ロータリーE-クラブは一般のクラブ(Traditional Club)とその活動に於いて異なるところはありません。
毎週例会を開き、奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を深めます。
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ロータリーに関する資料を集めてみました。参考にしてください。

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TOP »例会 »15-16年度 » 第6回例会(通算第52回例会)
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第6回例会(通算第52回例会)

例会の開催期間:2015年8月17日正午 ~ 2015年8月23日正午

例会プログラム

四つのテスト

ロータリーの目的

新「ロータリーの目的」
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

付記
「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動をおこさなければならないものであるということで、RI理事会の意見が一致した(ロータリー章典26.020)

ロータリーソング

1.奉仕の理想

奉仕の理想に 集いし友よ
御国に捧げん 我等の生業
望むは世界の 久遠の平和
めぐる歯車 いや輝きて
永久に栄えよ
我等のロータリー ロータリー

 

2.それでこそロータリー

どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローロー ロータリー

 

3.手に手つないで

手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
一つ心に おおロータリアン
おおロータリアン

 

4.ありがとうロータリー

富士の高嶺みつめて 地に足を踏みしめ
喜びと誇りを胸に 今もこれからも
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

それぞれのなりわいを それぞれの方法で
歩んできた だから今 新しい道がある
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の喜びに向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

君が代

会長の時間

会長の時間会長 桐明 桂一郎

 岩手県矢巾町で中学2年の男子生徒が電車にはねられ、死亡しました。報道によると、いじめを苦にした自殺とみられています。私たちが一番、残念に思ったのは何故、生徒が出していたSOSが生かされ、命を救うことが出来なかったかです。生徒は毎日、担任の教師に提出する生活記録ノートに、学校でいじめにあっていることを告げ、「もう死にたいと思います」「死に場所は決まっています」と、訴えていたという。本来なら学校全体で受け止め、対応すべきところだが、担任教師一人で抱え込み、適切な対応もできないまま生徒を死なせてしまった。まさに、痛恨の極みと言うほかない。
 
(社福)カリヨン子どもセンター理事長の坪井節子さんの講演要旨「子どもたちに寄り添うーいじめ・虐待・少年非行の現場から」がロータリーの友(6月号)に掲載されている。弁護士の坪井さんは東京弁護士会が設けた「子どもの人権救済センター」で27年間、相談員を務められています。ある中学生のケースが紹介されている。
 いじめを受けていた彼は何とか仲間に入れてもらおうと努力するが、ますますいじめ
がひどくなります。「みんなが僕のことを嫌いなんだ。僕がこの教室からいなくなれば、みんなが喜ぶんだ」と思うようになり、親に「僕、学校に行けないんだ」といいました。親は「何言っているのよ。頑張りなさいよ。強くなりなさいよ」と、励まします。彼は、その言葉を聞いた途端、命の綱がぷつっと切れた感じがしたそうです。彼は薬を飲み、もうろうとなっているところを発見され、幸い一命を取り留めました。両親は遺書を見て初めて息子が命を懸けるまで苦しんでいたことを知り、「学校なんか行かなくていい。ただ、生きてさえいてくれればいい」と、言いました。彼は、親のその一言を聞いて、もう一度、生きてみようかな、という気持ちになったそうです。
 
 坪井さんは、こうした子どもたちとの出会いの中で、何が欠けたら子どもたちが生きるか死ぬかのところまで追い詰められるのか、逆に何が回復される時に子どもたちが元気になっていくのか、三つの柱があると知ったといいます。「生まれてきてよかったね」「一人ぼっちじゃないからね」「でも、あなたの人生はあなたしか歩めないからね」。この三つの柱をきちんと立てていくと、死ぬか生きるかの子どもたちが立ち上がってくるという。あらゆる人権侵害が起きている場所で、この三本の柱を立てていくことこそ人権の擁護であることを、子どもたちから教えられた、と坪井さんは語っています。
 
 2011年、滋賀県大津市の中学校で起きたいじめ自殺事件を機に「いじめ防止対策推進法」がつくられました。学校や教育委員会で方針を作り、組織を設けて生徒の自殺を防止しようというものですが、今回の矢巾町の事件では法の趣旨は生かされませんでした。文部科学相の諮問機関「中央教育審議会」は全国の公立小中校に子どもたちの心の相談に乗るスクールカウンセラーを配置するする方針を打ち出していますが、まず学校が悩みを抱えた子供たちにしっかりと向かい合える態勢を整えていただきたい。
 
