められた出水ローターアクトクラブOBの中熊崇さんによる卓話です。青少年奉仕に力を入れたいという柴田会長の方針に則り、ローターアクトクラブのOBにもご自身の経験を卓話して頂きたという想いがあり、中熊さんにローターアクトクラブの現状をお伝えしたところ、ご協力頂けることになりました。
よろしくお願い致します。
「ローターアクトクラブOB卓話」
国際ロータリー第2730地区ローターアクト
2006-2007年度 地区ローターアクト代表 中熊崇
(出水ローターアクトクラブOB)
2006-2007年度2730地区ローターアクト代表を務めました出水ローターアクトクラブOBの中熊崇と申します。
私は福岡の大学卒業後、就職で関西へ行き、家業に就く為に帰郷、その際にロータリアンである父のすすめで25歳の時、出水ローターアクトクラブへ入会いたしました。
内容を知らされないまま入会し、お約束の点鐘で唖然。内心「ヤバイところに入ってしまった」と思ったのを今でも覚えております。
ローターアクトクラブには25歳からパスト地区代表で1年間延長し、31歳まで在籍いたしました。
クラブ会長を務めておりました時、薩摩川内市で開催された地区大会のおり、当時ロータリアンで地区のローターアクト委員長をされておりました、東南RCの山田さんにお声かけいただき、その年にエレクト、翌年に2730地区ローターアクト代表をさせていただきました。
エレクト時から7地区(岡山・広島、四国、山口、福岡、佐賀・長崎、熊本・大分、鹿児島・宮﨑)交流会に参加させてもらい、同期の各地区代表、地区幹事との縁が出来ました。またその方々を通じて沢山の仲間と出会うとこが出来た事が今でも心に残っております。卒会して13年経ちますが今でも大切な友人として交流し、コロナ禍では出来ておりませんが互いに連絡を取り合い、情報交換したり、励ましあったりしております。
また、自地区内でお話ししますと、仕事で再開する方、子供の学校で再開する方がおられ、不思議な縁を感じております。
卒会してから数年は現役アクターから相談を受け、時には自分のわかる範囲でアドバイスを送る等はしておりました。残念ながら皆卒会してしまい、交流は完全に断たれております。しかしながら、現役アクターの活動は今の世の中を映す鏡として、SNS等を通じアクターの活動は時々拝見させていただいております。
現役時代、たくさんのロータリアンの方々と接する機会を頂けました。通常では絶対に出会えない方々ばかりで、様々なお話を伺う事ができました。
中でも、自分の考えや思いを伝えるむずかしさや自分を理解してもらう事、仕事面だけでなくプライベートにおける友人関係や新しく出会う方々に対して付き合い方の術を教えていただけたとおもいます。
自分は父がロータリアンという事、事業をしている事で割とロータリアンの方に接する機会は得やすいと思います。しかし、自分の生活圏内にいらっしゃる方々だけでなく、様々な地域に住まわれ活躍されるロータリアンの方々とお会いし、お話を伺う機会を得られた事は貴重な体験になっております。
私は現在他の団体に属しておりますが、会員数の減少はやはり大きな問題となっております。会員数がすべてではありませんが、数の力は無視することはできません。
是非ともまずは友人や兄弟からつながる仲間づくりをして絆を強めて頂きたいと思います。
最後に、今後ますます少子化がすすみ、新型コロナウィルスという驚異が世間を脅かし、人と人の繋がりがますます希薄になりつつある世の中で、ローターアクトクラブは職業に囚われない、自由な発想と行動と仲間作りが出来る数少ない団体です。近い世代間で職業の壁に囚われず、様々な方々と繋がり、またロータリアンの方々と繋がりを持てる素晴らしい団体です。
しかし、ただ入っていればいいというわけではありません。
自ら考動する。
一人で考動するよりたくさんの仲間と協力して、知恵を出し合い、行動し、成し遂げた時の感動や達成感は計り知れないものがあります。今だからできる素晴らしい体験と全国に広がる仲間づくりをローターアクトクラブの皆さん、そして周りにいらっしゃる方々へ伝えて頂きたいと思います。