ロータリーE-クラブは一般のクラブ(Traditional Club)とその活動に於いて異なるところはありません。
毎週例会を開き、奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を深めます。
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ロータリーに関する資料を集めてみました。参考にしてください。

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第37回例会(通算第83回例会)

例会の開催期間:2016年5月 9日正午 ~ 2016年5月15日正午

例会プログラム

四つのテスト

ロータリーの目的

新「ロータリーの目的」
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

付記
「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動をおこさなければならないものであるということで、RI理事会の意見が一致した(ロータリー章典26.020)

ロータリーソング

1.奉仕の理想

奉仕の理想に 集いし友よ
御国に捧げん 我等の生業
望むは世界の 久遠の平和
めぐる歯車 いや輝きて
永久に栄えよ
我等のロータリー ロータリー

 

2.それでこそロータリー

どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローロー ロータリー

 

3.手に手つないで

手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
一つ心に おおロータリアン
おおロータリアン

 

4.ありがとうロータリー

富士の高嶺みつめて 地に足を踏みしめ
喜びと誇りを胸に 今もこれからも
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

それぞれのなりわいを それぞれの方法で
歩んできた だから今 新しい道がある
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の喜びに向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

君が代

会長の時間

会長の時間会長 桐明 桂一郎

春に入社した、いわゆる新入社員が5月の連休明けになって急に無気力になったり、中には退職していくケースが多いという。自分が期待していた仕事と違うとか人間関係がうまくいかないなどが原因で、昔から五月病といわれている現象である。若者の甘えだという指摘もありますが、自分に向いている、あるいは自分がやりたい、やりがいのある仕事に出会えるかどうか、簡単なことではないようです。
 
朝日新聞の読者の声欄に山梨県の大学生(21)の、こんな投書が載りました。
「就職活動を控えている。『人の役に立つこと』『地域の活性化に貢献すること』を実現できる仕事をしたいと考えている。(中略)では、どんな仕事に就くか。企業の知名度や収入の高さは重視せず、本当にやりたいこと、好きなことができる仕事を選ぶ『理想的な生き方』か。それとも結婚して家族を養えるように安定した収入をもらえる仕事を選ぶ『現実的な生き方』か。(中略) 悩める時間は残り少なく、決断を急ぐ必要がある。正しい答えがないだけに難しい。どんな生き方を選択しようか。最近、悩み続けている」。
 
これに対し、4人の読者から寄せられた投書が紹介されている。
熊本県の牧師(46)は「気の進まないことを無理してやるより、やりたいことを喜んでやる方が、はるかに多くを成し遂げられます。意欲をもって打ち込めば、人から必要とされ、収入の安定につながるでしょう。やりたいことをやらないで後悔する方が、ずっと多いものです」と、「理想的な生き方」を勧められる。
 
大手企業に総合職で働いているという大阪府の女性会社員(31)は「私は『現実的な生き方』をまずは選択することをお勧めします。自分自身の興味や関心は年々変化していくものです。重要なのは『今が全てではない』ということです。だから、まずは自分の基盤をつくることです」と、まず社会に出て自立するという現実路線を提案される。
 
広島県の飲食店経営者(46)は「悩める時間は少ないとありますが、果たしてそうでしょうか。焦る必要はありません。間違ったって大丈夫、やり直しは何度でもきくのが人生です」と語り、30歳まで定職につかず、郵便局員になったが3年で退職、その後、旅先での出会いがきっかけとなって13年前、広島県の尾道でうどん屋をはじめ、今では居酒屋として経営している、といった自分の職歴を振り返りながら「すぐつぶれると言われながらも、何とかやっています。もうかっていないけど,天職と思って毎日楽しく働いています。自分に合った仕事はゆっくり探せばよいと、おじさんは思います」と、励ます。
 
4人目は千葉県の女性アルバイト(28)で、「ご投稿に共感した。私も同じ問題を抱えているからだ」と、こんなメールを送っています。「洋服の仕立てで生計を立てたいと考え、アルバイトしながら洋裁教室で7年ほど勉強している。洋裁で一人前になるには長時間の学習が必要。しかし、服をオーダーする人は減少傾向で、洋裁が仕事として成り立つ保証もない。それでも、洋裁が好きという気持ちで勉強を続けてきた。だが、洋裁を趣味に置き換え、正社員になれるような職業に就いた方がいいのか迷っている」。
 