 もちろん、いじめや子どもの自殺は学校だけの問題ではありません。家庭や保護者をはじめ関係機関や民間の組織などと連携を取りながら地域ぐるみで取り組むべき課題です。子どもの命をどう守るか、私たち大人一人ひとりが問われているということではないでしょうか。
 

幹事・委員会報告

幹事報告幹事 今柳田 幸代

【ご案内】
Eクラブに関する案内
【理事会報告】
報告事項はありません。
 
【幹事からの連絡】
●「ガバナー公式訪問」について
 日 時  2015年9月13日(日) 10:00~12:00
 場 所  地区事務所 (都城市中町
 内 容  10:15~10:45  会長・幹事・会長エレクトとの懇談会
      10:50~11:50  ガバナー公式訪問(リアル例会)
      11:50~12:00  写真撮影
      12:00~12:30  昼食会
 
 ガバナー公式訪問は、直接ガバナーをお会いし、話ができる貴重な機会となりますので、可能な限り日程を調整していただき、ご参加いただきますようにお願いいたします。
 なお、出席の可否については、8月31日(月)までに、幹事(今柳田)まで、メールにてご連絡ください。よろしくお願いいたします。

 
地区及び分区に関する案内
「地区大会」のご案内
 日 時:2015年10月16日(金)~18日(日)
 場 所:ホテルメリージュ延岡,延岡総合文化センター 他
 日 程:2015年10月16日(金)
     地区大会記念ゴルフ大会,地区財務・各種委員会,
     RI会長代理歓迎晩餐会・ガバナーエレクト激励壮行会
     2015年10月17日(土)
     地区諮問員会,ガバナー補佐・部門長・会長・幹事合同協議会,第1本会議,
     会員交流大親睦パーティー
     2015年10月18日(日)
     第2本会議,フェアウェルパーティー
 登録〆切:2015年8月25日(火) 【クラブ内〆切 8月17日(月)】
 登録料:大会登録料 9,000円,親睦パーティー 7,000円 他

 *現在、岡村さん、池さん、小牧さん、松岡さん、福島さん、無漏田さん、菊地さん、戸高さん、菊地さん、中村さん、宮本さん、桐明さんから返信が届いております。
 *出欠のご連絡を頂いていない会員の皆さまへ

  至急、ご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

●「
地区補助金管理セミナー」のご案内  
 日 時:2015年 8月23日(日) 13:00~17:00
 場 所:メインホテル 5F(宮崎県都城市上町8-9 ☎0986-23-3131
 対 象:現在及び次年度以降、クラブプロジェクトを計画され、地区補助金やグローバル補助金の申請を予定されているクラブ、または立案を研究したいクラブ
    クラブ会長、幹事、財団委員長の中から最低お一人、または会長が指名した者
 登録料:お一人 ¥2,000 (※当日、受付にて徴収)
 登録〆切:7月31日(金)迄
 その他:昼食は各自でお済ませください。

*吉永さんが出席する予定です。

●「米山記念奨学会セミナー」のご案内      
 日 時:2015年 9月20日(日)14:00~16:00  *受付開始 13:30~ 
 場 所:メインホテル 5F(宮崎県都城市上町8-9 ☎0986-23-3131)
 議 題: ①米山記念奨学会の事業について
      ②世話クラブおよびカウンセラー制度について
      ③学友会制度について
      ④寄付推進について
      ⑤その他 質疑応答
 登録料:¥1,000 (当日、受付にて徴収)
 その他:昼食は各自でお済ませください。

*廣田さんが出席する予定です。

●「第2期RLI-2730パートⅢ」のご案内   
 日 時: 2015年9月20日 (日)  登録受付 09:30 ~   
     開会式・オリエンテーション 10:00~10:25
     1時限目分科会         10:30~11:15
     2時限目分科会         11:25~12:10
     3時限目分科会         13:00~13:45
     4時限目分科会              13:55~14:40
     5時限目分科会                 14:55~15:40
     6時限目分科会                 15:50~16:35
     閉会式・講評・評価表提出    17:15~17:30
 場 所:鹿児島県市町村自治会館 (鹿児島市鴨池新町7番4号 TEL 099-206-1052)
 登録料:6,000円 (当日受付にて現金で申し受け)
          ※尚、登録料につきましてはクラブ負担にてお願い申し上げます。
 持参品:筆記用具、テキストお持ちの方は必ずご持参下さい。
 その他:各クラブ1名、会員数30名以上のクラブは出来れば2名以上のご推薦をお願いいたします。もちろん各クラブの自由参加ではあります。また、どのパートからでも参加できます。

