ロータリーE-クラブは一般のクラブ(Traditional Club)とその活動に於いて異なるところはありません。
毎週例会を開き、奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を深めます。
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ロータリーに関する資料を集めてみました。参考にしてください。

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第4回例会(通算第6回例会)

例会の開催期間:2014年8月 4日正午 ~ 2014年8月 8日正午
14-15年度RIテーマ ロータリーに輝きを

例会プログラム

四つのテスト

ロータリーの目的

新「ロータリーの目的」
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

付記
「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動をおこさなければならないものであるということで、RI理事会の意見が一致した(ロータリー章典26.020)

ロータリーソング

1.奉仕の理想

奉仕の理想に 集いし友よ
御国に捧げん 我等の生業
望むは世界の 久遠の平和
めぐる歯車 いや輝きて
永久に栄えよ
我等のロータリー ロータリー

 

2.それでこそロータリー

どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローロー ロータリー

 

3.手に手つないで

手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
一つ心に おおロータリアン
おおロータリアン

 

4.ありがとうロータリー

富士の高嶺みつめて 地に足を踏みしめ
喜びと誇りを胸に 今もこれからも
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

それぞれのなりわいを それぞれの方法で
歩んできた だから今 新しい道がある
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の喜びに向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

会長の時間

会長の時間会長 東 岳也 

第6回例会 2014.08.04-2014.08.08  [ 会長挨拶 ]

みなさん、こんにちは。2730ジャパンカレントロータリーEクラブ第6回例会を開催いたします。

8月3日(日)宮崎観光ホテルにおいて第1回認証状伝達式打ち合わせ会が開催され、大迫パストガバナー、深尾開設準備室委員長、川平副委員長、クラブからは菊地実行委員長、花里副幹事、宮本奉仕PJ副委員長が一緒に参加していただきました。
そして、私たちの認証状伝達式が10月5日(日)に開催することが決定しました。詳細については本日の会の内容を副幹事から会員の皆様に近日中にメールで発送されます。
今後慌ただしく色々なことを計画・実行していかなければなりませんが、長峯特別代表、菊地実行委員長を中心に、理事の方々、会員の方々も一致協力ください。
この、認証状伝達式はクラブが国際ロータリーに認められ、認証されたことを証明する認証状をガバナーから伝達を受けるクラブにとって一度しかない大切な日であり、設立までお世話になった方々へ感謝をし、地区内のクラブにお披露目をする会であります。
是非、皆さんと盛大にこの日をお祝いいたしたいと思います。

今月のロータリー特別月間は会員増強月間であります。
創立会員25名が登録となりましたが、RIの目標、地区の今年度増強目標は4%の会員増強であります。私たちのクラブで換算すれば26名ということになりますが、みなさん感じていらっしゃるように現在各委員会は3名程度であり、まだまだそれぞれの委員会活動を行うにおいても少ない状態であると思います。
会員増強・維持委員会でも年次計画で35名の会員増強目標を立てておられ、その計画が委員会で具体的にされ、皆さんに周知されると思いますが、それぞれの会員においても周りの方にお声掛けください。
また、今後、クラブ申請時に推薦いただいたクラブへご挨拶に行くこともあるかと思いますが、それぞれのトラディショナルクラブへ入会することができる候補者については、是非そのクラブへ入会していただければと思いますが、その中で、時間の都合や、職場異動の都合で入会することができなかった、また、退会をされた会員に対して、私たちのクラブへの紹介をお願いしてください。

会員全員でこの目標を超えることができるように協力をお願いします。

第6回例会 2014.08.04-2014.08.08 [ 会長挨拶 ]


幹事・委員会報告

幹事報告幹事 今柳田 幸代 

【ご案内】

● 認証状伝達式、チャーターナイトのご案内
  第1回打ち合わせ会にて表記日程が決定しました。
  10月5日(日)
  ・認証状伝達式    15:00-16:00
  ・チャーターナイト 16:00-17:30
  詳細については今後の打ち合わせ会で決定していきますが、私たちのクラブの1度しかない行事であります、前日から準備等もあると思いますので都合をつけてくださいますようお願いします。
 