最後に、私からノーベル生理学・医学賞受賞者の山中伸弥・京都大学教授のケースを紹介しておきたい。山中教授は少年時代から骨折などでお世話になっていた整形外科医になりたいと大学に進みます。ところが、外科医としての実務訓練を受け始めますが、うまい同僚がやれば20分で終る手術が自分がやると2時間ぐらいかかる。厳しい教官からは「ヤマナカ」じゃなく「ジャマナカ」と呼ばれるようになる。そこで、山中教授は念願の外科医になるのを断念、基礎医学の研究に切り替えるため大学に入り直した。もし、山中教授がすんなりと外科医になっていたら、難病などの治療をはじめ医学の進歩に大きな貢献が期待されるIPS細胞の発見もありえなかったし、晴れのノーベル賞受賞もなかったでしょう。
山中教授は高校生を前にした講演会で、こう語っています。「皆さんも、これから大学生になり、社会人になると思います。ぜひ、いろんなことにトライ、チャレンジしてもらいたい。そして、いっぱい失敗をしてもらいたい。10回挑戦して、9回失敗して1回やっと成功する。9回失敗しないと1回の成功は手に入らないのです」。
 
さて、皆さんは「悩める大学生」に、仕事や生き方についてどんなアドバイスをしますか。
 

幹事・委員会報告

幹事報告幹事 今柳田 幸代

【ご案内】
Eクラブに関する案内
【理事会報告】
●「宮崎県西部分区会員名簿」の作成について
 「2016-17年度の分区会員名簿の作成について、クラブの承認をとって欲しい」との次期ガバナー補佐からの依頼がありましたので、理事会で検討いたしました。理事会では過半数以上の承認を頂きましたので、「作成に異論はない」ということで次期ガバナー補佐へ連絡いたしました。

 
【幹事からの連絡】
●「創立記念例会」の開催について
 以下の日程で創立記念のリアル例会を開催いたしまし。
 早いものでRIの認証を受け、2730ジャパンカレントロータリーEクラブとして活動して2年目が終わろうとしています。1年の活動を振り返り、来年に向けた話を会員みんなで語り合いましょう。
お忙しいと思いますが、スケジュール調整をして、是非ご参加ください。
 
 日 時:2016年6月19日(日) 11:00~12:00
     (例会終了後、可能な方はお残り頂き、皆で昼食を取る予定です。)
 場 所:都城メインホテル4F 地区事務所
 

地区及び分区に関する案内
●「2015-16年度・2016-17年度合同地区会員増強セミナー」のご案内
 日 時:2016年5月21日(土) 14:00~ 受付  15:00~17:00 セミナー
 場 所:ふれあいプラザなのはな館 2階視聴覚室
     (指宿市東方9300-1 ☎0993-27-1221)
 登録料:2,000円
 懇親会場:指宿白水館 7階ルビーの間
      (指宿市東方12126-12 ☎0993-22-3131)
 懇親会費:7,000円


*会員増強セミナーへは 菊地さん、今柳田 が参加予定です。

●「地区研修・協議会」のご案内
 日 時:2016年5月22日(日) 8:30~ 受付  9:00~15:30 会議
 場 所:指宿市民会館 (指宿市東方12020 ℡:0993-22-4105)
 内 容:  9:00~ 9:25 次期会長会議(参加者:会長エレクト)
       9:35~13:10 本会議
      14:00~15:30 分科会
 登録料:8000円


*参加予定者 菊地さん、小牧さん、東さん、今福さん、柴田さん、戸高さん、廣田さん、吉永さん、花里さん、松岡さん、宮本さん、中村さん、今柳田 の13名です。


●「国際大会」のご案内
 開催日程:2016年5月28日(土)~6月1日(水)
 開催地:韓国 ソウル

 * 池さん、戸高さんの登録を行いました。
 今回の「RIソウル国際大会」は、前回の「大阪国際大会」以来の13年ぶりのアジアでの開催です。期間中、世界のロータリアン4万人、日本からは1万人。そして、当地区からは200名以上の参加要請を受けております。
 国際大会は、世界のロータリーを展望できる格好の機会です。何より、世界200ケ国以上のロータリアンと一同に会します。そして、大会の花となる「開会式(5月28日)」は、お国柄が如何なく発揮され華やかなる大感動の祭典です。そして、当地区では開会式前夜祭として、「2770地区ガバナーナイト(大懇親会)」を開催の予定です。これにあたりまして、当地区ではガバナー事務所が窓口となり、鹿児島・宮崎各県100名、計200名(配偶者・ご家族含む)を募集致しております

