ロータリーE-クラブは一般のクラブ(Traditional Club)とその活動に於いて異なるところはありません。
毎週例会を開き、奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を深めます。
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全国Eクラブフォーラムに参加

全国Eクラブフォーラムに参加して
参加者 : 西 幸司・東 岳也・今福修吾・吉永由香・今柳田幸代

 2016年5月15日(日)に京都ホテルオークラで開催されました『全国Eクラブフォーラム』(日本ロータリーEクラブ2650 創立5周年記念事業)に5名で参加して参りました。現在、日本には11のEクラブが認証を受け活動していますが、日本ロータリーEクラブ2650は日本で最初に認証を受けたクラブで、日本におけるEクラブの先駆者です。
 参加者の感想という形で報告させて頂きます。

  

 どのEクラブも顔を合わすのが難しいのに、インターネットを利用は当たり前ですが、生顔を見て親睦を深めようとする方法を模索されている、やはりロータリアン同士の仲間意識の高さを感じ、地域距離や時間距も乗り越えて行く魅力有るロータリー活動をされていると思いました。居住地域での奉仕活動を地元各RCと連携して行ったり、メークアップもして親睦を深めたり、地区の各クラブにもっとEクラブを認知してもらう努力をして、例会を閲覧して貰える様に案内する事など、取り組んでいました。
 今回のフォーラムを準備された皆さん有り難う御座いました、参加された皆さんお疲れ様でした。皆さんと懇親出来ずに成りましたが、自RCの会員増強をして、次回また会える日を楽しみに、頑張ります。
(西 幸司

 今回のフォーラムでは「分科会2 会員増強・研修グループ」に参加しました。会員増強や会員の退会防止対策の取り組みについて意見交換を実施し、各Eクラブで実施されている主な取り組みとして次の意見がありました。
 分科会の感想として、RACから入会されている会員は少なく、交流されているクラブも少なく感じました。(当Eクラブでは半数以上がRAC経験者と話したところ、皆さん驚かれていました。) 
当Eクラブでも、若い会員の会費免除(又は減額)を導入すると、RAC経験者等の入会による会員の増加につながるのではないかと感じました。
(今福 修吾)

 現在、国内にEクラブは11クラブありますが、そのうち7クラブから、56名が参加し、基調講演では2650地区ガバナーエレクトである刀根様から「Eクラブの経緯と今後の展望」と題して基調講演があり、分科会では「管理運営・広報」「会員増強・研修」「奉仕・ロータリー基金」の3つのテーマのもと、それぞれ2グループの計6グループに分かれグループ討議が行われました。閉会にあたっては、参加をした7クラブでフォーラム宣言が提案され、全会一致で採択されました。フォーラム終了後は懇親会が行われ、参加をした者同士有意義な交流がもたれ、各クラブの紹介では今柳田さん・吉永さんの2名に当クラブの紹介をしていただきました。
 今回、このフォーラムに参加をして、自分は会員増強・研修部門のグループに参加しましたが、そのうち特に会員増強について話し合いが行われ、参加したクラブからは、会員増強にあたっては友人、知人に1人ずつ当たり会員を増やしていることや、RACや米山等の学友、転勤して他地区へ移動するなど後任と入れ替わる際に転籍を活用し会員増強へつなげている例が紹介され、当クラブの特色の1つである会員の半数近くがRAC出身者であることも興味を示されておりました。研修については、時間もなかったのですが、新入会員へのフォローなど、特定の1地域に存在しないEクラブならではの悩みも紹介され、グループにロータリー情報研究会で新会員オリエンテーション用の「今日からロータリアン」の冊子を作製され、当クラブの創立に尽力いただいた杉田初代会長がおり、冊子の有効活用について案内がありました。
 懇親会では、普段地区のプログラム等に参加しトラディショナルクラブの会員と交流をさせていただいてEクラブの話をさせていただいておりますが、今回は、会に参加している者が全員Eクラブの会員である場というのは初めてであり、「Eクラブ」というキーワードで話ができ大変有意義な会でありました。
(東 岳也)

 会場内には2650地区の発足からの活動の様子がパネル展示してあり、ガバナーエレクトの基調講演内でもあった「模範となるEクラブを作る」という想いの元、活発に活動されていました。
 
 グループディスカッションは「管理運営・広報グループ」でした。大きな論点となったのは、例会を「動画」で行うか「テキスト」で行うか。動画で行っているのは2650地区のみで、他地区は全てテキストでした。動画とテキストを併用し、状況に応じて使い分けるのが良いが、準備するのが大変・動画をアップ出来る環境ではないということで、今後検討するという意見でまとまりました。また、意外だったのは、当クラブでは交流を深める為にいかに会う機会を増やすかという点を大事にしていますが、他クラブでは、無理に会おうとせず、ネットを駆使して交流を深める方法を考えるべきだという意見が多かったこと、トラディショナルクラブに入るのが難しいからEクラブを選択したのではなく、トラディショナルクラブを選択する感覚でEクラブを選択したという人も多かった点でした。ネット関係に詳しい人も多く、My Rotaryのログインとクラブのログインを共通化することで、もっと例会に参加しやすくなるのではないか、検索でヒットしやすくすることで、広報に繋がるのではないかという意見もありました。
 交流会ではグループディスカッションでは話せなかった人とも話しが出来、地区毎に挨拶の時間が設けられました。今後もこのような場を設けるということになり、ローターアクト時代の7地区会のようで、ロータリークラブの中でもEクラブという繋がりで交流を持てるのは良いと思いました。参加した全クラブからお話しを聞くには時間が足りませんでしたので、今回のご縁を大切に、ネットを活用して意見交換が出来ればと思います。
(吉永 由香)

京都で開催された全国Eクラブフォーラムに参加して参りました。
他地区のロータリアンにお会いすることも、同じEクラブの方にお会いすることも、京都の街を訪れることも、初めて尽くしでとても緊張しましたが、日本ロータリーEクラブ2650の皆さまがとても温かく迎えてくださり、和やかな雰囲気のフォーラムで、楽しく学び、多くの方と親睦を深めることができました。
会場には日本ロータリーEクラブ2650のこれまでの活動報告のパネルもあり、財団の補助金を活用した海外支援まで行っており、積極的に活動されていることに感動しました。基調講演で刀根ガバナーエレクトがEクラブ設立時の思いとして、「私たちが模範となるEクラブを作る」「インターネットでもロータリーは出来る」「ロータリーに新しい風を吹き込む」などの熱い思いを語られたのですが、本当に有言実行されていらっしゃることに、感動と尊敬を思いでした。
分科会は「奉仕・ロータリー基金グループ」で奉仕活動について、情報交換や意見交換を行いました。分科会はRLIで行われている小グループによるファシリテーション手法によるディスカッションで進められ、ディスカッションリーダーが「まずは親睦が大切、自己紹介から始めましょう」と緊張をといてくださり、とても楽しい雰囲気で話をすることができました。私のグループには大学院生24歳のロータリアンもいらっしゃり驚かされました。話し合いのなかでは、奉仕を通してロータリーを楽しむ、一緒に汗を流すことで親睦が深まるなどのキーワードが出てきました。
 参加した感想は、「遠かったけど、行って本当に良かった。自分たちはまだまだ歩き出したばかりで何もできていないけれども、いつか自分のクラブでもこのような企画ができた素敵だな」です。一歩行動を起こすことで大きな感動に出会える、そんな素敵な一日でした。
(今柳田 幸代)