● 「地区大会」についてご案内いたします。
  地区大会は、原則全員出席となっております。会員の皆さまにおかれましては、お忙しい日々をお過ごしかと思いますが、可能な限りスケジュール調整をしていただき、ご参加下さいますようお願い申し上げます。皆で直接顔を合わせ、親睦を深める機会にいたしましょう。地区大会の詳細及び参加申込は、皆さまにメールにてお送りいたました。ご確認ください。
  なお、大会への参加の可否を 8月20日(水) までに今柳田へご連絡ください。よろしくお願いいたします。
 
 日時:2014年10月18日(土)~19日(日)
      <17日開催のイベント有り>
 場所;鹿屋市中央公民館,文化会館他
 登録締め切り;8月25日(月)
 内容;ガバナー補佐、部門長、クラブ会長・幹事合同協議会,本会議Ⅰ・Ⅱ,地区指導者育成セミナー,RI会長代理御夫妻歓迎晩餐会・ガバナーエレクト激励壮行会,ゴルフ大会,家族親睦プログラム,会員交流大懇親パーティー,フェアウェルパーティー など
 
● 地区ロータリー財団「補助金管理セミナー」についてご案内いたします。
 日時;2014年8月17日(日) 13:00~17:00
 場所;メインホテル 5F (都城上町8-9 0986-23-3131)
 登録料;2000円
 登録締め切り;8月1日(金)
 参加対象者;
  ○現在及び次年度以降、クラブプロジェクトを計画され、地区補助金やグローバル補助金の申請を予定されているクラブ、または立案を研究したいクラブ
  ○クラブ会長、幹事、財団委員長の中から最低お一人、または会長が指名した者
  ○クラブから会長と委員長代理として会計が出席予定です。

●第2回認証状伝達式打ち合わせ会
 日時;2014年8月17日(日) 10:00~12:00

 場所;メインホテル 4F 地区事務所 (都城上町8-9 0986-23-3131)
 都合がつかれる方の出席をお願いします。なお、参加の可否について
 例会場下の「会議室へ入室する」から会議室へ入室し、コメントをお願いします。

 
 
● 「青少年交換オリエンテーション」についてご案内いたします。
 日時;2014年8月30日(土) 10:30 受付  11:00~12:00 開会  12:30~13:30 昼食会
 場所;ホテルマリックス (宮崎市千草町15-8 0985-28-6161)
 登録料;4000円
 登録締め切り;8月18日(月)
 会議内容;受入を頂く学校関係者の方々、ホストファミリーをお招きし、オリエンテーションを開催。同日13-14年度派遣留学生帰国者による報告スピーチも行う予定。
 留学生;Alan James CLARKSON君(カナダ)、LONGHI Fredrika Cecilia Marikasdotterさん(スウェーデン)、LAURA GISMONDIさん(イタリア)
 
● 「ローターアクト委員長会」についてご案内いたします。
 日時;2014年8月24日(日) 9:30受付 10:00~14:20会議
 場所;姶良市加治木町カノンホール(文化会館)
           (姶良市加治木町木田5348-18 0995-62-2000)
 登録料;2000円 (当日受付にて徴収)
 登録締め切り;2014年8月1日(金)17:00まで
 参加対象者;RAC提唱RCの会長及びローターアクト委員長又は青少年奉仕委員会
         (RAC未提唱RCはオブザーバーとして出席できます。)
 会議内容;自己紹介,講話(地区奉仕プロジェクト部門について,地区青少年奉仕委員会について,地区RA委員会について,地区のRACについて),意見交換(RACの育成について)


● 次年度・次々年度にわたる主な地区行事予定が発表されました。

 【国際ロータリー第2730地区主な行事実施予定一覧】
  2014-2015年 田中ガバナー年度/ 2015-2016年 野中ガバナー年度の予定です。

  2014-16 地区行事予定表.xlsx

 


【出席率報告】

第05回例会:2014/07/28~2014/08/01

会員数 出席義務
会員数
出席
会員数
出席免除
会員数
出席率
25 25 25 0 100%

第04回例会:2014/07/14~2014/07/18 

会員数 出席義務
会員数
出席
会員数
出席免除
会員数
出席率
25 25 23 0 92.00%

第03回例会:2014/07/07~2014/07/11

会員数 出席義務
会員数
出席
会員数
出席免除
会員数
出席率
25 25 20 0 80.00%

 