 
 
全国ロータリーEクラブフォーラム」のご案内  
 開催日程:2016年5月15日(日) 13:00~18:00
 開催場所:京都ホテルオークラ
 プログラム:13:00-13:30 登録・受付
       13:30-13:50 開会点鐘・開会宣言・国歌と奉仕の理想斉唱・
              来賓紹介および参加クラブ紹介・フォーラム歓迎とご
挨拶
         13:50-14:10 基調講演「Eクラブの経緯と今後の展望」
         14:25-15:00 分科会(3グループ:分科会の進行説明・名刺交換および自己紹介)
            1) クラブ管理・運営部門(例会・クラブ運営等含む)
            2) 会員増強と研修部門
            3) 奉仕活動部門(DDF.WF等の利用と寄付等含む)
         15:15-15:30  分科会の報告(5分×3分科会)
         15:30-15:45  講評・閉会宣言・閉会点鐘
         16:00~17:30  懇親会
            開会挨拶、乾杯
            閉会挨拶・ロータリーソング「手に手つないで」
 登録料:7,000円 (当日、受付にて徴収)
 
登録〆切:2016年2月20日(土)
 
*参加予定者 東さん、今福さん、西さん、吉永さん、今柳田
 
 
他クラブの行事等に関する案内
●「高鍋RC創立40周年記念式典」のご案内  
  期 日:2016年4月24日(日) 受付 9:00~
                 記念式典 10:00~  記念講演 11:00~
                 祝賀会 12:30~14:30
 会 場:ホテル四季亭 (高鍋町北高鍋5224 ☎0983-23-0043)
  登録料:10,000円
 
 
 
【出席報告】
Eクラブ 出席率
第36回例会(通算第82回例会):2016/4/25~2016/5/1
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
メーキャプ出席
会員数
席率
22
22
19
0 1
90.91%
*MU (廣田会員・都城中央RC創立30周年記念式典出席)
第35回例会(通算
第81回例会):2016/4/18~2016/4/24
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
メーキャプ出席
会員数
出席率
22 22 21 0 0 95.45%
第34回例会(通算第80回例会):2016/4/11~2016/4/17
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
メーキャプ出席
会員数
出席率
22 22 21 0 1 100%
*MU (市來会員・鹿児島東南RC例会出席)
 
メーキャップ報告
第36回例会(通算第82回例会)にメーキャップされた方は、以下の7名(地区内6名、地区外1名)でした。
島津 久友さん   (都城RC) 佐藤 理さん    (倉敷RC)
仲間 貴志さん   (鹿児島中央RC) 矢野 常広さん   (かのや東RC)
片山 俊之さん   (延岡東RC) 二見 康之さん   (都城RC)
土井 篤さん    (延岡RC)  

 
【Eクラブ行事等の報告】
報告事項はありません。

 
【その他 報告】
●「都城中央ロータリークラブ創立30周年記念式典」の報告
(報告者:吉永さん)
 都城中央RCの創立30周年に出席しました。出席者は桐明さん、今柳田さん、東さん、廣田さん、吉永の5名でした。
 式典では、最初に4月より米山奨学生となった留学生の挨拶があり、創立20周年を迎える都城中央プロバスクラブ会長挨拶、スポンサークラブへの感謝状贈呈、歴代会長の紹介と感謝状贈呈等がありました。
 続いて、記念事業。「都城食業奉仕びとの物語」として、①焼肉カーニバル、②がまこう庵・もちなが邸、③せとやま弁当、④ぎょうざの丸岡、⑤なのはな村の紹介映像、各代表と都城市長・川越シェフによるパネルディスカッションが行われました。
 その後、会場を移して記念交流会。解放感溢れる会場で、記念事業で参加された食業奉仕びとのブースがあり、川越シェフによる料理パフォーマンスがあり、手に手つないでは外の芝生広場で。
 万歳三唱の後は、花火の打ち上げもありました。
 記念事業は一般の方にも公開され、食業奉仕びとのこだわりや取り組みは興味深く、ここで聞いた話で食べたくなった各料理も交流会で食べることが出来、川越シェフのパフォーマンスも盛り上がり、とても楽しい時間となりました。

  

  

 
 


 

