ロータリーE-クラブは一般のクラブ(Traditional Club)とその活動に於いて異なるところはありません。
毎週例会を開き、奉仕プロジェクトを実施し、ロータリー財団を支援し、会員同士の親睦を深めます。
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ロータリーに関する資料を集めてみました。参考にしてください。

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第43回例会(通算第45回例会)

例会の開催期間:2015年6月22日正午 ~ 2015年6月28日正午
14-15年度RIテーマ ロータリーに輝きを

例会プログラム

四つのテスト

ロータリーの目的

新「ロータリーの目的」
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある。

1.知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
2.職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること。
3.ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
4.奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

付記
「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、また同時に行動をおこさなければならないものであるということで、RI理事会の意見が一致した(ロータリー章典26.020)

ロータリーソング

1.奉仕の理想

奉仕の理想に 集いし友よ
御国に捧げん 我等の生業
望むは世界の 久遠の平和
めぐる歯車 いや輝きて
永久に栄えよ
我等のロータリー ロータリー

 

2.それでこそロータリー

どこで会っても やあと言おうよ
見つけた時にゃ おいと呼ぼうよ
遠い時には 手を振り合おうよ
それでこそ ローロー ロータリー

 

3.手に手つないで

手に手つないで つくる友の輪
輪に輪つないで つくる友垣
手に手 輪に輪 ひろがれまわれ
一つ心に おおロータリアン
おおロータリアン

 

4.ありがとうロータリー

富士の高嶺みつめて 地に足を踏みしめ
喜びと誇りを胸に 今もこれからも
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

それぞれのなりわいを それぞれの方法で
歩んできた だから今 新しい道がある
ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の喜びに向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

ありがとうロータリー
出逢えた奇跡 奉仕の理想に向かって
ありがとうロータリー
分かち合うしあわせ
共に歩もう 未来をみつめて

会長の時間

会長の時間会長 東 岳也 

第45回例会 2015.6.22-2015.6.28 [ 会長挨拶 ]

会長:東 岳也

みなさん、こんにちは。2730ジャパンカレントロータリーEクラブ第45回例会を開催いたします。
21日に開催されました、2014-2015年度宮崎県西部分区ガバナー補佐東篤徳様、2015-2016年度同ガバナー補佐木場智彦様をお迎えしてのリアル例会に参加された皆様大変お疲れ様でした。
ま た、今回はWEB例会のほうにも全員の方に投稿していただき、実際にお二人のガバナー補佐にも閲覧していただきました。記事を閲覧し、規定文字数を打ち込まないと例会出席とならないというEクラブの特性を知って頂くきっかけとなり、また、東ガバナー補佐の退任あいさつに付けられているコメントを見られ、出席をした者全員から反応があることを実際に体感していただけたと思います。

さて、先週もお伝えしましたが、6月23日に当クラブは創立1周年を迎えます。
創立の段階から今日まで、大迫三郎パストガバナーをはじめ、田中ガバナー、長峯基特別代表、深尾兼好開設準備室委員長を中心とした多くの皆様のお力添えによってこの1年を乗り越えることができました。まずは、この皆様に感謝申し上げたいと思います。

リアル例会でもご報告させていただきましたが(詳細は次週のメインで同内容を報告いたします)
この間、多くの地区行事や分区行事に出席させていただきました。
そのたびに、温情あるお言葉をかけていただき、私たちは恵まれた環境の中に創立できたことを本当にうれしく感じるところであります。
また、少しずつではありますが自クラブの事業ととしてロータリーデー「ポリオ撲滅のための募金活動」を鹿児島、宮崎と2回に分け実施し、クラブ独自の活動も始まりました。
今後もどのような活動が私たちに有効であるのか、あせらずにしかし確実に実行できるものを確立していくことができたらと思います。

また、7月19日、国際ロータリー第2740地区(佐賀・長崎)2015-16年度クラブ奉仕・会員増強セミナープログラムにパネリストとして東が参加することになりました。
九州で初めてのEクラブとして創立し、第2700地区(福岡)も現在創立に向け動きだしました。
これから、準備に入りますが、ひとつ、「実際の例会の様子を見せてもらうこと」が要望の中に入っております。
当日までの1回、1回の例会を大切にしながら準備していきたいと思います。