【メーキャップ報告】

第4回例会にメーキャップされた方は以下の6名(地区内3名、地区外3名)でした。

原田 真里さん(宮崎北RC) 則内 健司さん(京都モーニングRC)
有村 茂樹さん(鹿児島東RC) 野村 忠秀さん(道後RC)
藤井 純惠さん(鹿児島RC) 安藤 譲さん(小田原中RC)

 


【クラブ行事等の報告】

● 「第1回 認証伝達式打ち合せ会」を行いました。
  日時・場所 : 2014年8月3日(日) 9:00~ 宮崎観光ホテル(ロビー) 
  参加者 : 深尾様,川平様,菊地実行委員会,東会長,花里副幹事,宮本様
  【報告】 
    今回の打ち合せ会は、理事の方々のみへのご案内とさせて頂き、参加者は上記の通りでした。
    今後は、会員皆さまにご協力いただき、準備を進めていくことになると思います。進め方や役割分担等については、随時、メール等でご連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。

【地区行事等への参加報告】

 報告はありません。

 


委員会報告ロータリー財団委員会 

ロータリー財団委員会 事業計画
委員長 今福修吾
 
 1 ロータリー財団について
ロータリー財団は、国際ロータリーの慈善部門で、ロータリアンと支援者による自発的な寄付のみに支えられています。財団の補助金を通じて、ロータリアンは、人々の健康状態の改善、教育支援、貧困救済に努め、世界理解、親善、平和を促進する活動を行うことが出来ます。
 
2 クラブ・ロータリー財団委員会の役割について
クラブ・ロータリー財団委員会の役割は、補助金プロジェクトへの参加と寄付を通じて財団を支援する計画を立案し、実施することとなっており、クラブ・ロータリー財団委員会には以下の責務があります。
・次年度のクラブ財団目標を達成するために委員会の目標を立てる
・財団に関して会員の教育を行う
・財団補助金プロジェクトや活動への参加を呼びかけ、促進する
・クラブと会員がロータリー財団へ寄付を行うように働きかける
・クラブがロータリー財団の補助金を申請するための資格を満たし、「クラブの覚書(MOU)」に概説されている補助金の資金管理のシステムを設けていることを確認する
・財団に焦点を当てた例会プログラムを少なくとも年に4回実施する。このプログラムは、感動や意欲を与えるようなものとする。
・例会やクラブ行事で講演できるロータリー財団の学友(プログラムの元参加者)や元ボランティアを探すために、地区ロータリー財団委員長と連絡を取る。
・奉仕プロジェクト委員会と協力し、クラブの代表的なプロジェクトを企画する。このプロジェクトは、持続可能な成果がもたらされるようなものとする。
 
3 2014~2015年度2730地区目標について
(1)目標値等
 ・寄付金0クラブの解消
・年次寄付1人150ドルを
・ベネフェクター各クラブ2名を
・ポール・ハリス・フェロー各クラブ2名を
・ポール・ハリス・ソサエティ地区内3名を
 
 ※用語説明(ロータリー百科事典より引用)
  ①ベネファクター
    金額を問わず、ロータリー財団恒久基金へ寄付する旨を遺書または資産計画に書きしるしたことを財団に通知した人。または米貨1,000ドル以上を恒久基金に無条件寄付した人
②ポール・ハリス・フェロー
ロータリー財団に年次寄付または使途指定寄付、あるいはその合計で1,000ドル以上寄付した人
③ポール・ハリス・ソサエティ
ロータリー財団に毎年1,000ドル以上寄付する人が、この会員資格を有する。年次寄付と使途指定寄付の合計で1,000ドル以上の寄付で、恒久基金寄付は含まれない。
 
(2)目標達成のための方策
・財団への寄付意識を高めるため、年2回は啓発活動を行う。
・例会時での寄付受付を促進するための工夫をする。例えば例会の都度、寄付者の名前を
  発表したり、寄付金の累計額の発表をしたり常に目標額に対しての達成率を意識させる。また月間の実績報告をおこなうなど。
   ・地区補助金の有効利用を常に考え活用を促す。
 