委員会報告阿久根RC・RAC卓話  研修委員会 東 岳也

阿久根ロータリークラブ・ローターアクトクラブ卓話
研修委員会:東 岳也
[2016.04.26 阿久根RC卓話]
昨年2月に引き続き、4月26日阿久根ロータリークラブから依頼を受け、当クラブへのメーキャップの仕方について卓話を行ってきました。
今回は、会場にネット環境につながるパソコンを準備していただき、実際に例会に参加をその場でしてみました。
また、メーキャップの仕方については、家に帰っても見ながら参加ができるように、今柳田幹事が作成した紙ベースのマニュアルを配布して説明を行いました。
まだ、阿久根ロータリークラブからのメーキャップ参加はありませんが、今回の卓話でメーキャップに繋がっていけばと思います。



[2016.04.27 阿久根RAC卓話]
今期、阿久根ロータリークラブ会長がローターアクトOBで先輩に当たり、年度末に年齢退会が6名あり、現在会員が5名(実働3名)となり、一から立て直したいとのことで基本から教えて欲しいとの要請があり、卓話を行って参りました。
ロータリーやローターアクトの始まりについて、自分が経験した過去の体験、OBになってからの現在のつながりなどをお話しさせていただきました。
特定の地域を持たない当クラブですので、なかなかアクトを提唱ということは難しいかもしれませんが、22名の会員中13名がアクトOBであり、地区役員経験者でありますので、5月は青少年奉仕月間ということもありますので、こういう形での関わり方は有効であるのかなと感じました。
5月にも会員募集をかけるとのことですので、今月は例会に参加して参りたいと思います。

 


メインプログラム

一生成香 No.28 「職業奉仕の安楽死?」研修リーダー 菊地 平

一生成香 No.28  「職業奉仕の安楽死?」
研修リーダー 菊地 平

『暗い夜道に街灯が一本立っています。その街灯の下だけが明るく、周りは真っ暗です。その街灯の下で何やら探し物をしている人がいます。通り掛かりの人が「どうされましたか?」と尋ねました。するとその人は「え~、私は大事なものを落としてしまいました。落としたところは向うの暗いところですが、ここが明るいのでここで探しています」と答えました』当然ジョークなのですが。

~~「見える世界」だけを真実と思い、背後から支えてくれる「見えない世界」を粗末にしてはいないか?と思ったりします。
会員増強・ポリオ・財団寄付、米山寄付、奉仕プロジェクトを「見える世界」とすれば、ロータリーが本来大事にしてきた「寛容、慈しみ、思いやり、友情」や「職業奉仕」は「見えない世界」だと区別してみました。その「職業奉仕」が本当に見えないことになりつつあると言う危機感を覚えて書いています。

先の規定審議会決議について、戸高会員よりいち早くメールをいただきました。
曰く、「職業分類」という文言が消滅する。またEクラブという項目が手続き要覧から削除される(アディショナルクラブもネット上での例会が認められたことによります)。例会は月に2回開催でも良い~など緩和につぐ緩和でした。変化に柔軟に対応するロータリーなどとのんきに言っている場合ではないと、職業奉仕の安楽死を宣言された気分です。

かつては「職業分類の原則」は1クラブに1業種1会員制度でありましたが、それはとっくに崩壊して、緩和されました。
「職業分類」の基本理念はそれぞれの地域社会において業種を調査し、会員名簿にない業種の中から新会員を募集するということです。しかし職業分類と言う語彙は存在してきました。その垣根が取り払われてしまうわけですから、会員資格は主婦でも良いとなり、いよいよ、会員増強はなりふり構わないロータリーになって行こうとしています。
元RI会長ラタクルさんは、この暴挙はRI定款、第5条、第2項に抵触していると指摘されています。

さらに手続要覧からは、大事な職業宣言も削除されています。
それは、1、職業は奉仕の一つの機会なりと心に銘せよ~で始まる8項からなる1989年採択の「職業宣言」文なのですが、今は「ロータリー行動規範」となりました。職業人以外でも入会可能とした事に関係します。
「職業奉仕」は私達のDNAでしか存在しなくなっていくのでしょうか?
時代変化対応は時代を生き抜く智恵かも知れませんし、そのこともあって、ラインホールド・ニーバーの言葉をかつてお伝えしたのでした。
『神よ、変えることの出来るものは、それを変えるだけの勇気を与え給え、変えることの出来ないものは、それを受け入れるだけの冷静さを与え給え、そして、変えることの出来るものと、変えることの出来ないものとを識別する智恵を与え給え~』と。
それにしても規定審議会の大変節です。RIは闇雲に会員増強を最も「見える世界」にと大きく舵を切ったように思えます。
先月の一生成香N027では、クラブ自治権というDNAを決して変わらない価値観として、大事にしよう~と呼びかけましたが、またまた今回は職業奉仕を『例え自分達は安楽死するともDNAとして次代にバトンタッチを』と呼びかけることになりました。またこのようなこともあります。

