「 Amazing Rotary  (びっくりするようなロータリーに)」
 

みなさん，こんにちは。
２７３０ジャパンカレントロータリーＥクラブ第３４回例会を開催いたします。
今週は，ロータリートリビアです。ロータリアンには，著名な方が多くいらっしゃいます。この人もロータリアンだったのか，という方を紹介します。
私が２０数年前ローターアクトに所属していたころ聞いて驚いたのは，ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダース（ジェファーソンビルRC）がロータリアンであったことです。しかも，カーネル・サンダース像には，ロータリーのバッジが付いていることでした。ケンタッキー・フライド・チキンのお店の前を通る際，いつもバッジに目がいってしまいます。
以下，有名人を紹介します。
 
アメリカ人
・ジョン・F・ケネディー（ハヤンニスRC）
・ジョージ・ウォーカー・ブッシュ（ワシントンDC　RC）ちなみに父親ではなく，息子の方。
といった大統領経験者がいます。
・人類で初めて月面に降り立ったニール・オールデン・アームストロング（ワコポネタRC）
・発明王で知られるトーマス・アルバ・エジソン（オレンジRC）
などがいます。
 
イギリス人
・ヒトラーに勝った男で有名なウィンストン・チャーチル（ロンドンRC）
・鉄の女の異名を持つマーガレット・サッチャー（ウィストミンスターRC）
といった首相経験者がいます。
 
日本人
・ナショナル（現パナソニック）の創業者である松下幸之助（大阪RC）
・伊藤忠商事の創業者である伊藤忠兵衛（大阪RC）
など多数います。
 
ここに挙げた有名人で女性は，マーガレット・サッチャーだけです。理由は，女性がロータリーの入会を認められたのは，１９８９年からであり歴史が２０年と浅いからです。しかし，少しずつ女性会員も増えてきています。世界的に見ると既に会員の２０％が女性です。残念ながら，日本では５％程度です。
我がクラブの女性会員の割合は，２６％であり先進的なクラブと言えるのではないかと自負しています。
今回，著名なロータリアンを調べたことにより，ロータリーを紹介する際にこんな人もロータリーに入っていたんだよ，と小話に使えると思いました。
 

参考文献　前原勝樹『ロータリー入門書』北斗事業出版　1972年

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　創立５周年式典実行委員会委員長　東　岳也

「ロータリーの友」を読んで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　S ・A・A　花里　隆二

　
　「ロータリーの友」は、範囲が広く時間をかけて、かみしめながら読みたい書物であると思っていますので、なかなか手をとって腰据えて読もうという気にさせる権威の高い読み物です。パラパラめくっても、いろいろなことが詰まっている読み物ですので何を選定して、投稿するということに時間を要してしまいました。題材がありすぎて、テーマが絞りづらいという悩ましく贅沢な読み物であります。

私が選択したのは、2017年10月号SPEECH「難民問題　今、何が起きているか」の中にあったフレーズで、「人道に４つの敵、利己心と無関心と想像力の欠如と認識不足」という言葉がありました。

　これは、赤十字国際委員会の元総裁がジャン・ピクテ氏第２次世界大戦時、ナチスのホロコーストが起きた時に赤十字の最前線活躍していた人で、当時の赤十字は、ナチスのユダヤ人虐殺に対して何もしないという決定をした結果、その赤十字の国際メンバーにスイス大統領もいましたので、ナチスに迫害されたユダヤ人を救うよりもスイスに攻め込んでくること避けるためにユダヤ人問題に手出しをしないという決定をしたということです。

　赤十字の決定で、600万人のユダヤ人が犠牲となったということではないのですが、赤十字の本来あるべき姿からはずれた判断をしたことからユダヤ人600万虐殺ということ事実が起きたことが赤十字国際委員会の元総裁がジャン・ピクテ氏が取返しのつかない後悔、自責の念にかられたとあります。

　これは、難民問題だけではなく、「政治」「いじめ」「自殺」「企業」「家庭」「環境」「教育」等にも言えることではないでしょうか。様子を見る・放置することで自殺や倒産環境破壊につながっている事例は数多くあります。

　他のロータリーの友を読んでも、利己心、一部のエゴからくる政治問題や戦争、無関心、無責任な大人の発言、認識、行動、相手のことを思いやれない想像力や認識の欠如」が共通の原因になっているように思われます。

　自分も認識不足からそのような部分をもっていることも否定はしていませんし、それだけの情報や経験がなく、それを補う・知る努力をしていない認識の不足から偏る考えに陥る傾向にあると思います。

　起業や諸団体、人道から外れるということは、人に対するニーズや思いやりがない起業・サービスは、倒産・解体するという意味ではないかと推察します。
　国際ロータリーは、世界平和を願い、社会に奉仕する人道団体でもあります。「人道に４つの敵、利己心と無関心と想像力の欠如と認識不足」を胸に、視野を広げ知り、認識を深める行動を少しづつでもすすめていくこと。

　ロータリーには「４つのテスト」という規範があり、「人道に４つの敵、利己心と無関心と想像力の欠如と認識不足」と通ずるものであると言えるのではないでしょうか？
人としてどうなのか？正しいかどうかを問うているとも思えてきます。

「ロータリーの友」を購読する意義は、まずは、「関心を示し、知ることで、認識し、相手を思いやれるような想像力を醸成していくこと」であると、この寄稿文コメントしながら、自分自身が「ロータリーの友」購読する意義をさらに理解・発展することができました。
 
　このような意義を考える機会を与えていただきましたことを感謝申し上げます。何が大きなことができるわけでもありませんが、何か少しでもできるだろうという姿勢でロータリー活動をすすめていきたいと思います。
　

第33回例会（通算第211回例会）にメークアップされた方は、以下の4名（地区内4名、地区外0名）でした。

仁田脇　雅之さん（宮崎北RC）
豊田　裕康さん（日南RC）
柳田　次雄さん（延岡東RC）
三ヶ尻　麗子さん（都城北RC）