「ロータリーの目的」

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

１．知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
２．職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、
　　社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
３．ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、
　　日々、奉仕の理念を実践すること。
４．奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、
　　親善、平和を推進すること。

付記
「ロータリーの目的」の４つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動を
　おこさなければならないものであるということで、ＲＩ理事会の意見が一致した。
　（ロータリー章典26.020）

2730ジャパンカレントロータリーＥクラブの2020-21年度第37回例会（通算298回例会）を開催いたします。
 
　いよいよ６月に入ります。早いもので、今期も１か月を残すのみとなりました。前年度後半から今年度は、コロナ禍でこれまでと違うロータリー活動となりましたが、クラブ例会は計画通り実施することができたことは、Eクラブの良さが生かされ、幸いなことと感じています。残り４回の例会も充実したものとなるように、ご協力よろしくお願いします。
 
　さて、６月は「ロータリー親睦活動月間」です。ロータリー親睦活動とは、友情と親睦を深めるために職業的またはレクリエーションの活動を遂行するために結束したロータリアンのグループ活動のことです。６月は、レクリエーション活動や保健と医療問題に共通の関心を寄せるロータリアンや、類似した職業を持つロータリアン同士の国際親善と善意の重要性を認識し、親睦活動への参加の増加及びこのプログラムに対する理解を促進するため、RI理事会によってロータリー親睦活動月間として指定されています。（RI2660地区ロータリー百科事典より引用）
 
　「４つのテスト」のなかにも「好意と友情を深めるか」の問かけがあるように、ロータリーは「親睦」をとても大切にしています。「親睦」という言葉を事典で調べてみると、『互いに親しみあい、仲良くすること』とあります。ロータリーには、奉仕活動や様々なグループ活動を通して親睦を深める機会がたくさんあります。今月の会長挨拶では、これらのグループ活動などについても紹介していきたいと思います。
 
　さて、今週は月間のテーマとは少し離れますが、ロータリーの友の５月号のSPEＥCHを紹介させてください。2020年2月にRI第2530地区の中央分区IMの基調講演として「子どもたちの健やかな心を育む」という演題で講話されたものです。講師は（社福）あさかホスピタル理事長・院長　佐久間啓氏です。佐久間氏は郡山RCの会員で病院の院長の他、慶応義塾大学医学部精神神経科学教室の非常勤講師なども務めていらっしゃる方です。
 
　講演では、子供の心の発育がどのように進んでいくか、発達障害についての説明、子どもたちをありのまま理解し、その子の立場に立って考えること、虐待の問題、スマホ依存・ネット依存の問題など、「子どもが育つ」ということについてとても分かりやすく話をされています。講演の中で佐久間氏は「人を育てるということは、その子の持つものを最大限に引き出すことだと思います。できること、できないことは多々あっても、最大限の力が発揮できる時に、その子の精神の発達が促進されて、真の自由意思が働くようになります。人として成長していくためには、大人がその子どもの特性をよく知ることがとても大事なことです。」と述べています。
　子育ては自分の経験を元に、対応することが多いと思いますが、自分が育った社会と子どもたちが生きている社会とでは違いがあります。だからこそ、子どもの心の成長の過程を正しく知り、正しく理解すること、できないことばかりに注目せず、できることを褒めて自尊心を高めていくことが大切になるのではないかと感じます。教育現場で働くものとして、皆さまにぜひ知っていただきたい内容になっていますので、ぜひご一読ください。
 
 
「子どもたちの健やかな心を育む」　（社福）あさかホスピタル理事長・院長　佐久間　啓
 
　今週は、吉永さんが誕生日を迎えられます。今年度は例会プログラム委員長として魅力的な例会づくりに力を注いでくださっています。吉永さんのおかげで、全国のＥクラブとの繋がりを築くことができ、外部卓話も幅広い人材に声を掛けてくださり、毎回の例会を楽しみに一週間を過ごすことができています。今年度の例会もあと３回となりますが、よろしくお願いいたします。吉永さんの新しい１年が充実した日々で、笑顔にあふれた毎日でありますように。
 
今週も皆さまにとって、良い一週間になりますように。

幹事報告をいたします。
 
【Ｅクラブに関する報告】
　■　クラブから
　 　第4回リアル理事会及び創立記念例会
　　　２０２１年６月２０日（土）　地区事務所
　　　　１０時～　第４回リアル理事会
　　　　１２時～　創立記念例会
　　　※詳細は５月７日送信メールをご確認ください。
　　　※理事会の議題がある委員会は６月１０日（木）までお知らせください。
　　　※出欠をFBグループに６月１１日（金）までお知らせください。
　 
【地区及び分区に関する報告】
　■　ガバナー月信５月号の配信について
　　　　※詳細は４月３０日送信メールをご確認ください。
　■　地区指導者育成セミナーⅡの開催について　WEB配信
　　　　２０２１年６月６日（日）　13：30～14：45
　　　　※会次第等詳細は５月２９日送信メールをご確認ください。
　　　　※出席者：今柳田、今福、廣田、西、東
 　■　国際大会の案内
　　　　2021年6月12～16日　台湾・台北
　　　　※詳細は12月6日送信メールをご確認ください。
   