いよいよ次週は最終例会です。
よろしくお願いいたします。
 


幹事・委員会報告

幹事報告幹事 今柳田 幸代

【ご案内】
Eクラブに関する案内
【理事会報告】
報告事項はありません。
 
【幹事からの連絡】
●「次年度前期の会費納入」について   !! 要確認 !! 
 次年度前期の会費納入についてのメールを送らせていただきました。
 納入期限は 7月1日(水)です。期限までの納入をよろしくお願いいたします。
 
●「次年度活動計画の作成」について  !! 要確認 !! 
 5月24日(日)に延岡において地 区研修協議会が開催され、各部門ごとに来期の活動方針が示されました。これを受けて、Eクラブの来期活動計画を作成していきます。5月31日付けで来期委員長宛てに計画書 の作成についてメールを送らせていただきした。研修委員会、会員増強拡大委員会、クラブ管理運営委員会は計画書が未提出です。早急に内容をご確認の上、委員会ごとに協議し、計画案の提出をお願いいたします。
 
地区及び分区に関する案内
● 「広報・公共イメージ部門 クラブ委員長会議」のご案内

 日 時:平成27年(2015年)7月18日(土) 13:00 受付開始
     13:30 会議開始 ~ 16:00 終了
 場 所:メインホテル 4F きりしま (都城市上町8-9 ☎0986-23-3131)
 登録料:お一人 ¥2,000 ※当日、受付にて徴収致します。
 内 容: ・全クラブWEB保有化(現状、更新方法等)
      ・facebookの活用(登録とグループの活用推進)
      ・広報活動(記事等の収集、報道発表について)
      ・ロータリアンロータリーの魅力を語る(新コンテンツとして推進)
      ・雑誌関連
      ・クラブのIT化について(事例を紹介)   【内容は変更になる場合もあります】
 その他:昼食は各自でお済ませください。
 登録〆切:2015年7月3日(金)

*現在、公共イメージ委員会で出席を検討して頂いております。公共イメージ委員会以外の方で、こちらのセミナーを受講されたい方がいらっしゃいましたら、幹事(今柳田)までご連絡ください。


● 「全国ロータリー・ポリオプラスプログラム研修セミナー」のご案内

 日 時:2015年8月23日(日) 10:00~16:00
 場 所:増上寺(講堂)  (東京都港区芝公園4-7-35)
 登録料:8,000円
 内 容:基調講演1「ポリオ撲滅新戦略で果たして撲滅は可能なのか?」 関場慶博
     基調講演2「ポリオサバイバーの視点から」          稲村敦子
     基調講演3「ポリオとの戦いの歴史」             江崎柳節
     基調講演4「インドにおけるポリオとの戦い」    森脇康之・永田雄治
     報   告「8/22 ポリオ撲滅募金額等活動報告」      嶋村文男他
     パネルディスカッション「We are this close to eradicating Polio」
 登録〆切:2015年7月17日(金)

*参加ご希望の方は、幹事(今柳田)まで、ご連絡ください。
 
他クラブの行事等に関する案内
案内事項はありません。
 
 
【出席報告】
Eクラブ 出席率
第44回例会:2015/6/15~2015/6/21
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
出席率
24 24 24 0 100%
第43回例会:2015/6/8~2015/6/14
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
出席率
24 24 22 0 91.67%
第42回例会:2015/6/1~2015/6/7
会員数
出席義務
会員数
出 席
会員数
出席免除
会員数
席率
23
23
21
0
91.30%

メーキャップ報告
第44回例会にメーキャップされた方は、以下の3名(地区内1名、地区外2名)でした。
柏木 英壽さん  (志布志みなとRC) 佐藤 理さん  (倉敷RC)
  田崎 賢一さん (大村北RC)
 
 
【Eクラブ行事等の報告】
● 「創立1周年記念リアル例会」の報告
 2015年6月21日(日)に都城のメインホテルの地区事務所をお借りして、2730ジャパンカレントロータリーEクラブの創立1周年記念リアル例会を開催いたしました。今年度・次年度担当ガバナー補佐の東様と木場様のお二人をお迎えしてのリアル例会、懇親会でした。
 今回は東会長のコメントを少し紹介いたします。

『昨年の年明けから会長として指名を受け、何もわからないまま、仮クラブ、創立、そして1周年ときてしまいました。...また、会長としてリアルに人前に立つのは本日が最後でした。
23日、30日と改めてご挨拶させていただきますが、何とか最終日を迎えることができそうです。ありがとうございました。』