4 E-クラブの2014~2015年度事業計画について
   活動初年度ということもあり、2730地区目標のうち年次寄付についてE-クラブの目標値とし、地区補助金の活用方法等について例会などを活用し理解向上を図っていきます。
(1) 目標値
年次寄付1人150ドル以上(1ドル101円のとき、日本円で15,150円)
      ※寄付方法について思案中です。決定次第連絡いたします。
(2)委員会としての取り組み
①ロータリー財団委員会の役割について理解向上説明資料作成
  (例)ロータリー財団の補助金、ポリオ・プラス、職業訓練チーム など    
   ②ロータリー財団への寄付の必要性について啓発活動               
   ・募金の必要性について啓発(例会プログラムとして実施)            
     ・個人募金の実施方法決定と周知(米山奨学金寄付と共同)                    
     ・ニコニコボックス、アニバーサリー寄付等              
 
5 最後に
   ロータリアンの役割は寄付をすることだけではありませんが、寄付をすることも重要な役割のひとつです。
   5月に開催された地区研修・協議会で、ロータリ-財団部門 喜島健一郎部門長が「奉仕活動と資金調達は車の両輪」との話しをされました。「人類は一つです。世界中の貧困や飢餓が減少し、社会が向上し、世界が平和にならない限り、私たちの真の平和はありえません。私たちのロータリー財団が地域社会や国際社会への奉仕を更に強化、増大していくためには、奉仕活動の充実と資金面の援助が極めて重要になります。」との内容でした。
   Eクラブの会員には経営者でない方も多数在籍されており、入会金や会費、登録料、交通費等を自己負担していただく中で寄付については大変ご苦労をお掛けすることになるかと思いますが、趣旨ご理解の上目標値達成に向けたご理解、ご協力をお願いいたします。
 
以 上
 

メインプログラム

会員自己紹介 No.3 「幹事」
小卓話 一生成果 No.3 「ロータリーの原点と心」1話幹事 今柳田幸代
小卓話  研修リーダー 菊地 平 

会員自己紹介 No.3 「幹事」
幹事 今柳田 幸代
 
皆様、こんにちは。幹事を務めさせて頂いております今柳田幸代(いまやなきたさちよ)です。今週は、私の自己紹介をさせて頂きます。文才もなく、皆さまにどこまでお伝えできるか心配ですが、最後までお読み頂き、「今柳田ってこんな感じの人なのかな~」とイメージを持って頂けたら嬉しいです。

 私は1970年生まれで、出身は温泉で有名な指宿です。砂蒸し温泉やJRの指たま号などはご存知の方も多いのではないでしょうか。ちなみに、実家のお風呂は温泉で、祖父母の家も温泉だったため、私は中学生までどの家でも自宅のお風呂は温泉だと思っておりました。本当に何も知らない田舎娘だったのです。

 そんな私も大学を卒業し、1992年4月から教員として働き始めました。1校目は鹿児島市内にある養護学校(今は特別支援学校と言います)で、主に知的なハンディキャップを持った児童生徒が通う学校でした。私は大学時代に障害に関する勉強をしていたわけではなく、全く専門的な知識や経験もないままのスタートでした。すべてが初めてのことばかりで、必死に過ごした1年でした。仕事を終え自宅に帰り、ゴロンと横になったが最後、そのまま爆睡してしまい、目が覚めたら深夜12時を過ぎていた…ということも良くありました。そんなことも、今では懐かしい思い出です。
 私は、教員という仕事をするなかで、本当に多くの人との出会いを頂き、人との出会いから多くのことを学び、成長させて頂いてきたと思っています。今回は、多くの出会いの中で、特に学びの深かった出会いについて、少し紹介させて頂き、自己紹介に代えさせて頂きたいと思います。