ラビンドランRI会長は、サンパウロ国際大会最終日に、突如会員特典プログラム「ロータリー グローバル リワード」を発表されています。
『ロータリーの会員は世界中の数百もの企業・ビジネスから提供される特典を利用でき、参加企業の数は現在も増えている。このプログラムには「ロータリアンが日々の生活のさまざまな場面で利用できる特典が含まれており、利用の度に財団に寄付が送られる特典もあります」 そして、このプログラムは、会員の満足度を高めて会員増強につなげることを目的としています』~と。

組織にとって会員数の停滞は衰退と消滅の始まりであることは判ります。そこで起死回生の策として、生まれたものでしょう。~が、この提案は金銭的奉仕活動とは言えないでしょうか?
RI財団は100年を経過しました。財団には毎日約1億円の寄付が集まっています。勿論皆さんの寄付・会員からの寄付でありますが、「グローバル リワールド」が重なると、いよいよ他人のお金で他人に奉仕する組織となります。「他人のお金で、他人に奉仕する」行為は使い方をABCDに区分しますと、それは節約と効果に対して最も低いDだ!と佐藤千寿PDGが看破されてこられたお金の使い方だからです。
 
ここで2550の地区大会でビチャイ・ラタクル元RI会長の講演文を一部転載してみます。
『全世界のロータリアン数は2・3年前130万人でしたが、2014年7月1日には、ただの110万人となりました。現在のRI会長であるラビンドランさんが、エレクトの時、次のような提案をしました。
ロータリアンが会員資格を維持するためには、何等かの利点を与えることでした。これが、ラビンド会長がロータリーの本道を外れてしまった理由でもあり、ロータリーの行動規範の第5項目(事業や職業における特典をほかのロータリアンに求めない)を削除した理由でもあるのです。
このことは、疑いも無く、RI会長がロータリーの中核的価値観すなわち職業人の高い倫理基準の理念を破壊しているのです。
 私達がロータリーにいるのは、与えるためであり、何かを得るためではないのです。
私は、今日のロータリーは過ぎ去りし時のロータリーではないと思っています。ロータリーの中核的価値観はもう存在しません。“What a pity !” なんと残念なことでしょう!
ロータリーの最高指導者が、ロータリーの哲学とロータリーへのイデオロギーを完全に失ってしまったことは、何という大きな恥さらしでありましょうか。もしもロータリーの最高指導者が、世界が変化しているからロータリーも変わらなければならないと言い訳をしながら、私達の創始者から受け継いでいるロータリーの基本原理を無視していくならば、これから先どのくらい長くロータリーが存続できるか、それを予言することは出来ません』~と。
 
~~私はこのラタクルさんが2002年度RI会長時代(地区ガバナーは鹿児島西RC海江田卓)にガバナー補佐をしていまして、ガバナーの時はこの方の講演を、感動をもって聴くことができました。「慈愛の種を播こう」というテーマでしたが今もって何かと感銘深く残っています。
ラタクルさんは直前RIキング会長(2001年度)がロータリーのお金を私的流用あり~と告発されて大事件となりましたが、以来、RI会長の報酬は0ドルとなり現在に至っています。追ってラタクルさん(現在90歳)の事は書きます。
 
自分の目は自分では見ることが出来ません。他人の目としてロータリーを見てみましょう。職業奉仕は「見えない世界」で光輝いているからです。 
2510地区 塚原房樹PDG「源流の会」参考

 


今週の例会の質問と課題

今週の例会の質問と課題は・・・

例会の質問

【あなたは次の内容をご存知ですか?】

「2730 ジャパンカレントロータリーEクラブ細則」

第4条 役員の任務
第3節 会長エレクト
理事会のメンバーとしての任務、および会長が理事会によって定められるそのほかの任務を行うことをもって、会長エレクトの任務とする。

例会の課題(感想)

Q1)「メインプログラム」についてご意見・ご感想をお書き下さい/

Q2) 例会に参加された感想や会長挨拶・委員会報告等についてのご意見・ご感想など、ご自由にお書きください。/


会員専用ページ

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