第23回例会(通算284回例会)
例会の開催期間:2021年1月18日正午 ~ 2021年1月24日正午
20-21年度RIテーマ |
「ロータリーは機会の扉を開く」 |
20-21年度2730地区テーマ |
「不易流行 ~ロータリーの基本を堅持し、変化に適応するクラブ~」 |
例会プログラム
四つのテスト
ロータリーの目的
「ロータリーの目的」
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。
1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、
社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、
日々、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、
親善、平和を推進すること。
付記
「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動を
おこさなければならないものであるということで、RI理事会の意見が一致した。
(ロータリー章典26.020)
ロータリーソング
君が代
会長の時間
会長の時間会長 今柳田 幸代
2730ジャパンカレントロータリーEクラブの2020-21年度第23回例会(通算284回例会)を開催いたします。
新年がスタートし、二週間が過ぎました。連日コロナの感染拡大が各地で報告され、国内の11都府県で国による緊急事態宣言が発令され、九州でも福岡で緊急事態宣言が発令されました。また、宮崎県や熊本県では県独自の緊急事態宣言が出され、鹿児島でも毎日感染者の報告があります。報道を聞いていると、漠然とした不安を感じますが、自分たちがすべきことは変わらず、「マスク・手洗い・密を避ける(ソーシャルディスタンス)」です。慌てずに冷静に対応していきたいですね。
さて、今月は「職業奉仕月間」です。前回の例会では、会長挨拶で会員の皆さんへ『職業を通して「つくっている」ものについて教えてください』とお願いしましたら、コメントでいくつも回答いただき、ありがとうございました。それぞれの職業への想いに触れることができ、皆様の顔を思い浮かばながら拝読させていただきました。
今週は、ガバナー月信のガバナーメッセージから「職業奉仕」についての記事を紹介したいと思います。
職業奉仕は「ロータリーの目的」第2項を土台としており、この項でロータリアンは次の事を奨励し育むことが求められています。
■職業上高い倫理基準
■役立つ仕事はすべて価値あるものという認識
■社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること。
またロータリーでは高潔性と高い倫理観が重視されていますが、それを具体的に表しているのが「四つのテスト」です。

ロータリーの職業奉仕理念は企業永続のための哲学でもあり、職業奉仕を実現すれば、必ず顧客満足、従業員満足、世間の評価、延いては企業業績を高めることにも繋がっていくものです。また職業奉仕の根底にあるロータリーの価値観は「高潔性」(Integrity)であります。欧米では、高潔性(Integrity)がリーダーの必須条件ともなっており、ドラッカーは高潔性のない人はリーダーの地位に就いてはならないとまで言い切っております。
私たちは、仕事や人間関係において、常に倫理と職業の高い水準を固く守ることが求められています。公平さと尊敬の念をもちながら人びとと付き合い、友情を育んでいかなければなりません。中核的価値観である高潔性を常に心に刻みながら、職業奉仕の実践に努めたいものだと考えております。企業の不祥事が後を経たない時代であるからこそ職業奉仕の考え方が意味を持ち、そのような理念に基づいた実践、模範的行動が必要となります。
このことがロータリーの存在価値を高め公共イメージを向上させ、結果としてCSRやSDGsの実現につながり、そして何より自分自身の成長をもたらします。職業奉仕はロータリアンにとって最も身近な奉仕活動といえます。 |
ガバナーメッセージでは、職業奉仕以外にもクラブ戦略計画のことについても触れられおり、将来のビジョンづくり、夢づくりが大切であると語っておられます。その中で
『リーダーは、全ての人がその夢の実現を信じて疑わなくなるまで夢を語り続けることが大切であります。』
との言葉があり、ハッとさせられました。
私は『こんな時だからこそ、夢や希望をもって、チャレンジする魅力あるクラブに!』と考えます。
「ロータリーで仲間と共に活動することで元気を得て、仕事や日々の生活も豊かになる」そんな活動ができたら嬉しいです。そんな思いを皆さんにお伝えしていきたいです。
長くなってしまいましたが、今週も皆さまにとって、良い一週間になりますように。
幹事・委員会報告
幹事報告幹事 東 岳也
幹事報告をいたします。
【Eクラブに関する報告】
■ クラブから
■ プロバスケットボール無料観戦招待事業(地区補助金事業)
2021年2月14日(日) 姶良市総合運動公園体育館
■ 第3回理事会
2021年3月14日(日) 姶良市公民館
■ ポリオ撲滅のための街頭募金活動
2021年4月11日(日) 10時~12時 鹿児島山形屋前
【地区及び分区に関する報告】
■ ガバナー月信1月号の配信について NEW!