*参加希望の方は、幹事(今柳田)まで ご連絡ください。

 
●「全国ロータリーEクラブフォーラム」のご案内  
 開催日程:2016年5月15日(日) 13:00~18:00
 開催場所:京都ホテルオークラ
 プログラム:13:00-13:30 登録・受付
       13:30-13:50 開会点鐘・開会宣言・国歌と奉仕の理想斉唱・
              来賓紹介および参加クラブ紹介・フォーラム歓迎とご
挨拶
         13:50-14:10 基調講演「Eクラブの経緯と今後の展望」
         14:25-15:00 分科会(3グループ:分科会の進行説明・名刺交換および自己紹介)
            1) クラブ管理・運営部門(例会・クラブ運営等含む)
            2) 会員増強と研修部門
            3) 奉仕活動部門(DDF.WF等の利用と寄付等含む)
         15:15-15:30  分科会の報告(5分×3分科会)
         15:30-15:45  講評・閉会宣言・閉会点鐘
         16:00~17:30  懇親会
            開会挨拶、乾杯
            閉会挨拶・ロータリーソング「手に手つないで」

*参加を希望される方は、幹事(今柳田)まで ご連絡ください。
 
● 「全国ロータリー・ポリオプラスプログラム研修セミナー」のご案内
 日 時:2015年8月23日(日) 10:00~16:00
 場 所:増上寺(講堂)  (東京都港区芝公園4-7-35)
 登録料:8,000円
 内 容:基調講演1「ポリオ撲滅新戦略で果たして撲滅は可能なのか?」 関場慶博
     基調講演2「ポリオサバイバーの視点から」          稲村敦子
     基調講演3「ポリオとの戦いの歴史」             江崎柳節
     基調講演4「インドにおけるポリオとの戦い」    森脇康之・永田雄治
     報   告「8/22 ポリオ撲滅募金額等活動報告」      嶋村文男他
     パネルディスカッション「We are this close to eradicating Polio」
 登録〆切:2015年7月17日(金)

*参加ご希望の方は、幹事(今柳田)まで、ご連絡ください。


● 「第13回日韓親善会議」のご案内
 日 時: 2015年9月4日 13:00 ~
 場 所: グランドプリンスホテル新高輪「飛天の間」 (東京都港区高輪3-13-1 03-3422-1111)
 登録料:15,000円(晩餐会含む) (8/14(金)までに振込)
 内 容: 当日プログラム(案)
      <本会議>
       13:00 登録開始
       14:00 オープニング
       14:20 両国旗入場 両国歌斉唱
       14:30 開会点鐘―--挨拶
       15:00 日韓親善会議の歴史
       15:30 基調講演「ゴリラから見た人類の起源(仮)」
               京都大学総長・山極寿一氏
       16:30 特別講演(目下依頼中)
       17:30 2016年ソウル国際大会に向けて
               2016年ソウル国際大会共同委員長・小沢一彦氏
       18:00 閉会点鐘
      <晩餐会>
       18:30 晩餐会開始
 登録〆切:7月20日(月)まで (地区ガバナー事務所でまとめて申込み)

 
他クラブの行事等に関する案内
案内事項はありません。
 
【出席報告】
Eクラブ 出席率
第5回例会(通算第51回例会):2015/8/10~2015/8/16
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
出席率
25 25 23 0 92.00%
第4回例会(通算第50回例会):2015/8/3~2015/8/9
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
席率
25
25
22
0
88.00%
第3回例会(通算第49回例会):2015/7/27~2015/8/2
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
出席率
25 25 24 0 96.00%

メーキャップ報告
第5回例会(通算第51回例会)にメーキャップされた方は、以下の1名(地区内0名、地区外1名)でした。
江口 圭介さん  (佐世保西RC)    
 
【Eクラブ行事等の報告】
報告事項はありません。

 
【その他 報告】
報告事項はありません。

 

委員会報告ロータリー財団委員会「2015-16年度の活動について」  ロータリー財団委員会委員長 今福 修吾
米山奨学委員会「2015-16年度の活動について」  米山奨学委員会委員長 廣田 みき