 1つ目は、1校目の学校でのNさんとの出会いです。Nさんは重度の知的障害と中度の身体障害を併せ持った子で、私が出会ったときは16歳でしたが、発達年齢は2~3歳くらいで、日常生活における移動、食事、排せつ等の支援が必要で、上手に気持ちを伝えられなかったり、環境の変化を受け入れることに時間が必要だったりする子供でした。
 4月に担任になり、始業式の日に通学バスに迎えに行ったのですが、もちろん担任が変わったことを十分に理解していない彼女は前年度の担任を探し、嬉しそうに駆け寄り抱き付いていました。毎日毎日、通学バスから元気よく降りてきては、私のことなど見向きもせず知っている先生のところに駆け寄るということが続いていました。私は、一緒に過ごす時間を大切にしながら彼女のことを知っていくことに専念しました。そんなことを繰り返していたら、ある日、通学バスから一直線に私の所に駆け寄ってきて嬉しそうに飛びついてきたのです。「やっと私のことを担任として認めてくれたのね。ありがとう。」と胸がいっぱいになりました。その時の感動は忘れられないものとなりました。この日を境に、お互いの絆が深まり、お互いにとってかけがえのない存在になれたのだと思います。彼女とは、3年間を一緒に過ごし、無事に送りだすことができました。
 彼女からは「どんなに時間がかかっても、自分がその子(人)と繋がりたいという思いを持ち、諦めず根気強く思いを掛け続けることができれば、いつか思いは届く」ということを学ばせてもらいました。いつもすべてがうまくいくという事ではありませんが、この経験が私を支えてくれているように思います。

 2つ目は、2校目の学校でのKさんという女の子との出会いです。2校目の学校は、主に身体的なハンディキャップをもった児童生徒が通う学校で、寄宿舎もあり、彼女も寄宿舎で生活していました。
 Kさんは、筋ジストロフィーという全身の筋肉の萎縮や筋力が低下していくという病気で、私がKさんに出会った時にはすでに車いすで、移動や日常生活全てにおいて介助を必要としていました。しっかり者で、クラスでもお姉さん的存在で、昼休みには女の子で恋話に盛り上がる元気な女子高生でした。しかし、将来のことについては、少し悲観的で、家に帰ることは難しいのだろうから、どこかの施設に入って生活するしかないだろうと、思っていたようでした。私としても、もっと夢をもって欲しいという気持ちはありましたが、安易な言葉はかけられず、でも本当にそれで良いのか、障害があるからという理由だけですべてを諦める必要はないはず、何とか可能性を見出すすべはないのか、悩んでいました。
 そんな時、「障害者甲子園」というイベントに参加するチャンスがやってきて、Kさんは初めて単独で飛行機に乗って神戸に行きました。そこで、関西の高校生や自立して生活している同じ障害をもつ大人と出会い、自分も何かできるかもしれない、諦めるだけの人生じゃない生き方もできるのかもしれないと感じて帰ってきました。
 そして、卒業後、同級生で幼馴染の友達と福祉ホームでの二人暮らしを実現し、さらに、賃貸マンションを借りて同級生4人での同居生活を実現し、素敵なパートナーと出会い、盛大な結婚式で夢だったウエディングドレスも着て、二人の生活を満喫しています。一つ一つ夢を叶えてきたのです。
 大人の私はついつい先の心配をし、無難な道を選択することを求めてしまいがちです。しかし、彼女から「可能性を自分で決めて諦めてしまったら、何も始まらない、やれると信じて行動し続けることで叶えられる夢がある」ということを教えられました。
 教師という仕事をしていると良くアドバイスを求められることがあります。そんな時に、いつも彼女のことを思います。私の尺度で判断しては可能性の芽を摘んでしまうかもしれない、実際に私の想像を超えることを実現していく子供たちに出会うのです。子供たちも私自身も可能性は限りないものです。大きなイメージを抱ける柔軟な自分でいたいと思っています。

