【花里隆二】
〇 講演 「日本の若者たちへ」なぜ今リーダーが必要なのか
鹿児島西観光プロデュ―サー 古木 圭介様(鹿児島西ロータリークラブ)
高度経済成長を遂げた背景には、旧制高等学校時代のエリート教育で培われた先輩方の思いや社会への貢献を皆でするのだという意識や行動が背景にあった。戦後、アメリカに沿った教育制度になったが、その哲学・行動にたった先輩もいなくなってきており、リーダー不在となっている。いろいろな凄惨な事件が起きていて、自分さえよければ周りはどうでもいいような事件が発生しており、旧制高校の教育を振り返ってもいいのではないか。日本は先進国というが、勘違いをしておりずれている。日本人の海外への出国は13%に対してシンガポールは130%と国際的な視野や経験の面で遅れをとっている。GDPもかつて後進国と言われる国にも発展がすさまじく追い抜かれてしまった。若いときから海外への経験等を積ませることが重要であるが、その代わりができるのがロータリーだと思っています。と青少年教育への重要性を訴えておられました。
ローターアクト活動報告の中で、会員が130名足らずになり合同で例会を行っている状況、会員増強が課題となっておりRCへの協力支援を求めておりました。元OBとのつながりをもっとうまく連携すればいいのにと感じました。
2つの高校の活動報告を聞き、すがすがしい純粋な奉仕の心をもつ高校生がいるものだと感心しました。インターアクト活動している高校も多数ありますが、地元ローターアクト入会につなげられるか?インターよりローターが面白くできるか課題。
海外留学経験者・現に留学してきている外国の方双方の発表を聞き、人生に与える影響は大きいなと感じました。自分もこの時期に気づいていたら人生違っただろうなと思いました。
青少年育成プログラムでローターアクトと連携して外部の若者を引き込んでいることを初めて聞きました。それで、ローターアクトに入会実績があるとのこと。さらなるPRと拡大で取り込めるのではないかと感じました。
世界にも米山学友会のつながりがあり、大きく貢献しているのだなと感じました。日本のロータリーが誇れる活動であると改めて思いました。
松岡さん・今栁田さんが簡単かつ明瞭にメリットや意識の向上、友人づくり等、すばらしさ紹介くださいました。ローターアクトの地区代表でも今の課題を卓話として投稿してくれたら、会員全員がコメントで助言できるのになあと考えていました。文字で残せる強みです。
ロータリーは、青少年活動への重要性を認識し、予算配分が大きいことがわかりました。
日本の国家予算もこうであるといいのですが。
ロータリーファミリーをつくり、社会を平和にするという理念は、まさに、人づくりだと感じました。まずは、自分も意識を高めていくことだと感じました。
【松岡 高史】
1月21日(日)に鹿児島市で開催されたインターシティーミーティングに参加した。今回登壇の機会を頂き,「ローターアクトからロータリへの道」ということで,10分間スライドを交えて話をした。内容は,ロータアクトで活動したとき,地区役員を経験して学んだことやEクラブへ入会してから学んだこと及びEクラブの良さである。今回の発表の準備をするに当たり,これまでロータリーに関わった20年間を総括することができた。仲間の大切さ,周囲への感謝,奉仕の大切さを改めて感じることができた。
他にもインターアクトやローターアクト,米山奨学生,ロテックスなどの発表があり,ロータリー活動の幅広さを知ることができた。
私が最も印象に残ったのは,冒頭の講演であった。鹿児島西RCの古木圭介氏が「日本の若者たちへ なぜ今リーダーが必要なのか」という演題で話された。その中で,以下の4冊の本を紹介された。
『日本エリートはズレている』道上尚史
『武士道』新渡戸稲造
『旧制高校 真のエリートのつくり方』 喜多由浩
『幼児化する日本は内側から壊れる』 榊原英資
『武士道』は手元にあり,既に何度も読んでいる。残りの3冊を探しに,翌日早速,鹿児島大学の図書館へ行った。残念ながら『旧制高校 真のエリートのつくり方』しか置いてなかった。榊原氏の書いた別の本があったので,その2冊を借りた。
ローターアクターからロータリアンとなった今,これまでの経験を生かし,リーダーシップを発揮するときだ。講演の最後にあった「リーダーシップは地位ではなく,行動である」をモットーに励みたい。
【西 幸司】
鹿児島市内分区10クラブの主催「ホストクラブ(鹿児島東南RC)」で開催され、地域におけるロータリーファミリーの活動紹介で、まず古木 圭介様(鹿児島西RC・鹿児島県観光プロデューサー)『「日本の若者たちへ」なぜ今リーダーが必要なのか』を講演され、書籍紹介を兼ねて語られました。
『日本エリートはズレている(道上 尚史著)』日本のビジネスマンはグローバリゼーションがない・元発展途上国だった国々を未だに「上から目線」で見ている、それにアジア諸国の発展は日本人が思っている以上に進化している「観光立国を目指す(ASEANだけでも約6億人の市場がある、中国13億8700万・日本1億2686万の時代で海外旅行する人口割合で100%を超える国が有るのに日本は約30%ぐらい(ビジネスマンが大半)で一昔前の鹿児島県内高等学校約40校は修学旅行で海外で有ったが、現在テロや災害などで自粛してして数校になっています、まるで鎖国状態です。
『武士道(新渡戸 稲造著)』英文で書かれた世界的な名著で1862〜1933年の人生でアメリカ・ドイツに留学して、国際連盟事務次長(ジュネーブ)をされ、宗教観の無い日本人が道徳的規範は「武士道」に根差していた、真の国際人として当時世界から注目された人物。
『旧制高校「真のエリートのつくり方」(喜多 由治著)』真のエリート(リーダー)とはテーマに現在の技術国日本を世界に誇っていたトップ企業の検査偽装事件や色んな議員の不祥事問題発生で、私利私欲を捨て、国家・国民のために一身を投げ打って行動するリーダーを示す(Noblesse Oblige 高貴なる者は義務を負う)で、今大河ドラマ「西郷どん」で薩摩教育(郷中教育)などや旧制高校「明治半ぱから昭和25年まで全国に40校(帝国大学予科・台湾・満州を含む)10代半ばから20歳前後が入学し、男子の1%以下が入れた超エリートの卵たちに、全員が寄宿舎生活で共同生活の中で「哲学・文学・歴史など」と言った本を貧り読で高い教養を身に着けた者が帝国大学へ進み「政・官・財・学」のリーダーに進んだ。
『幼児化する日本は内側から壊れる(榊原 英資著)』常識を教える場を失った日本で、地方再生のキーポイント「国際化への対応・情報化への対応」で最重要ポイント「人材の育成(視野の広いリーダーを作る)」でこれこそが、幕末・明治維新に学ぶこと。
『ロータリアンは社会のリーダーとして「四つのテスト」を常に念頭に日常の仕事や生活をすること』と述べられました。
その後、ロータリーファミリーの部門別に説明発表が有り、最後に「RACからロータリアンヘの道」説明を松岡会長エレクトと今柳田SAAが担当し、現役教職員だけに若者たちを聴き込む様な話し方で最後に参加メンバーが舞台に上がりました。
松岡さん・今柳田さんの準備や大役有難う御座いました。
〈追伸〉
松岡さんのPowerPointのデーターを自己紹介部分を各個人に変えて会員増強やメークアップ増進に利用するツールにしたいですね。