【Ｅクラブ内　連絡事項】
　■　例会プログラムについて
　　　　クラブ会員の皆様へ例会プログラム委員会から、「例会年間計画」を、各会員へメールが
　　　　送られておりますので、例会が滞りなく行われますよう、ご協力をお願いいたします。
　　　　　提出期限：原則例会開始日の10日前
　　　　　提出先　：SAA　柴田　伸久　例会プログラム委員長　吉永由香
 
　■　メークアップの連絡について
　　　　クラブ会員の出席については、副幹事で年間を通じて集計させて頂いており、自クラブの
　　　例会に出席できなかった時は、メークアップされるようお願いします。
　　　　メークアップされた会員につきましては、必ずメークアップされた出席証明書を副幹事
　　　花里までメール等で報告ください。
 

　今回のメインプログラムは、５月１５日に開催されました当地区の地区大会のプログラムの一つである「地区指導者育成セミナー」の視聴です。公演をしていただきましたRID2770パストガバナー中村靖治氏は、現在RLI日本支部ファシリテーター委員長としてご活躍され、私たちのクラブからもDL研修では直接ご指導いただきました。また過去には当クラブのリアル例会にもご出席いただき公演をしていただいております。
　今回、コロナウィルス感染防止のため、地区大会がオンライン（一部リアル）開催となったこともあり、当日講演をきくことができなかった会員も多くいることから、例会のメインプログラムとさせていただきます。
 
 
地区指導者育成セミナー　演題「国際ロータリーの未来形成とロータリークラブ」  
□　動画によるセミナー視聴　　　　　　　 　コチラから
□　動画にあるパワーポイント資料（PDF） 　コチラから
 
□　冒頭あいさつ（動画より抜粋）
　　皆様、おはようございます。この動画を見ていただいたのは、最後の言葉のとおり、ロータリーは決して退かない、どのように時間が止まるようなことがあっても私たちは前進をしますというふうな意味合いを込め、私たちが前に突き進んでいく姿をあたらめて皆さんと共有しようとの思いで作らさせていただきました。
　本日の地区大会が、ここにめでたく開催されることを心からお喜び申し上げます。そしてこの会場を見渡しますと、３名座るところに１名の方が座っていらっしゃって、全体で300人から400人が入れるところに、今日は選ばれた方だけが100名ほどお座りになってるというふいうにお聞き申し上げました。YouTubeのほうで何名か参加をされていらっしゃるんでしょうけど、後のほうで数のほうにお聞かせいただきたいと思います。
　こちらにテーマが書いてありました。「不易流行」様々な変化に適応するクラブ、そして地区のスローガンが、「世界を変える行動人」「Peoples Action」というお言葉を皆さんお聞きになったことがあるかと思います。
　そして今年度のテーマである、やはりロータリーは様々な機会に対して、扉を、門を開いて、全て今回のこのテーマはわかりやすいテーマでございます。国際ロータリーのテーマが、国際理解と親善と平和、これが究極の目的でございますので、これに向かって私たちがどう立ち向かっていくのか、そしてこれから未来のロータリーに対してどのように向かっていこうとしているのか、これを皆さんと共に40分ほどの時間ではありますが、お話をしながら進めさせていただきたいと思います。

　一つの言葉がありました。多くの若者が特別攻撃隊として飛び立っていったこの鹿屋の地から平和へのメッセージを世界に配信しましょう。千玄室RI会長代理が、何が何でも鹿屋に私は行くよと言った気概がここでわかるような気がします。千先生の前でお話をさせていただくのは今回が初めてで大変緊張しておりますが、何とか自分の持ち分を消化させていただければありがたいと思います。
　それでは先ほど申しました、ロータリーが不変である中核的価値観これを中心にしながら、ロータリーの親睦を紐解いて、そしてクラブの活性化をどうすれば一番いいのか、どれが最適なのかを皆さんと共に話し合いながら、語り合いながら探ってまいりたいと思います。

6月誕生日を迎える会員は、以下の方です。
おめでとうございます！

３日　吉永　由香さん

例会の質問

例会の課題（感想）