「例会に積極的に参加し、学びを深める」
～楽しく・感動に出会える例会（場）をみんなで作ろう～

みなさん、こんにちは。
２７３０ジャパンカレント第４０回（通算第１７４回）例会を開催いたします。

　５月３１日は世界保健機関（ＷＨＯ）が定めた「世界禁煙デー」です。また、日本では厚生労働省が世界禁煙デーに始まる一週間を「禁煙週間」としています。
　今回の会長の時間では、「禁煙」についてお話しさせていただきます。

（１）世界禁煙デーと禁煙週間
世界保健機関（ＷＨＯ）は、昭和４５年にたばこ対策に関する初めての世界保健総会決議を行い、平成元年には５月３１日を「世界禁煙デー」と定め、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指した「たばこか健康かに関する活動計画」を開始した。厚生労働省においても、平成４年から世界禁煙デーに始まる一週間を「禁煙週間」として定め、様々な施策が講じられている。

（２）国内での喫煙者の推移
　　男性の喫煙率は、ピーク時（１９６６年）は８３．７％であったが、世界的な禁煙の取り組みにより、以下のとおり減少している。

　表－１　喫煙率の推移（％）　　　　　　

年　度	男　性	女　性
１９６６年	８３．７	１８．０
２００７年５月	４０．２	１２．７
２０１７年５月	２８．２	９．０

　※　数値は、日本たばこ産業㈱ホームページ他より引用

（３）喫煙による有害性
　　タバコの煙には、約４，０００種類の化学物質が含まれていると言われており、その中には、２００種類以上の有害物質が含まれ、発がん性物質は５０種類以上にもなる。タバコの害は、喫煙者の周囲にも及び、タバコを吸わない人でも、喫煙者によるタバコの煙を吸ってしまう（受動喫煙）ことで、がんのリスクが高まることが判っている。

（４）２０１８年度の厚生労働省の取り組み（厚生労働省ホームページより抜粋）
　　厚生労働省において実施している「健康日本２１（第二次）」やがん対策推進基本計画の目標でもある「未成年者の喫煙をなくす」ためには、喫煙による健康影響を認識させることが重要であり、また、「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に基づく第２回締約国会議において、「たばこの煙にさらされることからの保護に関するガイドライン」が採択され、我が国においても、平成２２年２月に、基本的な方向性として、公共の場は原則として全面禁煙であるべき等を記した通知を発出し、平成２４年度においては、受動喫煙防止対策の徹底について通知を発出した。また、「２０２０年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の準備及び運営に関する施策の推進を図るための基本方針」において、受動喫煙防止対策の強化が明記された。

　福岡市では、平成３０年２月１日から市役所本庁舎と北別館（中央区）の建物内の喫煙スペースを撤去し全面禁煙とするとともに、全職員に対し、同日から勤務時間中の喫煙が禁止されました。これからも自治体の受動喫煙防止の取り組みは更に強化されると思われます。また、私は長い間愛煙家でしたが、平成２１年８月に子供の病気をきっかけに禁煙し、現在も続いています。自分が愛煙家であったこともありタバコを全否定するものではありませんが、自分と周囲の健康を考えるとやめるメリットが大きいと考えます。
　世界禁煙デー（禁煙週間）のこの時期に鑑み、タバコを吸う・吸わないに係らず、禁煙について考察していただければ幸いです。
 
厚生労働省　２０１８年禁煙週間のテーマ：
「２０２０年、受動喫煙のない社会を目指して～たばこの煙から子ども達をまもろう～」

 

■リアル理事会開催のご案内

　日　時：2018年6月17日（日）10:30～11:30

　場　所：メインホテル４Ｆ（地区事務所）

 

■クラブ設立記念例会（リアル例会）のご案内

　日　時：2018年6月17日（日）12:00～13:30　

　場　所：メインホテル４Ｆ（地区事務所）
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第39回例会（通算第173回例会）にメークアップされた方は、以下の９名（地区内７名、地区外２名）でした。