♪ 奉仕の理想 ♪
奉仕の理想に 集いし友よ
御国に捧げん 我等の生業
望むは世界の 久遠の平和
めぐる歯車 いや輝きて
永久に栄えよ
我等のロータリー ロータリー

♪ それでこそロータリー ♪
どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローロー ロータリー

♪ 手に手つないで ♪
手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
一つ心に おおロータリアン
おおロータリアン

♪ ありがとうロータリー ♪
富士の高嶺みつめて 地に足を踏みしめ
喜びと誇りを胸に 今もこれからも
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて
それぞれのなりわいを それぞれの方法で
歩んできた だから今 新しい道がある
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の喜びに向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

地区研修協議会 報告
第3部門 クラブ管理部門(クラブ管理運営委員会)
宮本健児(次期クラブ管理運営委員長)
いくつかのグループに分けて議題について検討し、終了後、グループごとの協議内容を委員会全体に報告致しました。
クラブ管理・運営について
1.魅力有るクラブ運営について
・例会内容を工夫する
例会を屋外にて開催、講師を呼んで史跡を周りながら歴史について考察した。
(NHKで『篤姫』の放送中に史跡をまわって講師から解説を受け好評だった。)
・結婚月に、会員自らが、結婚月の会員の奥様に記念品を届けた。
(会員の奥様はあまりロータリーについて理解していない場合が多く、快く会員のロータリー活動にご協力頂けるようご理解頂くためにも、ご挨拶して認識を深めてもらうために実施。好評との事。)
2.会員の退会を防止する工夫について
・入会した会員が数年で退会する事例もあるので、孤立しないよう必ず声かけをして、親睦をはかる。
・ロータリーの友などへの投稿も掲載されると励みとなるのでそれらの活用で参加意識を高める
などの具体例を挙げました。他のグループからも欠席会員への積極的な声掛けを奨励する。また、例会の不参加理由を詳しく聞き出すなど努力をしている会の報告もありました。これらの報告を参考に次年度の会運営、会員増強に役立てるよう活動致します。
第5部門 広報・公共イメージ部門,ガバナー月信委員会
松岡高史(次期公共イメージ委員長)
(1)広報・公共イメージ部門分科会
「My Rotary」を登録するよう依頼する。
様々な資料等が準備されており,会員を勧誘するときや,新入会員にロータリーを説明するときにとても便利。
(2)2730地区Facebook研究会
情報交換を行っている。
宮崎北RC 管理人:安達氏
地区内の各クラブの情報が盛りだくさんである。
(3)他クラブのホームページを参考にする
鹿児島RCのホームページがよくできている。
【感想】
地区として,広報・公共イメージ部門へ力を注いでいるのがよく分かる。組織の中で,部門が独立したのもその表れだと思う。広報・公共イメージ部門の役割は非常に大きい。特に,Eクラブはネット上で行っているクラブなので,イベントを開催するのが難しい。よって,他クラブのイベントに参加したことをFBで発信したり,他クラブと連携してイベントを開催し,発信したりするなどの工夫が必要だと思った。自クラブだけという小さな枠で捉えるのではなく,地区全体として捉える必要があると感じた。
今年度は,ロータリーの友や月信への投稿ができた。次年度は,更に回数を増やしていきたい。
第7部門 社会奉仕委員会
中村 泉(次期奉仕プロジェクト委員長)
児玉委員長(日向東RC)の進行にて、各クラブの社会奉仕活動を意見交換し、次年度の活動の参考にしてもらう分科会でした。地域の清掃作業、学校と協力して各イベント、講話等、各クラブ様々な活動報告でした。小さな活動から初めて、ニーズに合わせて変化する事は必要性があると感じました。Eクラブでも、戦略計画を考慮して地域に奉仕出来る活動を発案、展開が必要あると感じました。
地区クラブ研修・ロータリー雑誌合同研修セミナーに参加して
クラブ管理運営委員会 宮本健児
地区クラブ研修・ロータリー雑誌合同研修セミナーが3月12日(日)、午前11時より都城市の都城メインホテルにて開催されました。
当日は日向中央ロータリークラブの30周年記念式典と重なり、大重ガバナー、押川エレクトは欠席され、喜島ガバナーノミニーデジグネートが参加され参加者全員でロータリーロゴの使用に関する規定や取り決め、またイメージ戦略について、講師に「ロータリーの友」二神典子編集長(東京築地ロータリークラブ)をお迎えして色々と学ばせて頂きました。
講演の内容としましては、
・ロゴマークの適正使用の説明
・ロータリーの友を含めたイメージ戦略の在り方
についてお話が有りました。また午後からは、グループに分かれてイメージ戦略やロータリーの友をどう会員増強に活用していくかを検討するディスカッションが有りました。
各グループで上がった意見を要約しますと、
・イメージ戦略について
各クラブに在籍するマスコミ関係者がいれば、活動の取材をお願いする
記者クラブなどにこまめに情報を提供し協力してもらう
奉仕活動も大事だが、会合等に参加する楽しさをもっと広める
会員の子弟もレクレーション等に積極的に参加させ、将来の会員へ誘う
・「ロータリーの友」有効活用について
会員増強にもっと役立てるべきとの意見があり
毎週例会にて、持ち回りでロータリーの友の任意の文章を朗読したり感想文(リポート)を書いてロータリーへの理解と見識を深める。