  
 
【普通寄付金のお願い】
米山奨学会から普通寄付金の依頼がありました。
米山奨学・ロータリー財団の寄付については昨年11月15日付け今福財団委員長から各会員あてメールが発出されておりますが、各会員のご協力をお願いいたします。
 
【その他 報告】
●「地区社会奉仕委員会セミナー」の報告
 2015年6月20日(土)に指宿市市民会館の会議室で「地区社会奉仕委員会セミナー」が開催され、Eクラブからは宮本さん、松元さん、今柳田の3名で参加してきました。
 テーマは『DVと児童虐待について』で、佐賀県DV総合対策センター所長の原健一さんが講演されました。これまでの相談事例を通してのお話で、とても考えさせられました。
 会場を出る時に、指宿RCの皆さまと一緒に記念撮影もできてました。アロハシャツが指宿を感じさせますね。
 

●第2740地区クラブ奉仕会員増強セミナー 【パネリストの依頼】 
 当クラブ認証状伝達式にお越しいただいたRID2740岩永PDGから長峯特別代表を経由し、パネリストの依頼があり、東会長と桐明会長エレクトで協議された結果、東会長が参加されることになりました。
 九州初のEクラブとして他地区へも情報発信ができる機会となります。東会長におかれましてはご多忙のところ遠方までご苦労をかけますが、よろしくお願いいたします。
 
 日時 : 2015年7月19日(日)
 場所 : 東彼杵町総合会館文化ホール
 内容 : パネルディスカッション  (コーディネーター 岩永信昭PG)
      テーマ「多様性に富んだ会員増強 ― Eクラブの紹介」
      ・総説(10分)               : 岩永信昭PG
      ・パネリスト発表(20分):
        「イブニングクラブの成功そしてEクラブ設立に向けて」
                               稲益一郎 (第2700地区 2009-14年度拡大・会員増強委員長)
      ・パネリスト発表(20分):
        「九州初のEクラブ創立会長として」
                               東 岳也 (第2730地区 2730ジャパンカレントロータリーEクラブ会長)
      ・質疑応答(10分)

委員会報告研修委員会(地区研修協議会参加者)

次年度のための地区研修協議会 報告 No7<奉仕プロジェクト部門
報告者:松元 直美
山田忠茂部門長
・地区内連携の構図説明(6部門の連携・地区DLPによる組織)

・奉仕プロジェクト部門説明
・鹿児島東南RCによる献血啓発活動を例に挙げ、CLP・財団補助金についてはなくてはならないものであると説明。
・各クラブの長期計画を立て取り組んでいくことの大切さ。
・「2012・2013年 福島キッズ㏌宮崎・鹿児島」取組についての報告
 職業奉仕…職業を通した提供 青少年奉仕…インターアクト→ローターアクトへ。
 委員会同士の繋がりによって成功。
・奉仕活動資金の制度変更…6部門の連携が重要。財団部門の資金活用の制度の熟知が重要な鍵に。各クラブ、CLP実施後、財団補助金の活用がプロジェクトの成功の鍵に。
・ライラ…青少年指導者育成プログラムを社会奉仕・職業奉仕として考える。
 ロータリーは世界的組織。地域に関しての奉仕を若者に向けていくことが課題。委員会連携を密にして運営。
・情報交換をしっかりし、的確に各クラブの委員会に伝達。また、各委員会によるセミナーに出席し、委員会の基本的活動内容・他クラブの活動内容・財団資金の活用等の情報を共有し、自クラブにフィードバックし活動に活かすこと。

