「ロータリーの目的」

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

１．知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
２．職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、
　　社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
３．ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、
　　日々、奉仕の理念を実践すること。
４．奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、
　　親善、平和を推進すること。

付記
「ロータリーの目的」の４つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動を
　おこさなければならないものであるということで、ＲＩ理事会の意見が一致した。
　（ロータリー章典26.020）

2730ジャパンカレントロータリーＥクラブの2020-21年度第28回例会（通算289回例会）を開催いたします。
 
　３月も２週目に入ります。鹿児島では、曇り気味ではありますが、気温が上がり暖かい日が続いています。少しずつ春が近づいています。皆様の地域はいかがでしょうか？
 
　さて、今週の会長挨拶は「世界ローターアクト週間（World Rotaract Week）」（3⽉13⽇を含む1週間）について紹介したいと思います。

「世界ローターアクト週間」 　1993年、ＲＩ理事会はＲＡの創⽴25周年を記念して、3⽉13⽇を含む1週間を「世界ローターアクト週間」に指定しました。 　各ＲＣには、地元のＲＡＣとの共同プロジェクトや親睦活動に参加するよう呼びかけを⾏っています。参加によりロータリアンは、ローターアクターから若いエネルギーや新しいアイデア、労⼒を得ることができますし、ローターアクターはロータリアンから深い知識や経験を学ぶことができます。

 
　ホルガー・クナークRI会長はロータリーの友３月号のRI会長メッセージで世界ローターアクト週間についてふれ，ロータリーとローターアクトの連携について「私たちの道のりは始まったばかりです。実際の連携は自然に生まれてくるものではありません。両者が心を開き、世代を超えた連携の価値を理解する必要があるのです。」と語られ，ローターアクト（サンフランシスコ・デルモンテマラヤ・アチーバーズRAC）とロータリー（サンフランシスコ・テルモンテRC）両方に所属するルーイ・ド・レアルさんの話を紹介しています。
　ホルガー・クナークRI会長はメッセージの最後で、

私はロータリークラブとローターアクトクラブに何ら違いはないと思っています。多くのロータリアンがローターアクトをいまだに青少年の団体として見ていますが、私にとっては、ローターアクトは私たちの一部であり、私たちと同じような存在なのです。どちらも発展していくためには互いに敬意をもち、互いの対等な存在として見なければなりません。ローターアクターをありのままに理解しましょう。彼らは学生であり、若きリーダーです。しかし同時に、2014年にベルリンで開催したロータリー研究会（さらに5ヵ国での分科会）を計画し、手配し、運営をこなす有能なマネージャーであり経営者でもあるのです。 　共にこの道のりを歩むに当たって、ロータリーとローターアクトの強みを忘れないようにしましょう。そして、ルーイが言うように、今すぐ手を携えて未来を築きましょう。そうする中で、ロータリーのために限りない機会の扉を開くことができるのです。

と語りかけています。
 
　私たちのクラブは、ローターアクト経験者がたくさんいます。私もそうです。このクラブの特徴を生かすことで、「お互いを知り分かり合い、敬意をもって関係を築く」ことが、スムーズにできるのではないでしょうか。今はまだ、直接ローターアクターと関わる機会が作れていませんが、創立当初からクラブ内で語られている『ロータリーとローターアクトをつなぐクラブ』になるために、できることを考えアクションを起こしていきましょう。
 
　最後に、ロータリーの友３月号に「アイデアでコロナ禍を乗り切る！ローターアクト」という記事が掲載されていましたので、紹介いたします。コロナ禍であっても、活動を止めず、「今だからできることを」という発想で活動を進化させていっているアクターの活力に元気をもらえる記事になっています。ぜひお読みください。
 
今週も皆さまにとって、良い一週間になりますように。

幹事報告をいたします。
 
【Ｅクラブに関する報告】
　■　クラブから
　■　第３回理事会　ＮＥＷ！
 　　　　２０２１年３月１４日（日）　姶良市公民館　10時～１２時
　　　　議題：〇４月～６月の例会及びクラブ運営について
　　　　　　　〇各委員会から連絡及び提案
　　　　　　　〇ポリオ撲滅街頭募金活動について
　　　　　　　〇創立記念例会について
　　　　　　　〇今後の地区行事について
　　　　　　　〇来期に向けて
 　■　ポリオ撲滅のための街頭募金活動
　　　　２０２１年４月１１日（日）　１０時～１２時　鹿児島山形屋前
 