ロータリーの友への投稿を奨励する(載れば投稿した人は必ず見る)
などの意見が有りました。会員増強にロータリーの友を活用するという発想が自分には無かったので、とても有意義なセミナーでありました。
「私の職業奉仕」
直前会長 桐明 桂一郎
私の職歴といえば、新聞とテレビということになるでしょう。新聞とのかかわりは自己紹介でも書きましたが、大学生時代に地方紙を発行している新聞社でアルバイトした際、記者の体験をしたことがきっかけでした。大学卒業後、その地方紙でしばらく働いた後、朝日新聞に入社。合わせて30年間近く記者として、さらに取材部門のリーダーとして働きました。
ロータリーに「4つのテスト」があるように朝日新聞には4項目からなる「朝日新聞綱領」があります。
1.不偏不党の地に立って言論の自由を貫き、民主国家の完成と世界平和の確立に寄与する。
1.正義人道に基いて国民の幸福に献身し、一切の不法と暴力を排して腐敗と闘う。
1.真実を公正敏速に報道し、評論は進歩的精神を持してその中正を期す。
1.常に寛容の心を忘れず、品位と責任を重んじ、清新にして重厚の風をたっとぶ。
新聞の取材部門は政治、経済、文化、運動など専門分野が分かれていますが、私は社会部が中心でした。社会部は、事件や事故、災害をはじめ世の中で起きるさまざまな出来事が取材対象になり、しばしば修羅場に遭遇することもありました。そういう時に私たちを勇気づけてくれるのが、この綱領でした。
まず、新聞にとって大事なことは、読者の信頼です。朝日の記事や論評は正しい、真実だと受け取ってもらえるかどうかです。その信頼がなければ、読者は離れていきます。そのためには、まず記者としての取材力を磨いていかねばなりません。それに取材先との信頼関係をつくっておくことも大事です。ただ、その取材先から勤務先の役所に都合の悪い情報をもらい、記事にした場合、役所内では誰が情報を流したか、「犯人捜し」が始まります。しかし、記者はどんな状況になろうとも、情報源を明かさないという覚悟が必要です。
修羅場といえば、こんなこともありました。平成3年6月3日、噴火が続いていた雲仙・普賢岳で火砕流が起き、43人が死亡しました。普賢岳の中腹付近に新聞やテレビの記者やカメラマンが取材拠点にしていた場所があり、そこにいた報道関係者16人も含まれていました。私は西部本社の取材部門の責任者である報道センター部長をしていましたが、朝日新聞は取材拠点は火砕流が起きれば危険だという判断で拠点から撤退していたため、犠牲者を出さずに済みました。取材現場での危機管理の大切さを、改めて確認させられました。
私が鹿児島放送(KKB)に出向したのは平成4年4月でした。同じ報道機関といっても活字の新聞と映像のテレビでは仕事の中身、職場の雰囲気などまるで違います。しかも、鹿児島県内の民間放送局としては3番目の開局で、開局から10年足らずの新局でしたから、私のような一部の出向組を除いた社員のほとんどが若い人たちでした。特に、女性社員が多く、80数名の社員の4割近くが女性でした。その女性社員では、こんな思い出があります。
着任から4年ぐらいたったころですが、女性社員が結婚すると必ず退社していくことに気付きました。人事担当の役員に尋ねると、開局時から女性社員は結婚したら退社するという了解を取って採用しているのだという。これはまずいと思った私は当時の社長に「こんな採用の仕方が世間に知れたらKKBの評判は悪くなるし、そもそも優秀な女性が応募してこなくなりますよ」と直談判し、結婚退社制度を中止しました。
平成13年、社長に就任したのですが、社の存立の基盤を脅かされるような大事業が待ち受けていました。国の方針で国内のテレビ放送の方式を、これまでのアナログ放送からデジタル放送に変えるというのです。デジタルになれば映像も音声も格段に良くなり、機能も多様化するということで、デジタル化は世界的な流れになっていました。問題は、その費用です。KKBの場合、本社の放送機器と奄美など離島まで含めた県内全体で約80局前後の中継局の送電設備を変えなければなりません。その費用は総額60億円という。当時の社の年間収入45億円を大きく超える巨費です。正直、悩みました。社の貯えもほとんどなく、借金でしのぐしかない。いよいよの時は九州内の系列局で合併するか、鹿児島県内の民放4局での合併はどうか、などと真剣に考えたこともありました。
しかし、最終的にはまず自社でできることをやるしかないと覚悟を決め、対応を始まました。まずは自らの社長報酬を2割強カットしたのをはじめ全役員の報酬をカットしました。株主への配当も5%から3%へ減額させていただきました。ただ、社員の給与には手を付けなかった。自社の給与が県内民放4局の中で低い方だったことと、これからデジタル化対策で頑張ってもらわねばならないと思ったからです。もちろん、社内の経費全体を見直し、節約に努めことは言うまでもありません。
翌年の平成14年には開局20周年を記念して、KKB版「3つのテスト」ともいうべき「私たちの誓い」を制定しました。
「私たちの誓い」
(信頼)放送の公共的使命を自覚し県民に信頼され、愛されるステーションを目指します。
(貢献)ふるさとの大地にしっかりと根をおろし、地域と共に歩み地域社会の発展に貢献します。
(挑戦)進取と和の気風を尊び、たゆみない挑戦を通じ、活力ある職場づくりに取り組みます。
鹿児島、宮崎のデジタル化工事は平成23年にほぼ終わり、アナログ放送は終了します。私は平成18年に社長を退任しましたが、一時、最高で40億円にもなった借金も3年前までに返済を終えたそうだ。経営的には大変なご苦労があったようですが、社員一同、よく頑張って難局を乗り切ってくれました。社員の皆さんが誇りと遣り甲斐をもって働けるKKBを守るのに、私自身も多少とも貢献できたことをうれしく思います。