 とりとめのない話になってしまいましたが、今、この仕事に出会えたことを感謝し、これからも歩んでいきたいと思います。
 

<小卓話> 一生成香 No.3「ロータリーの原点と心」1話

研修リーダー  菊地 平

 ロータリーの心を考える時、創始者ポール・ハリスが何故ロータリーを創立したのかを学ぶ必要があります。
 ハリスは第2次世界大戦前、中国に行く途中、日本に立ち寄りました。そして日本のロータリアンから大歓迎を受けました。多くの質問があった中に「貴方は何故ロータリーを始めたのですか?」という問いに彼は「寂しかったから」と答えたというのは有名な話であります。
文献によりますと、ポール・ハリスは家庭的には恵まれていませんでした。父親が仕事に失敗し、幼い頃から祖父母に育てられますが祖父母に可愛がられ、多くの友を得、素晴らしい自然の中で育ちます。~やがて弁護士になり、故郷を遠く離れたシカゴで弁護士を開業します。
 然し、親類や友人から遠く離れ、結婚もしておらず、大変寂しい思いをしていました。彼の表現によると「Desperately lonely 絶望的に寂しかった」と言っています。特に週末は寂しかったとの述懐があります。
 彼はある日、シカゴ郊外の弁護士仲間を訪ねます。そして二人で散歩をしますが、その友人は町で会う人ごとに、フアーストネームで呼び合うのです。
その光景に出会って、彼はかつての、ウオリングフオードを思い出すのでした。そこでは皆がフアーストネーム(ニックネーム)で呼び合うのが習慣だったからです。
広いシカゴの都会砂漠で、田舎から出てきて、友人がなく寂しい思いをしている者が大勢いるに違いないと思って、そういう人達でクラブを作ったら素晴らしいのではないかと考えたのでした。
そして、数年後の1905年に最初のロータリークラブを結成したのでした。
~~ロータリーが友情・親睦だけの団体であったとしたら、今日の発展は無かったでしょう。しかし、これほど友情・親睦を大事にする団体であったからこそ今の大発展があったのではないでしょうか。
友 情・親睦を大事にする~それは日本の初期ロータリークラブにも導入されました。財界のトップが入っていてお互いがあだ名で呼んでいたという記録があるとい うのです。例えば阪急電鉄の小林一三さんはあだ名が「ペラ」だったそうです。小林さんが宝塚で少女歌劇を始めましたが、少女オペラからきたあだ名だったそ うです。その影響は日本JC(青年会議所)でも当たり前の世界で、私は多く経験してきました。呼び方が友情の全てではありませんが。
「友情と親睦」は原始ロータリーの原点だったのです。
心としての「寛容」があります。「寛容」については次回に述べます。

 (ロータリーの源流より)

<小卓話> 一生成香 No.3「ロータリーの原点と心」1話


今週の協議事項 幹事 今柳田 幸代

● 「ガバナー公式訪問」について

  現在、ガバナー事務所とガバナー公式訪問について、9月15日(月)(敬老の日で祝日)地区事務所(都城市メインホテル4階)を予定し先週の例会でお知らせしましたが、認証状伝達式の日程が10月5日(日)に決定になったことにより、当日昼に行えないかガバナーから打診が来ています。
  今後、協議を行い、会員の皆さまへは後日改めてご案内いたしますので、可能な限りスケジュール調整をしていただき、ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

 

● 「ロータリーの友」の購入について

 「ロータリーの友」の購入について案内が届きました。「ロータリーの友」は、購読が義務付けされているロータリーの機関紙です。購読方法は、印刷版と電子版の2通りがあり、個々で選べることになっています。
 購入方法についてのご連絡、ありがとうございました。注文をいたしました。7月号と8月号をまとめてお届けすることになりますので、もうしばらくお待ちください。
 
 <電子版での購入を希望された方々へ> 
 「ロータリーの友」の事務所に購入申込について問い合わせをしたところ、「電子版での配信はまだ準備が整っていないので、電子版での購入が可能になるまでの間、印刷版での購入をお願いできないか」ということでした。ご不便をかけてしまいますが、しばらくの間は印刷版をお届けすることになると思います。よろしくお願いいたします。


今週の例会の質問と課題

今週の例会の質問と課題は・・・

例会の質問

各クラブは、各月の最終例会後15日以内に、そのクラブの例会における月次出席報告をガバナーに提出しなければならないことを知っていますか。(国際ロータリー細則4.090.)

例会の課題(感想)

Q1)今回の「委員会報告」についてご意見・ご感想をお書き下さい/

Q2)今回の「メインプログラム」についてご感想をお書き下さい/


会員専用ページ

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