ロータリー財団委員会
委員長:今福 修吾
【 委員長挨拶 】
 本年度は、ロータリー財団の取り組みに関する会員の理解向上を図り、寄付を積極的に実施していただくよう依頼する。また、Web例会場を活用した寄付をしやすい環境つくりやクラブ内の寄付実績等について例会等で周知を図るなど、寄付に対する意識を高める取り組みを実施する。
合わせて、地区補助金に関する理解向上を図り、寄付するだけでなくその有効な活用方法についても検討する。
【 年次目標 】
年次寄付目標【2730地区目標】:150$/人(日本円:約18,500円)
※まずは前年実績(約3,300円/人)を超えるよう、可能な範囲での寄付を依頼する。
【 年次計画 】
(1) 例会を活用した財団への寄付意識を高める啓発活動の実施
(2) Web例会場の改造による寄付しやすい環境の構築
(3) Web例会場での会員寄付実績及び地区振込実績報告の実施
(4) 地区補助金の活用に関する啓発活動の実施
【 活動計画 】
タイトル 寄付しやすい環境つくりのためのWeb例会場の改造
活動内容 会員が各種寄付(財団、米山、ニコニコ)を簡単に実施できるようにする
活動時期(期間) 7月~8月
予算 50,000円
備考 米山奨学金委員会と協力して検討する
タイトル ロータリー財団月間に伴う寄付啓発プログラム
活動内容 ロータリー財団受給者等による記念講話(寄稿)の実施
活動時期(期間) 11月
備考 2730地区内で該当者がいないか調査する。
 
米山奨学委員会
委員長:廣田 みき
【 委員長挨拶 】
 ロータリー米山奨学事業をご理解頂くために「HP」や「ハイライトよねやま」などを活用し、会員の皆様に活動情報を提供し、寄付頂くように働きかけていきたいと思います。
 今年度宜しくお願い致します。
【 年次目標 】
 1 ロータリー米山奨学事業についての理解
 2 ロータリー米山奨学事業への寄付金に関する年次目標立案及び実施(啓発活動含む)
【 年次計画 】
タイトル 米山記念奨学委員会勉強会
活動時期(期間) 未定(毎月開催される委員会にて実施)
備考 例会希望日…9月,11月,1月,3月
タイトル 米山記念奨学事業への寄付意識の啓発
活動内容 ①米山記念奨学事業への寄付の種類及び方法
②寄付者に対する表彰制度について
③当クラブでの年次目標について
備考 連携委員会…ロータリー財団委員会
 