【地区及び分区に関する報告】
　■　第４四半期における各クラブへのお願い　　ＮＥＷ！
　　　　※詳細は３月７日送信メールをご確認ください。
　■　ガバナー月信３月号の配信について　　ＮＥＷ！
　　　※詳細は３月７日送信メールをご確認ください。
　■　2021-22年度地区チーム研修セミナー
　　　　2021年３月６日（土）　メインホテル
　■　職業奉仕セミナー
　　　　２０２１年３月２0日（土）　ＺＯＯＭ
　　　　※　柴田会長エレクトが出席されます。
　■　県別クラブ会長会議
　　　　２０２１年３月２７日（土）　ＺＯＯＭ
　　　　※　今柳田会長が出席されます。
　■　ＰＥＴＳ
　　　　２０２１年４月３・４日（土日）　中山荘
　　　　※　柴田会長エレクトが出席されます。
　■　地区研修協議会
　　　　２０２１年４月２５日（日）　中山荘
　　　　　案内を皆様に２月２６日付けメールを送信しました。
　　　　　申込期日　３月２２日（月）幹事東あてお願いします。
　■　地区大会
　　　　２０２１年5月14日（金）～16日（日）
　　　　　鹿屋体育大学、ホテルさつき苑
　　　　　　※詳細は２月２６日送信メールをご確認ください。
　　　　　　※出欠の連絡締切　３月２２日（月）
 　■　国際大会の案内
　　　　2021年6月12～16日　台湾・台北
　　　　※詳細は12月6日送信メールをご確認ください。
 
【Ｅクラブ内　連絡事項】
　■　例会プログラムについて
　　　　クラブ会員の皆様へ例会プログラム委員会から、「例会年間計画」を、各会員へメールが
　　　　送られておりますので、例会が滞りなく行われますよう、ご協力をお願いいたします。
　　　　　提出期限：原則例会開始日の10日前
　　　　　提出先　：SAA　柴田　伸久　例会プログラム委員長　吉永由香
 
　■　メークアップの連絡について
　　　　クラブ会員の出席については、副幹事で年間を通じて集計させて頂いており、自クラブの
　　　例会に出席できなかった時は、メークアップされるようお願いします。
　　　　メークアップされた会員につきましては、必ずメークアップされた出席証明書を副幹事
　　　花里までメール等で報告ください。
 

コロナ禍に  
　 敬愛する長峯基先生のお薦めでロータリークラブに入会させていただいて以来、皆様には大変お世話になっております。皆様のご経験やご示唆など大変興味深く有り難く拝読しております。
　この度は、卓話の機会をいただきました。
　やはり、猛威を振るう新型コロナウイルス感染症に対する人類としての向き合い方について所感を述べさせて頂きます。
　冒頭に、今般の新型コロナウイルス感染症によって、無念にもお亡くなりになられた方々に哀悼の誠を捧げます。又、罹患された皆様にお見舞いを申し上げますと共に、一日も早いご回復をお祈りします。
　長期戦になりましたが、医療、保健所、介護の現場などで昼夜を分たず、国民の健康と命を守るために御尽力いただいている全ての皆様に、改めて衷心より敬意と感謝を申し上げます。
　今年のNHK大河ドラマが1ヶ月遅れで、始まりました。
　「青天を衝け」若き心で挑戦を続けた日本資本主義の父・渋沢栄一の生涯です。渋沢栄一は、その著書「論語と算盤」の中で、「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示し、すべての日本人が帰るべき原点を解きました。明治期に資本主義の本質を見抜き、経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちています。
　コロナ禍にあって、余儀なくされている人と人とのディスタンスですが、５年後、１０年後に、『あの時は、確かに、物理的な距離を保つ必要があったが、逆に人の心と心はより近く結びついた、国と国も争い合う時代から許し合う時代になった。』と回顧されるために、論語に、様々な指針が散りばめられています。
　そこで、このコロナ禍を人類がどう向き合っていくべきかについて、ロータリークラブを通じても模索しておりますが、簡単に答えの出ない課題ではありますが、論語に目を向けると人智を超えてものに対する創造的な知恵が導いてくれます。
　
　一節。
　子曰わく、「歳寒くして、然る後に松柏の彫（しぼ）むに、後（おく）るるを知る」
　「寒い季節になって初めて、松や柏が落葉しないことがわかる、このように、大事に遭遇して初めて、人の本当の価値がわかる」
夏には、どの木も葉を茂らせているけれども、寒い冬が来て初めて、葉を落とす木と落とさない木があることに気づく、つまり、一大事に遭遇した的に、その人の真価が問われる。
　予期しないことが起きた時、簡単には乗り越えられないような困難なことにぶつかった時、咄嗟にとる行動、考えることに、その人の本質が出てしまうということです。
　いざという時に、優しさを形にできる人、正しい行動ができる人が本物の人物なのです。
　戦争、原発事故、自然災害等、幾多の難題が突きつけられてきましたが、ロータリークラブ活動を通じて、皆さんと共に研鑽を積んで参りたいと想います。引き続きよろしくお願いします。

3月誕生日を迎える会員は、以下の方です。
お誕生日おめでとうございます。

28日　桐明　桂一郎さん

例会の質問

例会の課題（感想）