*部門別会議「職業奉仕(4つのテスト)委員会」報告
福永健一委員長
 ・ロータリーの職業奉仕について  人の心を読むサービス。
  「知る・学ぶ・そして奉仕する」職業奉仕はロータリーの根幹である。
  ロータリーは職業奉仕を通じて奉仕活動を行いながらお互いの倫理観を高めようとする運動を行う団体。その根幹は、愛であり思いやりの心。
  「最もよく奉仕するもの、最も多く報われる」
 ・シェルドンの存在
  事業の繁栄・永続は顧客や関係者への思いやりが必要。サービスが必要で「Service」と定義。ポール・ハリスが方針転換で目指した奉仕の理念を、シェルドンが独自の経営学で理論づけ。
 ・ロータリアン
  一業種一会員、例会出席の義務。例会で職業を通じて社会に貢献・奉仕することの必要性を学び、業界をより良く変えていくリーダー。
 ・奉仕の理想
  職業における高い倫理性を維持すること、」他人のことを思いやり、他人のために尽くすこと。
  笑顔で迎え、笑顔で見送る。どうしたら喜ぶかを考えてあげる。
・国際ロータリー2012~2013田中作治次会長のDVDに学ぶこと
・仕事をしている人の人間力で人を喜ばせる。 → 職業奉仕
〇山下PG助言
 「効果的なクラブとなる為の長期計画を」クラブを今後どうしたいのか?
  会員を何名にするか?どういう考え方で奉仕プロジェクトに参加するのか、青少年奉仕との関係等クラブを発展する為にどうしていくかをディスカッションする 場を設ける。3年・5年後の目標設定をして提出。クラブでディスカッションして、きちんとした形で将来像を書いていくこと。
 
次年度のための地区研修協議会 報告 No.8<ロータリー財団部門分科会
報告者:今福 修吾

「ロータリー財団部門分科会」では「地区補助金」について詳細な説明がありましたので報告します。
まず、今年度の地区補助金額は「8,673千円」とのことでした。
地区補助金額の決定方法は、3年前の年次寄付と恒久基金運用益の50%が地区財団活動資金(DDF)となり、その50%(最高)が地区補助金として活用されます。

2730地区での地区補助金申請例としては、
① 障害者に関するもの・・・障害児に対する水泳指導員育成
② 高齢者に関するもの・・・介護老人に「かるた」でリハビリ
③ 物品寄贈に関するもの・・・生涯施設へAED
④ 環境に関するもの・・・EM菌を使った水質浄化
⑤ その他・・・青少年への献血推進活動
などがありました。
また、次の「地区補助金申請日程」は来年1月~3月末までとのことでした。詳細については今後の例会の中で委員会報告としてお知らせしていきたいと考えます。

寄付をすることはロータリアンとして大切なことですが、そのお金を奉仕プロジェクトに活用していくことも大切なことです。次年度の活動として、まずは寄付の 必要性を会員にお伝えし積極的な寄付をお願いするとともに、当Eクラブで実施できる「満たされないニーズにこたえる活動」について奉仕プロジェクト委員会 と協力して検討していきたいと考えます。

次年度のための地区研修協議会 報告 No.9<幹事、クラブ研修委員会関係、クラブ管理委員長
報告者:東 岳也
全体会
・松田部門長から今年度の部門の構成について
 従来の構成に加え、「SAAアドバイザー」県に1名ずつ配置した。
・部門別会議1(参加者:東・今柳田)
 地区クラブ研修委員会古江委員長司会の元、進行がなされた。
・CLP及びDLPについて クラブ研修リーダー、研修委員会、地区研修委員会との連携の必要性
・クラブからの意見として
 
CLPによって活性化したクラブがあるのか
 CLPによってクラブが活性化したとは思えない
・川平直前地区研修委員長から
 CLPは、「四(五)大奉仕を基軸とした奉仕プロジェクトを実現するために、クラブを活性化させる効率的なシステムとしてRI理事会が承認したのは 2004年であり、その受け皿としてDLPを整備するというものであり、ただ、CLPに関してはRIがクラブに命じることはできず、クラブの裁量に任され ているのでもたついている。
一方、地区はRIの下部組織であってRIと一体化しており、RIの命に基づきDLPの整備を義務化したのであって、クラブはDLPに基づき、ガバナー補佐を介して地区を利用し、活用することが出来るのである。
・今林アドバイザーからの総括
フロアから多くの意見が出たことは、喜ばしいことであった。
CLPに関して、自クラブでも、「四(五)大奉仕委員会」を削除するに忍びなく、残しているところである。
CLPを実行に移すための「長期戦略計画」は財団委員会と協力しながら進めて欲しい。

参加した感想として、当クラブは創立時からCLPに対応した委員会構成であるが、最後の今林パストガバナーの総括にあるように、委員会名としての「五大奉仕」はクラブ奉仕委員会に統合されたように見えるが、その五大奉仕の考えについては、定款の5条に残されているし、クラブ奉仕委員会の下に5つの小委員会をただ置くというわけではなく、それぞれの委員会がこの五大奉仕の考えを取り入れるべきであり、また個々のロータリアンとしても日々の生活の中で常に五大 奉仕の考えを取り入れていくべきではないかと感じたところである。