メインプログラム

一生成香No20 (続)「終戦記念日に思う」研修リーダー 菊地 平

「一生成香」No20 (続) 終戦記念日に思う
研修リーダー 菊地 平

 昭和という時代が終戦を境に劇的に変わって、昭和20年8月15日には全ての日本人にドラマがあり、昭和という時代を生きた人達は自らのドラマを抱え込みながら、昭和後期を生きてきたのだと思います。
 私は昭和21年4月には、旧制・宮崎中学1年生でしたが、海軍予科練帰りや陸軍幼年学校帰りの上級生がつけた5年生の襟章を眩しく見ながら登校しました。学校は戦災にあっていましたから、午前中は焼け跡の跡片付けにモッコかつぎ、運動場はサツマイモ畑になっていました。午後からは工業学校の校舎を借りての3時間の学習、弁当を持参しない生徒に配慮して、昼食時間は校内・何処で食べても良いことになっていました。今でも母校の大宮高校では昼食時間はフリーの伝統です。ララ物資のお世話になる事は2~3年後小学校からでしたからいつも空腹で、当時の親達は良くぞ子供を宝のように育てたものだと思うのです。何しろ食堂では並んで~1杯のトコロテンをどんぶりに~それでも十分満足していたのですから。
 当時、我が国は、衣食住全ての面で、極端な窮乏状態にありました。「腹を空かせ、病に苦しむ日本の子供たちを救おう」と食料品や医薬品、更には日用品など膨大な救援物資が「ララ物資」あるいは「ケア物資」として海外のNGOの手のよって届けられ、1946年から1952年までの間に、1400万人以上、当時の日本人の6人に1人の割合でその恩恵を受けたと言われます。このことは別に書きます。
 小学校時代は、上海第1から第8日本国民学校へと自宅転居の都合で転校しましたが、5年生になると、大日本海洋少年団員として海軍陸戦隊の夏季訓練入隊・市中行進~校庭は一部ヒマの栽培(ヒマ油を取って軍に拠出)~軍馬飼料の草刈~上海神社の清掃など戦時体験でした。そのうち~通信隊の兵隊が一部教室に駐屯するようになっていましたが何人かは出征して行きました。学校にはプールに、屋根付き土俵場もあって、関取・九州山が巡業に来て相撲も身近に見ていました。6年生になると私は帰国していましたが、軍事教練を兵隊から受けるようになったと後年友人から聞きました。自宅では、父の仕事で中国人の通訳がいました、名前は葉正銘といい書道など習ったものでした。
 もともと日本は、中国から文化や宗教など多くを学んで来ましたし、友好な時代のほうが歴史上では多かったのに、近代百年のなかで、ある時期だけが不幸であったのですから、それを教訓に平等の関係を作るべきだと、つくづく思うことです。
 15年戦争と言われる関係では、中国人は、家族や親類の誰か一人は日本兵に殺されている~とも言われます。例えば、私の親戚のなかでも必ず誰かが、日本に勝手にやってきた他国人に殺されていたとすれば、やっぱりその事を決して忘れないし、心の中では許さないと思う、その事と同じことなのでしょう。仕方のないことではありますが、私達の父や祖父の世代の罪過の何分の一かは、次の世代の人が引き受けなければならないことではあると思います。かといって、何も中国人を見たらすぐ謝るとか、口にするする必要はないけど、そういう気持ちを持っていれば、自然と理性ある対応が出来るのではないでしょうか?
 2年生で転校した第8国民学校の登校途中には、日華事変の跡が生々しく残っていて新聞社の破壊跡では、印刷用の印字を拾ったり、爆弾の破片を大事に見せ合ったりでしたから、~それが帰国したらアメリカの爆撃機から落とされた時限爆弾の破裂した見事な切り口の破片を見せ合う、のう天気な少年だったのです。
 宮崎市も延岡市も鹿児島市も跡形もないぐらい戦災に、全国多くの都市が罹災したようにしかも無差別に焼かれたのでした。随筆家・海老名香葉子さんが雑誌・「致知」に『東京大空襲の惨禍を風化させてはいけない』と次のように書いています
 今から70年前の3月10日未明、東京は388機のB29によって2時間にわたる爆撃を受けました。公の記録には、房総半島から敵機が襲来したとありますが、私は疎開先だった静岡県内の山上から、駿河湾上空を多数の敵機が東京方面に向かっていくのを目撃しました。幼いながらもこの目で見たことだけに、真相についてはいまも疑問に残るところです。B29は東京湾上に到達すると、次々と焼夷弾を投下していきました。それがどれだけ恐ろしいものであるかは、筆舌に尽くしがたいものがあります。地上1万メートルから投下された1個の焼夷弾は、空中で2度にわたって散乱し、地上700メートル付近に到達した時点で、実に700個近くの爆弾になって落ちていきました。爆弾には特殊な油分が塗られており、粘着性を持った火の玉が雨あられのごとく降りそそいだのです。当時、東京一帯は紙と木でできた住宅密集でしたから、ひとたまりもありません。街は焼夷弾であっと言う間に火の海と化しました。また、焼夷弾は住宅だけでなく、生きた人間にも襲いかかりました。粘着性を持った爆弾が体の一部に付着すると、取り払う術がありません。原爆は一瞬にして人の命を奪いましたが、東京大空襲はそれとは比べられないほどの卑怯なやり方で、一夜にして十万人の命を奪ったのです~と。
 ~平和に浸り過ぎて70年、10年後の戦後80年には戦争の語り部は居なくなります。時の流れに身をまかせてぼんやり生きていいのかな~・憲法を守ってきて、日本は他国とは違う国になったのに~いろいろ思うことです。


今週の例会の質問と課題

今週の例会の質問と課題は・・・

例会の質問

【あなたは次の内容をご存知ですか?】

「2730 ジャパンカレントロータリーEクラブ細則」
第5条 会合
第2節 本クラブの例会は、毎週月曜日12:00より日曜日12:00に開催する。例会に関するあらゆる変更または例会の取消は、クラブ会員全員に然るべく通知するものとする。

例会の課題(感想)

Q1)「メインプログラム」についてご意見・ご感想をお書き下さい/

Q2) 例会に参加された感想をご自由にお書き下さい/
  (宜しければ「会長挨拶」「委員会報告」等の感想やご意見もお寄せください)


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