※詳細は1月7日送信メールをご確認ください。
■ 2022-23年度ガバナーの決定
山ノ内 文治会員 鹿児島RC
■ 地区危機管理委員会の開催 NEW!
2021年2月6日 ZOOM
※ 西会員が地区委員として出席されます。
■ ロータリーデー
2021年2月23日(火祝日)
■ 職業奉仕セミナー
2021年2月27日(土) メインホテル
■ PETS
2021年4月3・4日(土日) 中山荘
■ 地区研修協議会
2021年4月25日(日) 中山荘
■ 地区大会
2021年5月14日(金)~16日(日)
鹿屋体育大学、ホテルさつき苑
■ 国際大会の案内
2021年6月12~16日 台湾・台北
※詳細は12月6日送信メールをご確認ください。
【Eクラブ内 連絡事項】
■ 例会プログラムについて
クラブ会員の皆様へ例会プログラム委員会から、「例会年間計画」を、各会員へメールが
送られておりますので、例会が滞りなく行われますよう、ご協力をお願いいたします。
提出期限:原則例会開始日の10日前
提出先 :SAA 柴田 伸久 例会プログラム委員長 吉永由香
■ メークアップの連絡について
クラブ会員の出席については、副幹事で年間を通じて集計させて頂いており、自クラブの
例会に出席できなかった時は、メークアップされるようお願いします。
メークアップされた会員につきましては、必ずメークアップされた出席証明書を副幹事
花里までメール等で報告ください。
委員会報告研修委員長 宮本 健児
委員会報告
12月12日 |
委員会名 |
研修委員会 |
担当者名 |
宮本健児 委員長 |
出席者:菊地、今柳田、東、今福、柴田、西、花里、吉永、宮本
報告内容
今回は新型コロナの影響も考慮し、12月12日の一日間に研修を集中して、3項目を挙げ研修を行い有意義なものになりました。
1. 会員増強について(担当者 宮本)
以前より入会を希望されていた方と連絡がつき、新型コロナ収束後に、改めて入会に向けた連絡を頂けるとの連絡を受けていることの報告をしました。
また今後、入会を希望される人に向けた説明書類などについて、これまでの書類等を検証し、修正意見や案を募り、その結果、我がクラブの活動状況などを分かりやすく説明できるパフレットを作成することとなりました。
また、コロナ収束後は、折を見てアンテナを拡げながら勧誘活動を活発化させることを確認しました。
2. 職業奉仕について(担当者 今福)
私たちが自分たちの職場においても人と関わる上で大切な「自分の気持ちを上手に伝える」ために「アサーティブコミュニケーション」という手法についての説明が有りました。
※アサーティブコミュニケーションとは
自分と相手の気持ち、考えを尊重し円滑なコミュニケーションを取る事でスムーズに
仕事が進み活力ある集団とする方法。
3. クラブ戦略委員会について(担当者 東)
今年度からクラブ内で戦略委員会、危機管理委員会の常設が要請され、その中の戦略委員会の役割についてガバナー月信12月号を活用して詳しい説明がされ、その後、クラブアッセンブリーに掲載している、今期のクラブ戦略を確認し、現状分析を行いながら、下半期で取り組む具体的な事業について意見を出し合いました。


メインプログラム
「青春」について会計 今福 修吾
「青春」について
会計 今福 修吾
私は仕事柄、社内外の研修やセミナーに参加することが多く、色んな方のお話しを聞く機会があります。その中で、私が心に残った文書のひとつをご紹介します。
人生100年時代と言われていますが、私が勤務する会社は、定年の60歳以降も元気に働いて(生活して)もらうことを目的として「ライフプランセミナー」が開催されます。当社の年金資産運用会社に講師をお願いしていますが、その中でアメリカの実業家で詩人「サミエル・ウルマン」の詩である「青春(原文は“Youth”)」のお話しがあります。
その内容としては、60歳(定年)は一つの区切りであり、それ以降の100歳までの人生を、立ち往生することなく、如何に充実して過ごすことができるかはとても重要で、仕事一辺倒の方や趣味の少ない方は今のうちから準備をしておく必要があるとのことです。
※この詩は1950年代に岡田義夫氏により翻訳されたため、難解な文言があります。その意味を以下に説明しますので、事前にご確認をお願いします。
文 言(読み) |
意 味 |
様相(ようそう): |
ありさま、すがた |
怯懦(きょうだ) |
臆病で気が弱いこと |
苦悶(くもん) |
肉体的または精神的に苦しみもだえること |
狐疑(こぎ) |
相手のことを疑うこと |
恰も(あたかも) |
まさにそうであるように |
芥に(あくたに) |
つまらないもの |
愛慕心(あいぼしん) |
愛して、懐かしみ慕う心 |
星辰(せいしん) |
星、星座 ※憧れや願望を想起するもの |
欽仰(きんぎょう) |
尊敬し慕うこと |
剛毅(ごうき) |
意志が堅くて強く、くじけないこと |
喜悦(きえつ) |
心からよろこぶこと |
偉力(いりょく) |
すばらしい効果をあげるような力 |
悲嘆(ひたん) |
かなしみなげくこと |
◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇
青 春
原作 サミエル・ウルマン
邦訳 岡田 義夫
青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相(ようそう)を言うのだ。