メインプログラム

一生成香No16「一生成香について」研修リーダー 菊地 平

一生成香No17「一生成香について」
研修リーダー 菊地 平
今年度、この欄を「一生成香」として駄文と知りつつ、出稿させていただきましたが、都度ご感想を頂き、かえって元気をいただき、また反省の欄となってきました。
テーマーの出典などを書き、今年度を締めたいと思います。
宗教に無関心なことでは世界有数のわが日本国民でありますが、あえて身近な宗教を問うならば、仏教がその優位を占めると思います。
~ほんのりと鼻孔をくすぐる線香とローソクの匂い、そして地の底からしみ出るかのような読経の声、それを演出するのは、袈裟を掛けた僧侶。仏道を成就せんと出家した人。毎日毎日繰り返しの勤めをこなし、仏の道に仏と一体化することを旨とする人。~
私達が持っている僧侶のイメージは大体このようなことでしょうか?
それを「お坊さん」「和尚さん」とすると陰と陽ほどの開きが出てきます。
そして私達を童心に還らせた時、大きな慈愛を感じるのは、後者の方です。私はその代表格の「良寛さん」が好きで「全国良寛会」にあって少しだけ勉強をしたものです。良寛の座右の銘なのですが、
「生涯香りを成せ」と言われても、説明しにくいので私なりに解釈すると、次の「相田みつを」の詩がピッタリくると思うのです。
    ~~あなたが そこに ただいるだけで
       その場の空気が 明るくなる
       あなたが そこに いるだけで
       みんなの心が やすらぐ
       そんなあなたに わたしもなりたい~~
また、画家・山下清を主人公にしたドラマ「裸の大将」の主題歌「野に咲く花のように」でもありましょうか?
   ~~ 野に咲く花のように 風に吹かれて
       野に咲く花のように 人をさわやかにして
       そんなふうに 僕たちも
       生きてゆけたら すばらしい
       時には暗い 人生も
       トンネル抜ければ 夏の海
       そんな時こそ 野の花の
       けなげな心を 知るのです~~
良寛さんの人柄がイメージいただけたでしょうか?
良寛が44歳から59歳まで過ごした「五合庵」を新潟・国上山に尋ねてみました。杉林の中2坪の清貧そのものが偲ばれる庵で、雪深い長い冬をどうやって過ごしたのか、身も凍える思いで立ちつくしたものでした。
良寛はイタリアの聖フランチェスコの再来とも言われていることもあって、
イタリア・アッシジも観光で寄ってみました。聖フランチェスコは大富豪の御曹司に生まれながら、裸一貫で家を出て、民衆に「清貧に生きよ」と説いたのでした。時の国王は彼に絶対服従を示し、多くの民衆の魂を救ったと言われます。
良寛は、口で念仏を唱えることも無く、人に説教することもありませんでした。いわゆる「宗教家」がするように、自分を一段高く持ち上げて、「衆生を救う」と言ったり、また「人に教義を説く」こともせず、おごらず、いばらず、声高に言うこともせず、ただ、清貧を運命として、自分の生き方を、身を持って教えたと言うことだと思います。
1827年、越後美人の貞心尼はかねてより、聞こえていた良寛禅師を慕い、出雲崎に訊ねます。良寛69歳・貞心尼29歳、初めての師弟となります。良寛没後に貞心尼によって書かれた「蓮の露」に等身大の良寛を見ることが出来ます。
「炊く程は 風が持て来る 落ち葉かな」の生活も、貞心尼に看取られながら座禅をしての永眠で、残した辞世の句と言われるのが「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」。晩年の良寛に仏がご褒美として出会わせた貞心尼との4年間と思えば心が和みます。
(私がかつて、ガバナー月信に掲載したものです)
 
 

今週の例会の質問と課題

今週の例会の質問と課題は・・・

例会の質問

本Eクラブの所在地域は、ロータリークラブが存在する全世界の国・地域とし、ウェブのwww. Jce2730.org 上にあることを知っていましたか?
(2730ジャパンカレントロータリーEクラブ定款第3条 クラブ所在地域)

例会の課題(感想)

Q1)今回の「委員会報告」についてご感想をお書き下さい/

Q2)今回の「メインプログラム」についてご感想をお書き下さい/


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