優れた創造力、逞(たくま)しき意志、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶(くもん)や狐疑(こぎ)や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰(あたか)も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥(あくた)に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
曰く、驚異への愛慕心(あいぼしん)、空にきらめく星辰(せいしん)、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰(きんぎょう)、事に処する剛毅(ごうき)な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦(きえつ)、勇気と壮大、そして偉力(いりょく)の霊感を受ける限り、人の若さは失われない
これらの霊感が絶え、悲嘆(ひたん)の白雪が人の心の奥までも蔽(おお)いつくし、皮肉の厚氷(あつごおり)がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。
◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇
この詩は、岡田義夫氏以外にも数名の方が邦訳されていますが、私は今回ご紹介したものが一番心に沁みると感じます。また、2018年12月15日に開催されたクラブ総会時に、当時ガバナー補佐であった、えびのロータリークラブ佐世雅敏会員より「とても気に入っている詩」としてご紹介がありました。さらに、皆さんがご存じの松下幸之助氏は、70歳位の時にある人からこの詩を送られ感動し「青春とは、心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動を続ける限り青春は永遠にその人のものである」と要約し、額に入れて飾ったと言われています。
私の周囲では“仕事を何歳まで続けるか”という話題がよく出ますが、「高年齢者雇用安定法」により事業主に対して65歳までの雇用確保が義務化されており、また、今年4月に同法が改正され、70歳までの就業機会の確保が努力義務となります。少子高齢化社会が進み、元気に働きながら社会に貢献することが必要となる中で、仕事に対するモチベーションをどのように維持していくかは重要な課題です。
私は、人生100年という長い期間を充実したものとするために、この詩にあるような気持ちを持ち続けることが大切だと思いますし、年齢を重ねてもドキドキ・ワクワクしながら過ごしたいと考え様々なことに日々努力しています。(仕事だけでなく、ロータリー活動や趣味のゴルフ他)
皆さんはこの「青春」を読んでどのように感じられましたか?
「例会の課題」でのご意見・ご感想をよろしくお願いいたします。
出席報告副幹事 花里 隆二
【出席報告】
Eクラブ 出席率
第22回例会(第283回例会)
会員数 |
出席免除会員数 |
出 席
会員数 |
出席免除会員数 |
メーキャップ出席会員数 |
出席率 |
17 |
16 |
14 |
1 |
0 |
88.0% |
第21回例会(通算282回例会)
会員数 |
出席義務会員数 |
出 席
会員数 |
出席免除会員数 |
メーキャップ出席会員数 |
出席率 |
17 |
16 |
13 |
1 |
0 |
81.3% |
第20回例会(通算281回例会)
会員数 |
出席義務
会員数 |
出 席
会員数 |
出席免除会員数 |
メーキャップ出席会員数 |
出席率 |
17 |
16 |
13 |
1 |
0 |
81.3% |
第19回例会(第280回例会)
会員数 |
出席義務会員数 |
出 席
会員数 |
出席免除会員数 |
メーキャップ出席会員数 |
出席率 |
17 |
16 |
13 |
1 |
0 |
81.3% |
<メークアップ報告>
第22回例会(通算第283回例会)にメークアップされたのは、
以下の1名(地区内1名、地区外0名)の方々でした。
メークアップありがとうございました。
手塚 善久さん (志布志みなとRC)
今月の誕生者
1月誕生日を迎える会員は、以下の1名です。
お誕生日おめでとうございます。
20日 今柳田 幸代さん
今週の例会の質問と課題
今週の例会の質問と課題は・・・
例会の質問
第23回例会(通算284回例会)
7.010. 立法案の種類
規定審議会は、制定案と見解表明案を審議するものとする。制定案とは、組織規定を改正しようとする立法案である。見解表明案とは、RIの立場を表明しようとする立法案である。
上記は、国際ロータリー細則第7条に書かれていることを
知っていましたか。
例会の課題(感想)
Q1,Q2,Q3の質問からお好きな項目を選んでお書きください。
Q1)「メインプログラム」についてご意見・ご感想。/
Q2) 例会に参加された感想、会長挨拶、委員会報告等についてのご意見・ご感想。/
Q3)近況、日常の何気ない出来事などを自由に。/
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